『レクイエム』
WAKE OF DEATH(2004年アメリカ)
監督 フィリップ・マルチネス
脚本 フィリップ・マルチネス
ミック・デイヴィス
ローラン・フェルー
出演 ジャン=クロード・ヴァン・ダム、サイモン・ヤム
ヴァレリー・ティアン、リサ・キング
ダニー・キーオ
■ストーリー■
愛する家族のため、裏稼業から足を洗ったベン・アーチャー、しかし、ある日、移民局に勤める妻のシンシアが密入国してきた中国人少女キムを家に連れてきたことで平和が脅かされることとなる。キムはチャイニーズマフィアのボス、スン・クワンの娘で、スンが母親を殺すところを目撃したためアメリカへ逃亡してきたのだ。キムを追ってアメリカにやってきたスン・クワンの組織はシンシアと養父母の命を奪うのだった。チャイニーズマフィアが愛する妻の命を奪ったことを知ったベンは復讐の鬼となり敵を追いつめるのだった。
■感想■
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のハードアクション。
ウラ家業から足を洗った男が事件に巻き込まれ、家族を殺されて復讐するって、いつの映画なの??って感じ!
アクション映画定番のストーリーなんで、1970年代でも通用しちゃいそうなストーリーです!ストーリーは定番ですけど、映像はキレイで、今風の2000年代の映画になってます。
アクション映画なんですけど、ちょっとオシャレでアーティスティックなんですよね。
アクションシーンもしつこ過ぎないし、これでもか!これでもか!っていう銃撃シーンもないし。思わせぶりな脇のキャラがドンドン死んでいって、次々と退場していくのもアクション映画っぽくないし。
ベンの息子ニコラがキムと逃げこむベンの仲間(元ベンの親分??)のマックスとその部下の退場の仕方なんか、「あれ??」とか思っているうちに、もう倒れてましたもんね。
普通、こういうアクション映画だったら、絶対に見せ場の1つになるであろう銃撃シーンがすっぽり抜けてるんですもんね。
ベンたちに情報を流す刑事も重要な役??とか思ってると途中退場です!!
あと、見せ場の1つになりそうな“マルセイユ風拷問”シーンも、目をそむけるようなシーンでもないです。
アクション映画ファン向けというより、いかにも万人向けの映画になってます。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムの映画にしたら、映画的には面白い方なんですけど、もう少しアクション映画!アクション映画!しても良かったのに・・・。
今回、ヴァン・ダムは不死身のスーパーマンとかサイボーグとかタイムパトロールでなく、ただの強い男です。『サドン・デス』(1995年)なんて、普通人の役を演じてても、どう考えても生身の人間に見えないですもんね。ヴァン・ダムも歳とったんで、普通のアクション映画出演するときは今作くらいの感じの方がちょうど良いかもしれないですね。不死身な役も捨てがたいですけどね。
この作品、“熱い男の祭典、火祭り、燃えてる男大集合”ってことで第1弾がウェズリー・スナイプスの『アウト・オブ・タイム』(2005年)、第2弾がスティーヴン・セガールの『ICHIGEKI一撃』(2004年)、で第3弾が今作ってことで、アクション映画3連続公開(←銀座シネパトスです…)された作品なんだけど、だんだん面白さが下降していくような気が…。
遠方に住んでいるので、観に行けなかったんで、ビデオ化を楽しみにしてたんですが…。
まぁ、普通のアクション映画でした。
共演でチャイニーズマフィアのボス役で『PTU』(2003年)、『爆裂都市』(2003年)のサイモン・ヤムが出演しています。『トゥームレイダー2』(2003年)でハリウッドの作品にも出演しました。
アクション映画ファンには見てもいいかもしれないけど、誰にでもって感じでは無いでしょうか??『マイ・ボディガード』(2004年)の100000倍は面白いですけどね。ランニングタイムも90分なんで、エンターテイメント作品として、ちょうど良い長さ! 55点
WAKE OF DEATH(2004年アメリカ)
監督 フィリップ・マルチネス
脚本 フィリップ・マルチネス
ミック・デイヴィス
ローラン・フェルー
出演 ジャン=クロード・ヴァン・ダム、サイモン・ヤム
ヴァレリー・ティアン、リサ・キング
ダニー・キーオ
■ストーリー■
愛する家族のため、裏稼業から足を洗ったベン・アーチャー、しかし、ある日、移民局に勤める妻のシンシアが密入国してきた中国人少女キムを家に連れてきたことで平和が脅かされることとなる。キムはチャイニーズマフィアのボス、スン・クワンの娘で、スンが母親を殺すところを目撃したためアメリカへ逃亡してきたのだ。キムを追ってアメリカにやってきたスン・クワンの組織はシンシアと養父母の命を奪うのだった。チャイニーズマフィアが愛する妻の命を奪ったことを知ったベンは復讐の鬼となり敵を追いつめるのだった。
■感想■
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のハードアクション。
ウラ家業から足を洗った男が事件に巻き込まれ、家族を殺されて復讐するって、いつの映画なの??って感じ!
アクション映画定番のストーリーなんで、1970年代でも通用しちゃいそうなストーリーです!ストーリーは定番ですけど、映像はキレイで、今風の2000年代の映画になってます。
アクション映画なんですけど、ちょっとオシャレでアーティスティックなんですよね。
アクションシーンもしつこ過ぎないし、これでもか!これでもか!っていう銃撃シーンもないし。思わせぶりな脇のキャラがドンドン死んでいって、次々と退場していくのもアクション映画っぽくないし。
ベンの息子ニコラがキムと逃げこむベンの仲間(元ベンの親分??)のマックスとその部下の退場の仕方なんか、「あれ??」とか思っているうちに、もう倒れてましたもんね。
普通、こういうアクション映画だったら、絶対に見せ場の1つになるであろう銃撃シーンがすっぽり抜けてるんですもんね。
ベンたちに情報を流す刑事も重要な役??とか思ってると途中退場です!!
あと、見せ場の1つになりそうな“マルセイユ風拷問”シーンも、目をそむけるようなシーンでもないです。
アクション映画ファン向けというより、いかにも万人向けの映画になってます。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムの映画にしたら、映画的には面白い方なんですけど、もう少しアクション映画!アクション映画!しても良かったのに・・・。
今回、ヴァン・ダムは不死身のスーパーマンとかサイボーグとかタイムパトロールでなく、ただの強い男です。『サドン・デス』(1995年)なんて、普通人の役を演じてても、どう考えても生身の人間に見えないですもんね。ヴァン・ダムも歳とったんで、普通のアクション映画出演するときは今作くらいの感じの方がちょうど良いかもしれないですね。不死身な役も捨てがたいですけどね。
この作品、“熱い男の祭典、火祭り、燃えてる男大集合”ってことで第1弾がウェズリー・スナイプスの『アウト・オブ・タイム』(2005年)、第2弾がスティーヴン・セガールの『ICHIGEKI一撃』(2004年)、で第3弾が今作ってことで、アクション映画3連続公開(←銀座シネパトスです…)された作品なんだけど、だんだん面白さが下降していくような気が…。
遠方に住んでいるので、観に行けなかったんで、ビデオ化を楽しみにしてたんですが…。
まぁ、普通のアクション映画でした。
共演でチャイニーズマフィアのボス役で『PTU』(2003年)、『爆裂都市』(2003年)のサイモン・ヤムが出演しています。『トゥームレイダー2』(2003年)でハリウッドの作品にも出演しました。
アクション映画ファンには見てもいいかもしれないけど、誰にでもって感じでは無いでしょうか??『マイ・ボディガード』(2004年)の100000倍は面白いですけどね。ランニングタイムも90分なんで、エンターテイメント作品として、ちょうど良い長さ! 55点
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