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『Re:DIALリダイアル』またまたまた…

2007-01-27 16:17:03 | サスペンス

Re:DIAL リダイアル
LONG DISTANCE(2005年アメリカ)
 監督:マーカス・スターン
 脚本:マイケル・ラスムッセン
    ショーン・ラスムッセン
    グレン・クーパー
 出演:モニカ・キーナ
    アイバン・マーティン
    ケビン・チャップマン

 ■ストーリー■
 ボーイフレンドのクリスと別れたニコールは、母親との電話中に、口論になり、切れた電話をかけ直しているうちに、誤って間違い電話をしてしまうのだった。間違い電話をした相手から折り返し電話があり、執拗に話かけてくるのだった。
 翌日、刑事が訪れ、昨晩の間違い電話の発信元は、何者かに殺された被害者の家からされたものだと伝えるのだった。死亡推定時刻からみて、犯人がニコールに電話してきたと考えられるのだった。
 そして、またまた、電話がかかってくるのだった。発信元を調べ、折り返し電話をするものの、その家の者は、ニコールとの電話中に、殺人鬼に殺されてしまうのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 『フレディVSジェイソン』(2003年)、『チアガールVSテキサスコップ』(2005年)のモニカ・キーナ主演のスリラー映画。
 
 上記2作品とも見たんですけど、モニカ・キーナって、出演者のうち、どの女優だったのか記憶に全然ないです。
 すいません。
 でも、外国TVシリーズのファンだったら、「ドーソンズ・クリーク」に出てたんで知ってるんでしょうね。ちなみに、自分は「ドーソンズ・クリーク」は見たことが無いんで、モニカ・キーナのことわからなかったです。
 
 自分は、今回、初めて意識しました。

 それにしても、映画が始まって20分弱の間、舞台がヒロインのモニカ・キーナ演じるニコールの部屋だけでストーリーが進んでいくんで、ラストまで、この部屋で進行していくのかな??って思ったら、案の定、ヒロインの部屋だけ(庭や入り口も出てきますけど)でストーリーが進んでいきました。

 低予算だから、しょうがないにしても、低予算すぎ!!

 低予算のスリラー映画で、舞台劇を映画化するような、こういう低予算映画の撮り方も、ストーリーが良ければ良いんですが、、、。
 普通は舞台劇を映画化すると、面白い雰囲気の良い作品が多いんですけど、今作は違います!!

 ただの手予算、製作費削減のため舞台が家の中だけの作品でした!

 低予算度   ★★★★★
 ミステリー度 ★
 長すぎ度   ★★★★★
   禁断オチ度  ★★★★★

 

 ストーリーが悪すぎ!悪すぎ!悪すぎ!
 ランニングタイム93分は、この撮り方ではキツイです!音楽や、見せ方やストーリーがもっと良かったら、持つんでしょうけど、93分は長すぎ!
 
 でも、でも、でも、今作も、ランニングタイムが長いとかいうレベルの作品じゃないです!
 映画が始まって、すぐに、ボーイフレンドの件で母親と口論になったんで、てっきり、またまた、ネタが割れるような1アイデアだけの、ビックリラスト系の映画なのかなとか思ったんですけど…。

 「まさか、違いますよね!」

 「低予算で、盛り上がらないだけですよね!」

 実は、映画が始まって18分弱くらいのところで、少しだけ(いや、かなり)イヤな予感がしたんですけど、その後、登場人物が少しづつ増えてくるんで、ちょっと違うのかな??と、自分でイヤな予感を打ち消して、少しだけ期待して見ちゃいました。

 でも、やっぱり、その後、恐れていたコトがっ!

 「うわ~ッ!思ったとおりの展開とオチッ!!」
 
 そうは言っても、「違うはず、違うはず」って自分に言い聞かせて観てたんですけど、その期待は、見事に悪い方に裏切られちゃいました。

 禁断のオチ!
 このオチを使って良いのは、ブライアン・デ・パルマ監督だけ!!『ファム・ファタール』(2002年)でも、正確には夢オチってわけじゃないですもんねー、、、。


 もう、やめてっ!このフジTVの「世にも奇妙な物語」の20分くらいの1エピソードくらいのアイデアだけで、長編映画を作るのはッ!
 あと30分はカットして!まぁ、30分カットしても、ダメですけどね。

 このオチで、驚くわけないでしょ!今まで、こういう作品を1度も見たことない人だったら、少しは驚くかもしれないですけど、サスペンス映画好きなら、絶対に気づくはず!もう、このオチ禁止して下さい!  

Re:DIAL リダイアル [DVD]
マイケル・ラスマッセン
タキコーポレーション

 

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『デイジー アナザーバージョン』

2007-01-27 13:26:16 | アクション

デイジー アナザーバージョン
DAISY(2006年韓国)
 監督:アンドリュウ・ラウ
 脚本:クォック・ジェヨン
 出演:チョン・ウソン
    チョン・ジヒョン
    イ・ソンジュ
    デビッド・チャン
    チョン・ホジン

 ■ストーリー■
 暗殺者パクウィは、初めての殺しのあと身を潜めた郊外で、デイジーの花畑をスケッチするヘヨンを見かける。ある日、ヘヨンは絵を描いたあと丸木橋から落っこちてしまう。パクウィは、ヘヨンの落し物を拾い、川に落ちないように立派な橋を作るのだった。 
 ヘヨンは見知らぬ男性へのお礼としてデイジーの花畑の絵を描くのだった。
 そして、その後、ヘヨンのもとへ毎日、デイジーの花が届くようになるのだった。そんなある日、ヘヨンが広場で肖像画を描いているときに、画を描いて欲しいという客ジョンウが毎日のように現れるのだった。ヘヨンはジョンウがデイジーを届けてくれている男性だと感じるのが、、、。

 ■感想■
 香港映画『インファナル・アフェア』(2002年)のアンドリュウ・ラウ監督が、オランダを舞台に描く傑作アクション『デイジ』(2006年)の別編集版です。
 韓国では、このアナザーバージョンで公開されたみたいなので、アナザーバージョンが、オリジナル版になるんですね。 
 
 アンドリュウ・ラウ監督は、レオン・ライ、瀬戸朝香主演で恋愛系のアクション映画『バレット・オブ・ラブ』(2001年)を監督してるので、恋愛モードのアクション映画は、お手の物です。
 
 『デイジー』の感想の記事でも書きましたけど、今作の脚本は『猟奇的な彼女』(2001年)のクァク・ジェヨンですけど、「キネマ旬報」のアンドリュウ・ラウ監督のインタヴュー記事によると、当初、ニューヨークのブルックリンと、韓国を舞台にしたストーリーだったのを、オランダのみの舞台に変更するためと、映画を短くするために、フェリックス・チョン、ゴードン・チャンが脚本をリライトしたそうです!

 フェリックス・チョン、ゴードン・チャンが脚本をリライト!
 
 フェリックス・チョンは「インファナル・アフェア」シリーズや『東京攻略』(2000年)、『剣客之恋』(2003年)の脚本を書いてます。
 一方、ゴードン・チャンは『城市特警』(1988年)(脚本)、『ファイト・バック・トゥ・スクール』(1991年)(監督、脚本)、『G4特工OPTION ZERO』(1997年)(製作)、『BEAST COPS野獣刑察』(1998年)(監督、製作、脚本)、や『メダリオン』(2003年)(監督、脚本)等の作品に関わっているベテラン中のベテランです。
 
 もう、監督、脚本リライトとスタッフ的に、完全な香港アクションのノリになっちゃいますね!

 最初の脚本だと、そのまま映画化すると3時間になっちゃうような長さだったそうで、短縮するためにリライトしたそうです。
 先に日本で公開されたインターナショナル版のランニングタイムが125分で、このアナザーバージョンは、ランニングタイムは101分と、インターナショナル版より20分以上短いです!
 
 観比べてみると、どっちが良いかは、好みの問題ですね。
 125分版も101分版も、どっちも面白いです。
 
 アナザーバージョンは、101分なんで、エンターテイメント作品として、ちょうど良い長さなんで、どんどんストーリーが、進んでいきます!
 最初から主人公が、チョン・ウソンって分かってて、映画的には観やすいかも!

 125分版も、恋愛モードですがドラマチックで良いかも!
 編集や、いくつかのシーンが違うだけで、同じストーリーなのに、雰囲気が全然違ってきますね!
 
 「アナザーバージョンは完全なアクション映画!」ってことだけは確かかも!
 
 125分版は、最初、チョン・ジヒョンが、ヒロインでメインなのかな??って始まりですけど、このアナザーバージョンは、最初から、チョン・ウソンが、暗殺者として画面に現れます!
 イ・ソンジュがインターポールなのも、観客には最初からばれてるし、、、。
 125分版は、チョン・ウソンの生死は観客の想像に任せられてますが、このアナザーバージョンは生死がちゃんとわかるようになってます。
 アクション映画としてのまとまりはアナザーバージョンの方が良いかもしれないです!アナザーバージョンも大満足の1本でした!!
 
 『デイジー アナザーバージョン』のDVDって、日本語吹替え付いてないんですよね!付けて欲しかったです!

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コメント (2)
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