『ホスティル』
HOSTILE(2017年フランス)
監督:マチュー・テュリ
脚本:マチュー・テュリ
出演:ブリタニー・アシュワース
グレゴリー・フィトゥーシ
ハピエル・ボテット
■ストーリー■
謎のウイルスによって文明が崩壊した未来、わずかに生き残った生存者の1人ジュリエットは食料を調達した帰り道で車が横転、田舎の道の真ん中で車に閉じ込められてしまう。
ウィルスに伝染して生き残った者は、凶暴で怪力を持つクリーチャーへと変貌していた。光を嫌がるクリーチャーが活動を始めるのは太陽が沈んだ夕方からだった。ジュリエットは仲間に連絡を取るが夜になってしまうため、救出は翌日になることに。
やがて日が暮れクリーチャーが動き出す時間がやってきた、、、。
■感想■
フランス製の終末SF映画。
謎のウイルスに感染したクリーチャーが出てきますが、基本的にあまりからんできません、、、。
ランニングタイム83分なのに、ストーリー紹介、大目に書いちゃいました、、、。
ハッキリ言って、低予算系の作品です。
メインの舞台は田舎の広い荒野の真ん中の大型トレーラーと、その周りの世界。
ヒロインの思い出の回想シーンで、文明が崩壊する前の街並みや恋人との生活シーンが出てきますが、これも普通にロケしているだけで、とうていお金がかかっているとは、、、。
制作費100万ドルなんで、フランス映画としてかなりの低予算。
数多くの映画祭で評判になり、75の賞のノミネートと20の賞を受賞しています。
主だったものをあげると
【シッチェス カタロニア国際映画祭】2017
パノラマ観客賞 ノミネート
【ナイト・オブ・ホラー・インターナショナル・フィルム・フェスティバル】2017
作品賞、監督賞、男優賞、女優賞 ノミネート
【ビバオ・ファンタジー・フィルム・フェスティバル】2018
作品賞、脚本賞 ノミネート
【ファンタスティックプラネット シドニーSF&ファンタジー映画祭】2017
作品賞 受賞
【ロンドンSF映画祭】
作品賞 ノミネート
【オースティン外国SF映画祭】
観客賞 ノミネート
【メルボルン フェニックス映画祭】
フェニックス賞 受賞
等々。
【シッチェス カタロニア国際映画祭】と【オースティンSF映画祭】以外はあまり知らないですが、とにかく色んな映画祭で評判に。
ヒロインのかつて普通の生活を送っていたときの回想シーンが、あまりにも多いのでラストの展開はネタがばれちゃうんですが、、、。
「フランス映画だから、回想シーンあるのかな??」
ってレベルでなく、あきらかにストーリーに絡んでるでしょ!くらいに普通の生活シーンが出てくるので、こういうSF映画、ファンタジー映画を観なれている映画ファンにはわかりすぎるラストの展開、、、。
そこが気にならなければ、けっこう楽しく観れます。
気づかないように観ていたのに、中盤で、もしかしたら、、、。と思っていたら、「やっぱり」の展開。
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マテュー・テュリ,ザヴィエ・ジャン,フレデリック・ポワリエ,ヴィンセント・ビエイラード・バロン,ジョエル・ヤコヴェッラ | |
ブロードウェイ |
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