『スウォーム エクステンデッド版』
THE SWARM(1978年)
監督:アーウィン・アレン
脚本:スターリング・シリファント
原作:アーサー・ハーツォーグ
出演:マイケル・ケイン
キャサリン・ロス
リチャード・ウィドマーク
パティ・デユーク・アスティン
ブラッドフォード・ディルマン
ヘンリー・フォンダ
リチャード・チェンバレン
オリヴィア・デ・ハヴィランド
ベン・ジョンソン
ホセ・ファーラー
リー・グラント
フレッド・マクマレイ
スリム・ピケンズ
キャメロン・ミッチェル
■ストーリー■
アメリカ空軍のミサイル基地が何者かに襲われ壊滅、基地には昆虫学者のクレーンがいた。クレーンは、今回の事件はブラジルからやってきた殺人ミツバチが原因だといううのだが、、。
■感想■
前回、アーウィン・アレンの『スウォーム』のことを来たので、今回は『スウォーム』を記事にします。
上映会があったり、ザ・シネマで放送されたエクステンデッド版についてです!!
当時、パニック映画ブームを起こした名作『ポセイドンアドヴェンチャー』(1972年)、『タワーリング・インフェルノ』(1974年)の製作者アーウィン・アレンが製作&監督した動物パニック映画。
豪華出演陣を見ても、とてつもない大作だとわかる作品ですが、、ちなみに製作費は1978年で2,100万ドル!!
なのに、どうしようもない動物パニック映画になってしまいました。原子力発電所、大勢の乗客を乗せた列車など動物パニック映画とは思えない犠牲者、、。
今作のランニングタイムは116分で、なんでこの登場人物出てきたの??みたいな感じの作品でした。
アメリカでのレーザーディスクの発売に合わせて、40分長い156分版がエクステンデッド版として発売されていました。
日本では、長らく陽の目を見なかったエクステンデッド版ですが、CS放送の「ザ・シネマ」で2016年11月に放送されました(その後、リピート放送あり)。
また、トークショウつき上映下でも上映されました!!
40分も違うんで、当たり前なんですが、、、、
全然違う作品になってますッ、、!!
本当に違う印象です!!
116分版の評価で、今作をつまらない作品とか評価されてしまうのはかわいそうな気が、。
なんで、この登場人物出てきたの??っていう登場人物たちのドラマがちゃんと描かれています!!
殺人ミツバチの恐ろしさも、ちゃんと描かれています。
プラスティックを分解するとか、、(あれ、違ったかな??もしかすると咬み砕くかも??)。
いつのまにか画面上から消えた少年ポールもちゃんと犠牲者に、、。
ハリウッドのメジャー作品なのに、少年が犠牲に、、。
すごーく面白い!!あくまでも116分版との比較ですが、、。
個人的には、156分版でも物足りないです!!あと40分くらい長い方が良かったのでは??
『タワーリング・インフェルノ』が165分作品として、今作は内容から見て、どう考えても、3時間超えの作品でしょ!!
レーザーディスクのエクステンデッド版が発売になったのが、アーウィン・アレンが亡くなったあとなので、誰が何を基に編集したの??って感じですけど、、何かが残っていたのかもしれないですね。
今からでも遅くないので、200分版でも240分版でも良いから観てみたいです!!本国アメリカのソフトでも156分版しかないですが、、。
あ、でも、今作最大の謎というか、トホホな感じのシーンは、マイケル・ケインとキャサリン・ロスがレストランの巨大な冷蔵庫にハチから逃げると、外から鍵をかけられてしまい、、絶対絶命のピンチになると、、
次のシーンでは、キャサリン・ロスが病院のベッドで目覚めるシーンです!!
「どうやって、冷蔵庫から脱出した??」
映画の見せ場のはずが、そのシーンが無い!!という!
この脱出シーンもカットされてしまったんでしょうか??
あとヒューストンのミサイル基地ですが、昆虫学者が勝手に入れちゃうもんなんですか?いくら1978年とはいえ、、。セキュリティが、、。なにか、この件説明あったでしょうか??
良く観てなかったかも??
あと、今作で蜂を撃退する方法ですけど、TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」で蜂を撃退するエピソードと同じ方法ですよね、、。どのエピソードかは不明ですいません、、。
もっと長いバージョン観たい度 ★★★★★
オチがナポレオン・ソロと同じ度 ★★★★★
基地のセキュリティ甘い度 ★★★★★
パニック映画がブームに、、。大ヒットしました。
サルベージ船の乗組員が活躍する続編もありました。前作であんなに大変だったのに、今回は軽々船に入って脱出しちゃいます。マイケル・ケイン主演。
当時大ヒットしました。
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