『デスシアター 呪われた座席』
PROIGRANNOE MESTO(2018年ロシア)
監督:ナージャ・ミハルコワ
脚本:オレグ・プレスニャコブ
ヴラジミール・プレスニャコヴ
出演:アンナ・ミハルコア
アレクセイ・ダイキン
イリーナ・マルティネンコ
■ストーリー■
怖い話をして楽しんでいる高校生たちのグループ、カーチャ、ユラ、ヴァーリャ、アルテム、ソーニャ、マルゴ、ロマたち。メンバーの1人ロマは座ったら死ぬと言われている映画館の席について話すのだった。ある日、仲間たちで映画館へ行くが、その後、本当に仲間の1人ユラがバイクで運転中、道に仕掛けられたワイヤーで首を斬られ殺されてしまうのだった。
ユラの葬式で、仲間の1人ソーニャはユラの遺体の写メを撮るのだった。それが原因でロマとケンカになってしまうのだった。そんなときソーニャが石を顔に落とされ殺されてしまうのだった。カーチャはユラが死んだことが呪いかどうか確かめようと映画館の席に座るのだが、、、。
■感想■
映画館で座ったら死ぬと言われている都市伝説を描くスリラー映画。
ランニングタイム95分の作品ですが、最初の事件が起きる22分くらいまで延々とロシアの高校生の生活が描かれます。
今作って青春映画??
って思ってしまうくらい、普通の展開、、。
1981年のアメリカのスラッシャー映画『バーニング』みたいに、その青春謳歌みたいなシーンが楽しそうならば全然良いんですが、、、そうでもない。
観てても楽しそうでない。
ロシアの俳優の顔が覚えられない!!
みんな同じ顔に、、、。高校生のグループの登場人物が多すぎー、。
主人公は、少し地味なロマだと思っていたら、彼氏を殺されたカーチャだったの?
とにかく、登場人物が多すぎ、、。
被害者2人以外だと、カーチャ、ヴァーリャ、ロマ、アルテムくらいしかまともなっセリフもないし、、、
なぜ、ここまで登場人物多くしたのか意味がわからない、、。
ホラー映画だと思って観ていたら、呪いとか全然関係ない”基地外””の仕業による殺人事件でした、、、。
「そんなアホなー」
と思うような犯人の動機!!
日本の1990年代の2時間サスペンスよりもひどい!!
映画なんて、1日に何回も上映してるのに、、、なぜ、今作の高校生だけ被害にあったの??
犯人の犯行の動機にムリがありすぎ、、。日本の2時間サスペンスよりもおかしい動機、、。
映画館で誰かが座席に座るかチェックしていたの??
日本の2時間サスペンスが本格ミステリに思えてきます。
ホラー映画を製作しようとしていたのに、途中でサシペンス映画に変更しちゃったんでしょうか??それくらいびっくりのオチ!!
でもZ級の映画ファンが喜ぶほどひどくもない、、。
映画として穴だらけの犯行の動機度 ★★
意味不明度(一応ストーリーは分かりやすいです) ★★★
ホラー映画にすれば良かったのに度 ★★★
ところで、最後の婦人警官が産気づくのも意味があるんでしょうか?
良く分からない作品でした(自分の理解力が低いのかな??)
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