『ボルテスVレガシー』
VOLTES v LEGACY(2023年フィリピン)
監督:マーク・A・レイエス
脚本:スゼッテ・ドクトレーロ
出演:ミゲル・タンフェリックス
ラドソン・フローレス
マット・ロザノ
ラファエル・ランディコ
イザベル・オルテガ
■ストーリー■
宇宙より巨大な宇宙船で“ボアザン帝国”が地球を責めてきた。各国はボアザン帝国の空飛ぶ円盤に対して応戦するが、歯が立たずピンチに陥ってしまう。ボアザン帝国率いるプリンス、ザルドスは圧倒的な勝利のため空飛ぶ円盤以外にも強力な“ビースト・ファイター”を出撃させるのだった。
その頃、ボアザン帝国の侵略を事前に察知していたリチャード博士とマリアンヌ博士は5人の若者に特殊訓練をしていた。5人の若者、スティーヴ、マーク、ビッグバート、リトルジョン、ジェイミーは5機のボルトマシーンで出撃、合体して巨大なロボット”ボルテスV”で迎え撃つのだった、、。
■感想■
日本のロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」を実写映画化したフィリピンのSci-Fi映画。
原作は日本の1977年のTVアニメですがフィリピンではすごーく人気がある作品ということで実写化され90話のシリーズになりました。
今年10月に劇場公開した作品を、宇宙最速放送ということで12月16日にBS12でTV放送されました。
宇宙最速放送って、こういううたい文句つけるセンス、大好きです!!
冒頭、地球に攻めてきたボアザン帝国と各国の戦いのシーンがちょっと日本の特撮番組なみのCGなのと、残酷なシーンがないのがちょっとだけ物足りない気がしないでもないんですが、、、もともとフィリピンのTVドラマだからしょうがないですよね、、。
今作を観た感じだと、本当に「アニメでなくそのまま実写化しちゃったんだー」みたいな印象です!!
アニメ版の1話と2話をまじめに映像化しちゃったーーみたいな。
ここまで、愛されて「超電磁マシーン ボルテスV」のスタッフもびっくりしているのでは??
キャラクター、特にボアザン帝国のプリンス・ザルドスのかっことかって、アニメ版のプリンス・ハイネルのまんまだーー。
アニメでは普通だったのに、実写にすると違和感がないこともないです、。
監督はアニメ版が大好きとのことで、自分流のアレンジはないとのことですが、本当に好きなんでしょうねぇ、。
原作のアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』は1年くらい続いたイメージがあったんですが、この記事を書くんで調べたら40話でした、、。
途中で、主人公たちがボアザン星まで行っちゃう展開になったので、当時は、なんか急展開みたいな感じがあったんですが当初から考えられていたみたいですね、、。
関東ローカルネタですが、今だと東京MXで90話のTVシリーズを20話に再編集した超電磁リスペクト版を火曜日に20時から放送中ですが、(知りませんでした、、)、2025年1月3日から、BS12でも毎週木、金、26時から放送するとのコトです!!
等身大のヒーローが活躍する原作でなく、巨大ロボット物をリメイクするなんて、、フィリピンですごーく人気あるんでしょうね、、。
前回の記事と内容、被っちゃいますけど、国家の次に有名な歌が「超電磁マシーン ボルテスV」の主題歌って!!
日本の1970年代のロボットアニメが好きで、実写版も観てみたいっていう映画ファンにおすすめ!!
日本のアニメって、「キャプテン翼」はもちろんですが、、その他のアニメも人気がすごい作品がいくつか!!
「UFOロボ グレンダイザー」もフランス(フランスでのタイトル”Goldrak”)や中東で大人気でした、、。
イタリアでは「UFOロボ グレンダイザー」以外にも「鋼鉄ジーグ」がすごい人気で、ガブリエーレ・マイネッティ監督は『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2015年)というヒーロー映画を撮りました、、。
「UFOロボ グレンダイザー」なんて、日本よりフランスや中東の方がリピート放送されているんでしょうねぇ、、。
日本で昔のアニメファン以外の人に「UFOロボ グレンダイザー」「鋼鉄ジーグ」って知ってますか??って聞いたら、「わからない」っていう答えばかりなんでしょうね、、。
アニメ版のリンクです。
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