『ディバージェンス運命の交差点』
DIVERGENCE 三岔口(2005年香港)
監督 ベニー・チャン
出演 アーロン・クォック、イーキン・チェン、ダニエル・ウー、ロー・ガーリョン、アンジェリカ・リー、エリック・ツァン、ラム・シュー、サム・リー
■ストーリー■
刑事シュンは、実業家イウのマネーロンダリングについての重要な証人を護送中に、何者かによって証人を殺されてしまうのだった。シュンは、10年前に行方不明になった恋人フォンを忘れられないでいた。そんなとき、イウを追っていたシュンは、イウの息子の歌手イウ・ハのイベントで、イウの弁護士トウの妻エイミーが、フォンと瓜二つであることを知るのだった。
□■□ネタバレあり!ラストにふれてます!□■□
■感想■
アーロン・クォック、イーキン・チェン、ダニエル・ウー主演の香港ノワール!
3名の俳優が出演してますけど、ストーリー的には、行方不明の恋人を探し続ける刑事アーロン・クォックの復活を描いた傑作ノワールです。
アーロン・クォック演じる刑事シュンと、ダニエル・ウー演じる殺し屋コークとイーキン・チェン演じる弁護士トウが3人が3人ともドラマを演じてるんで、良くありがちな複数の人間が絡み合う作品かと思いましたけど、アーロン・クォック演じる刑事シュンが完全な主人公の作品でした。
タイトルも原題が“三岔口”なんで3人がメインのドラマと思わせといて、アーロン・クォック以外は、ホントにサブキャラクターになってますよ~!でも、ダニエル・ウー演じる殺し屋も、見せ場が用意されてて、キャラクター的にはかなり印象的ではあるんですけどね。
ところで、原題の“三岔口”っていうのも、これも香港映画流の“外し”なんですかね。メインキャラクターが3名ですよ!って思いますもんね。
今作は、精神的にボロボロになった主人公の再生を描いてます。まさにハードボイルドです!まぁ、アクション映画的には、最後に職場も変っちゃうから、ホントに再生してるの??とか言われると少し困っちゃうんですけどネ。
でも、アーロン・クォックの、あの最後の笑顔は、本人的には再生したってことですよネ!少なくても自分はそう思いました。
香港の痛快なアクション映画かな??とか思ったんですけど、アクションシーンを、かなりちりばめてるものの、アクション映画というより、ホントにハードボイルドファンも納得な重厚なドラマでした。
今作も、香港映画ファンはもちろんですけど、香港映画ファン以外のハードボイルド映画ファンにもぜひ見てもらいたい作品です。ハードボイルな主人公を描くアクション映画を撮らせたら香港映画が1番ですネ!ハリウッドは、結局、メジャー会社の作品は、みんなが理解しやすい作品になっちゃうことが多いですからね~。
ただ、主人公の悲しさの大きさを表わすための表現とはいえ、ショックで坂道で車からアクセルもブレーキも足から離すのやめて!まわりの車がみんな迷惑しちゃうから!これって、迷惑どころじゃないですね。
でも、あの最後に語られる真実は、悲しい!悲しすぎる!見終わったあと、少しくらい明るい気持ちになりたいです。
登場人物は、死んだり、捕まったり、恋人が依然として出てこなかったり!(これからもね…)。誰も救われないストーリー!香港映画はコメディ以外、ハッピーエンディングにしちゃいけないの??って思っちゃうくらい暗いラストです!
まぁ、でも、アーロン・クォック演じるシュン刑事がラストに笑顔だったから、まぁ、いいか!70点
DIVERGENCE 三岔口(2005年香港)
監督 ベニー・チャン
出演 アーロン・クォック、イーキン・チェン、ダニエル・ウー、ロー・ガーリョン、アンジェリカ・リー、エリック・ツァン、ラム・シュー、サム・リー
■ストーリー■
刑事シュンは、実業家イウのマネーロンダリングについての重要な証人を護送中に、何者かによって証人を殺されてしまうのだった。シュンは、10年前に行方不明になった恋人フォンを忘れられないでいた。そんなとき、イウを追っていたシュンは、イウの息子の歌手イウ・ハのイベントで、イウの弁護士トウの妻エイミーが、フォンと瓜二つであることを知るのだった。
□■□ネタバレあり!ラストにふれてます!□■□
■感想■
アーロン・クォック、イーキン・チェン、ダニエル・ウー主演の香港ノワール!
3名の俳優が出演してますけど、ストーリー的には、行方不明の恋人を探し続ける刑事アーロン・クォックの復活を描いた傑作ノワールです。
アーロン・クォック演じる刑事シュンと、ダニエル・ウー演じる殺し屋コークとイーキン・チェン演じる弁護士トウが3人が3人ともドラマを演じてるんで、良くありがちな複数の人間が絡み合う作品かと思いましたけど、アーロン・クォック演じる刑事シュンが完全な主人公の作品でした。
タイトルも原題が“三岔口”なんで3人がメインのドラマと思わせといて、アーロン・クォック以外は、ホントにサブキャラクターになってますよ~!でも、ダニエル・ウー演じる殺し屋も、見せ場が用意されてて、キャラクター的にはかなり印象的ではあるんですけどね。
ところで、原題の“三岔口”っていうのも、これも香港映画流の“外し”なんですかね。メインキャラクターが3名ですよ!って思いますもんね。
今作は、精神的にボロボロになった主人公の再生を描いてます。まさにハードボイルドです!まぁ、アクション映画的には、最後に職場も変っちゃうから、ホントに再生してるの??とか言われると少し困っちゃうんですけどネ。
でも、アーロン・クォックの、あの最後の笑顔は、本人的には再生したってことですよネ!少なくても自分はそう思いました。
香港の痛快なアクション映画かな??とか思ったんですけど、アクションシーンを、かなりちりばめてるものの、アクション映画というより、ホントにハードボイルドファンも納得な重厚なドラマでした。
今作も、香港映画ファンはもちろんですけど、香港映画ファン以外のハードボイルド映画ファンにもぜひ見てもらいたい作品です。ハードボイルな主人公を描くアクション映画を撮らせたら香港映画が1番ですネ!ハリウッドは、結局、メジャー会社の作品は、みんなが理解しやすい作品になっちゃうことが多いですからね~。
ただ、主人公の悲しさの大きさを表わすための表現とはいえ、ショックで坂道で車からアクセルもブレーキも足から離すのやめて!まわりの車がみんな迷惑しちゃうから!これって、迷惑どころじゃないですね。
でも、あの最後に語られる真実は、悲しい!悲しすぎる!見終わったあと、少しくらい明るい気持ちになりたいです。
登場人物は、死んだり、捕まったり、恋人が依然として出てこなかったり!(これからもね…)。誰も救われないストーリー!香港映画はコメディ以外、ハッピーエンディングにしちゃいけないの??って思っちゃうくらい暗いラストです!
まぁ、でも、アーロン・クォック演じるシュン刑事がラストに笑顔だったから、まぁ、いいか!70点
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