大阪浪速区にある今宮戎神社は商売繁盛の神様として、1/9~11は「えべっさん」でにぎわいます。
1/10が本えびす、前日が宵えびす、最後の日は残り福の日。
本えびすは特に混むので、例年この日以外に詣でますが、
今年は私の都合で一番混む昨夜行ってきました。
入り口の入場制限
20分近く待たされてるうちに、烏合の衆はジリジリ押して暴徒となりがち。
ここでこけたら死ぬなと恐怖でした。
拝殿で笹を授かり、吉兆(きっちょう)と御札や小宝を飾ります。
参拝者が小宝を自由に選べ、福娘(毎年選出)による飾りつけをうけられるのが 今宮戎神社ならではです。
毎年選ばれる福娘は全国的に有名で、後に芸能界入りを果たした藤原紀香など。
出来ることならおっさんではなく、福娘に飾りをつけてもらいたいため並んで待ちます。
お飾りはお札をはじめ、米俵や熊笹、巾着袋などいろいろありますが、なんとひとつ1,500円もします。
100円均一で売ってそうなものばかりですが、このときは笹飾りがあまり貧相では福が来ないような気がして、皆だいたい5~10個はぶら下げてもらいます。
♪商売繁盛で笹もってこい♪ 今宮戎は商売上手です。
この3日間で100万人の参詣者が訪れるそうですから、
この3日間の売り上げは如何ばかりのものか、想像をはるかに超えるのでしょうね。
聖徳太子が四天王寺建立の際、西方の守護神として建てられたと伝えられているそうです。
戎さまは左脇に鯛、右手に釣竿を持たれ、もともとは漁業の守り神です。
古代の大阪湾はもっと奥まで入り込んでいました。
平安時代後期には、四天王寺西門の「浜の市」が開かれるようになり、その市の守り神として今宮神社に戎さまが祀られるようになったそうです。
江戸時代元禄の頃には、十日戎の祭礼を彩る宝恵籠の奉納も行われるようになり、今日と同じような祭礼となったらしい。
当店は先代から、まいとしえべっさんに詣で、その帰りに新年会。
すぐ近くに通天閣があります。
新世界のづぼらやへ~♪と大阪人にはおなじみのCMソング。
ここでてっちりです。
これが目当てで、えべっさんは楽しみな行事の一つとなっています。
えべっさん、なんと庶民に親しみのある神様なんでしょう。