『パニッシャー』
THE PUNISHER(2004年アメリカ)
監督 ジョナサン・ヘンズリー
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
出演 トーマスム・ジェーン、ジョン・トラボルタ
ロイ・シャイダー、レベッカ・ローミン=ステイモス
■ストーリー■
FBIの囮捜査で、裏社会の大物ハワード・セイントの息子ボビーが殺されてしまうのだった。復讐に燃えるハワードは囮捜査の中心人物だった捜査官フランク・キャッスルを家族もろとも殺すのだった。しかし、瀕死の重傷を負いながらもフランクは生き残り、復讐のため組織へ制裁を加えていくのだった。
■感想■
ご存知マーベルコミックの人気コミック“THE PUNISHER”の映画化。
またまたコミックの映画化か!って感じですけど、今回の主人公は超能力をもったスーパーマンではなく、生身の人間です。でも、そうはいってもコミックや映画の中の普通の人って全然、ふつうじゃないけどね。
普通の警官が大事件に巻き込まれる『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーンだってどう考えても、普通の人じゃないもんね。ジョン・マクレーンは、2作目、3作目なんて、普通だったら100回くらい死んでそうだもんね。
アメリカンコミックの“パニッシャー”ですけど、1989年にドルフ・ラングレン主演で1度映画化されています!
問答無用で、残虐にギャングを殺しまくりのドルフ・ラングレン版に比べて、このリメイクのパニッシャーなんですけど、弱いうえに、やることセコイ!
組織が雇った、メンフィスのギター引きの殺し屋とか、ロシアの殺し屋の方が、断然、強そうですもんね。
主人公のフランク・キャッスルは、ロシアの殺し屋に大苦戦してるますもんね。
殺し屋たちに比べて、主人公フランクの方がキャラクターのインパクトが弱いです!!
それで、やることっていったらギャングのボス、ハワードのビルから金ばらまいたり、ハワードの奥さんが部下と浮気しているように見せるために画策したり、セコセコ~って感じ!!
クライマックスは、ギャングの家に爆弾仕掛けて、ランボーよろしく弓矢もって乗り込んで行くだから、セコイことやってないで、さっさとやれって感じ!
どうせ最初から皆殺しにするつもりでいたんだろうし。何をノンビリしてたんだか、わからないです!!
そういえば、フランクは、アパートに平気で暮してるし、一体、警察は何をやってるんでしょう??
組織の殺し屋は、すぐフランクの居場所つきとめてるのに。
今作で、フランクがカッコ良いのは、お金ばらまきに行って2丁拳銃で殺し屋を倒すまでですからね。
その後は、セコセコ工作とアパートで酒飲んでるだけだもんねぇ~。それにFBI捜査官が家族と一緒に殺されたら普通は捜査の手がハワードの組織にも及ぶでしょ!!
ハワードの組織にも、フランクにも警察の手が及ばないってどこの国の話って思っちゃいます。
監督、脚本のジョナサン・ヘンズリーはTV版インディジョーンズの脚本以外に『ジュマンジ』(1995年)、『セイント』(1997年)の脚本、『コン・エアー』(1997年)、『60セカンズ』(2000年)の製作総指揮をやっています。あんまり、エンターテイメント映画の監督には向いてないんでしょうか??今作は、なんか間延びしててテンポ悪すぎ!
1989年のドルフ・ラングレン版の方が10000倍面白いです!!
ドルフ・ラングレン版より内容が薄くて、つまらなくて、ランニングタイムは30分長いってどういうコト!!
ランニングタイム123分って何!長すぎでしょ。この内容なら80分で良いです!!
主人公とアパートの住人との交流のシーンって必要無かったでしょ!!アパートの住人との交流で失いかけた人間性を取戻すけど、ギャングにアパートの住人が殺されて、またパニッシャーになるとかっていう展開なら分からないでもないですけどね…。
あと、せっかく作ったパニッシャーカーまたはパニッシャーモービル(←勝手に命名しました)、あんな風に壊れちゃってもったいないです。パニッシャーカーを作るシーンけっこう気合入ってたのにね。アパートの部屋もですけど…。
プロデューサーの1人にゲイル・アン・ハード。
ブライアン・デ・パルマ監督とジェームス・キャメロン監督の元奥さんです。
彼女も『ハルク』(2003年)でもプロデュースしてるから、コミック物に縁がないわけじゃないのにどうしちゃったんでしょう??
ゲイル・アン・ハードって言うと、どうしても『ターミネーター』(1984年)の製作、脚本や『トレマーズ』(1989年)の製作総指揮のイメージが強くて、アクション派ってイメージなんですけど、今回はおとなしめのデキです。
とにかくアクション映画好きなら、ドルフ・ラングレン版を観ろ!って言われても、レンタルビデオ屋にもあんまり無いですね。敵の殺し屋のキャラクターにオマケで+10点で 60点
THE PUNISHER(2004年アメリカ)
監督 ジョナサン・ヘンズリー
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
出演 トーマスム・ジェーン、ジョン・トラボルタ
ロイ・シャイダー、レベッカ・ローミン=ステイモス
■ストーリー■
FBIの囮捜査で、裏社会の大物ハワード・セイントの息子ボビーが殺されてしまうのだった。復讐に燃えるハワードは囮捜査の中心人物だった捜査官フランク・キャッスルを家族もろとも殺すのだった。しかし、瀕死の重傷を負いながらもフランクは生き残り、復讐のため組織へ制裁を加えていくのだった。
■感想■
ご存知マーベルコミックの人気コミック“THE PUNISHER”の映画化。
またまたコミックの映画化か!って感じですけど、今回の主人公は超能力をもったスーパーマンではなく、生身の人間です。でも、そうはいってもコミックや映画の中の普通の人って全然、ふつうじゃないけどね。
普通の警官が大事件に巻き込まれる『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーンだってどう考えても、普通の人じゃないもんね。ジョン・マクレーンは、2作目、3作目なんて、普通だったら100回くらい死んでそうだもんね。
アメリカンコミックの“パニッシャー”ですけど、1989年にドルフ・ラングレン主演で1度映画化されています!
問答無用で、残虐にギャングを殺しまくりのドルフ・ラングレン版に比べて、このリメイクのパニッシャーなんですけど、弱いうえに、やることセコイ!
組織が雇った、メンフィスのギター引きの殺し屋とか、ロシアの殺し屋の方が、断然、強そうですもんね。
主人公のフランク・キャッスルは、ロシアの殺し屋に大苦戦してるますもんね。
殺し屋たちに比べて、主人公フランクの方がキャラクターのインパクトが弱いです!!
それで、やることっていったらギャングのボス、ハワードのビルから金ばらまいたり、ハワードの奥さんが部下と浮気しているように見せるために画策したり、セコセコ~って感じ!!
クライマックスは、ギャングの家に爆弾仕掛けて、ランボーよろしく弓矢もって乗り込んで行くだから、セコイことやってないで、さっさとやれって感じ!
どうせ最初から皆殺しにするつもりでいたんだろうし。何をノンビリしてたんだか、わからないです!!
そういえば、フランクは、アパートに平気で暮してるし、一体、警察は何をやってるんでしょう??
組織の殺し屋は、すぐフランクの居場所つきとめてるのに。
今作で、フランクがカッコ良いのは、お金ばらまきに行って2丁拳銃で殺し屋を倒すまでですからね。
その後は、セコセコ工作とアパートで酒飲んでるだけだもんねぇ~。それにFBI捜査官が家族と一緒に殺されたら普通は捜査の手がハワードの組織にも及ぶでしょ!!
ハワードの組織にも、フランクにも警察の手が及ばないってどこの国の話って思っちゃいます。
監督、脚本のジョナサン・ヘンズリーはTV版インディジョーンズの脚本以外に『ジュマンジ』(1995年)、『セイント』(1997年)の脚本、『コン・エアー』(1997年)、『60セカンズ』(2000年)の製作総指揮をやっています。あんまり、エンターテイメント映画の監督には向いてないんでしょうか??今作は、なんか間延びしててテンポ悪すぎ!
1989年のドルフ・ラングレン版の方が10000倍面白いです!!
ドルフ・ラングレン版より内容が薄くて、つまらなくて、ランニングタイムは30分長いってどういうコト!!
ランニングタイム123分って何!長すぎでしょ。この内容なら80分で良いです!!
主人公とアパートの住人との交流のシーンって必要無かったでしょ!!アパートの住人との交流で失いかけた人間性を取戻すけど、ギャングにアパートの住人が殺されて、またパニッシャーになるとかっていう展開なら分からないでもないですけどね…。
あと、せっかく作ったパニッシャーカーまたはパニッシャーモービル(←勝手に命名しました)、あんな風に壊れちゃってもったいないです。パニッシャーカーを作るシーンけっこう気合入ってたのにね。アパートの部屋もですけど…。
プロデューサーの1人にゲイル・アン・ハード。
ブライアン・デ・パルマ監督とジェームス・キャメロン監督の元奥さんです。
彼女も『ハルク』(2003年)でもプロデュースしてるから、コミック物に縁がないわけじゃないのにどうしちゃったんでしょう??
ゲイル・アン・ハードって言うと、どうしても『ターミネーター』(1984年)の製作、脚本や『トレマーズ』(1989年)の製作総指揮のイメージが強くて、アクション派ってイメージなんですけど、今回はおとなしめのデキです。
とにかくアクション映画好きなら、ドルフ・ラングレン版を観ろ!って言われても、レンタルビデオ屋にもあんまり無いですね。敵の殺し屋のキャラクターにオマケで+10点で 60点
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