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『アンビリバーブル』 狙いすぎ??

2007-01-16 01:16:41 | サスペンス

アンビリーバブル
IT'S ALL ABOUT LOVE(2003年アメリカ)
 監督          トマス・ヴィンターベア
 脚本          モーゲンス・ルーコフ
             トマス・ヴィンターベア
 出演          ホアキン・フェニックス
             クレア・デインズ
             ショーン・ペン
             ダグラス・ヘンシュオール

 ■ストーリー■
 2021年の暑い夏、ジョン・マーチャウスキーは、別居中の妻エレナと離婚するためにニューヨークへやってくる。しかし、ジョンは、エレナの様子がオカシイことに気づくのだった。

 ■感想■
 ホアキン・フェニックス、クレア・デインズ、ショーン・ペンが出演しているにも関わらず劇場未公開でビデオスルーになったサスペンス映画。

 ショーン・ペンは、誰とも絡まないです。
 ちょこっと出演してるだけ。
 なんで、こんな出演の仕方なんでしょう??
 ギャラの関係??

 ジェームズ・グリッケンハウス監督のB級スパイアクション『ザ・ソルジャー』(1982年)は、制作費に余裕が出来たから、急遽出演シーンが出来たクラウス・キンスキーの出演シーンよりも寂しい出演の仕方??

 ホアキン・フェニックスって、出演作の選び方が特別なのか?B級作品が好きなのか?変わった作品に出演してますよね。
 最近では『リターン・トゥ・パラダイス』(1998年)がDVDスルーで公開されました。
 一方、ヒロインのクレア・デインズも、最近では劇場未公開なのは『モッド・スクワッド』(1999年)がありました。あとは“STAGE BEAUTY”(2004年)、“SHOPGIRL”(2005年)が今のところ未公開です。

 出演シーンが少ないとはいえ、ショーン・ペン、ホアキン・フェニックス、クレア・デインズが出演してるにも関わらずビデオスルーになってしまった今作は、まさに
 
 「CULTな作品!!

 これじゃぁ、日本劇場未公開もしょうがないですね!
 そんな雰囲気満載な感じです。

 CULT系と言っても、公開後、自然発生的に、人気が出てCULT作品でなく、意味不明SF的要素がすべて未消化な意味で“CULT”作品って方です。
 
 『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生』(1968年)
 『ファントム・オブ・パラダイス』(1974年)では無くて、『スローターハウス5』(1972年)みたいな感じってコトです。『スローターハウス5』ファンの方ごめんなさい!好みじゃないんです。あと、『スローターハウス5』だって、もともとCULTを狙ってたわけじゃないですからね。

 でも、今作の場合は、“わざとCULT作品を作ろうと、狙ったの??”って思われてもしょうがないほど、盛り上がらない上に、意味不明な展開!
 
 登場人物も、トボケてるキャラクターばかり!!
 殺し屋のおじさんとか、特にトボケてます。
 
 大体、舞台設定が2021年だとか、エスカレーターで男が死んでても何とも思わないとか、狙いすぎ!
 こういう狙いすぎ作品は、あんまり好きじゃないです! 20点


アンビリーバブル [DVD]
ホアキン・フェニックス,クレア・デインズ,ショーン・ペン
ジェネオン エンタテインメント
コメント
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