秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

997円

2008-05-27 | 旅・九州
佐世保から長崎に着いたのは午後1時45分。
3時15分まで1時間半のフリータイムに、
ランチをとるか観光するか各自でどうぞ、と解散になりました。

大浦天主堂 入場料300円
その右横にあるグラバー園 入場料600円
どちらも別料金です。
 

入り口まで行ったものの、
まぁどちらも想像つくし、本場ヨーロッパでステンドグラスも見てきてるしということで、食べることを選びました。

長崎といえば、ちゃんぽんと皿うどん。
ちゃんぽん発祥の店「四海楼」は創業明治32年、皿うどんもこの店が本家だそうです。

四海楼に行くと、すでに午後2時を過ぎているのに超満員で、予約待ちの人が50人位いました。
名前だけ書いて散歩に行くことにしました。



オランダ坂、この界隈は居留地時代多くの外国人が暮らしていて、
東洋人以外の外人をすべて「オランダさん」と呼んでいたからだそうだ。
古い石畳の坂は、ヨーロッパの街並みを彷彿させます。

中国歴代博物館・孔子廟もあったけど、ここも入場料525円が必要だったので、
本場中国でみたからいいもんと入り口を撮影しただけ。


2時40分に四海楼に戻ると、運悪く寸前に名前を呼ばれたのに不在だったため予約が抹消されていました。
もう一度予約しなおしてくださいと言われました。

ここで引き下がってなるものかと、
「大阪からここで食べるのを楽しみに来ました。
3時15分にはバスが出発するので時間がないのです」と言ってお願いしました。

5分ほど待たされたものの席へ案内してもらえ、3時には皿うどんが運ばれてきました。
急いで撮影して、あっという間に平らげ、
四海楼の前のバス駐車場にはちゃんと3時15分までに戻れました。

で、味はどうだったかというと、
京都・百万遍から銀閣寺の方へ曲がったところにある「まつおの皿うどん」
あそこのほうが口に合うなぁと、関西人はうるさいね。

皿うどん997円、たぶんあそこより200円ほど高い分、立派なビルディングが建てれるねんなと妙に納得。

四海楼のビル入り口階段は北京・紫禁城階段ふう。
左の龍の塀は上海・豫園にあったような・・・

28億6000万円

2008-05-27 | 旅・九州
画像左、一見刑務所なんて思ったほど高い石垣で、車窓からは建物自体は見ませんでしたが、これは米軍高級軍人社宅なんだそうです。

新しく道路を作るときに、その道路にかかるところにあった社宅を新しく建てるのに使われたのが、なんと道路特別財源。
それもその金額たるもの、28億6000万円だとのことです。

これはバスガイドさんの話だったので、この記事を書くにあたりネット検索してみました。

社民党OfficialWeb 2008年2/2の記事に「道路特定財源 -佐世保道路と米軍の関係-」を見つけました。

かいつまんで書くと
「西九州自動車道・佐世保道路と、この道路に近接する在日米海軍佐世保基地周辺を中心に現地調査。
佐世保大塔ICから佐世保IC間の路線長8.3キロkmの佐世保道路は、事業費1629億円で、1km当たり約200億円と他地域の約4倍から7倍に達する。
一般には市街地を避ける高速道がわざわざ市街地を通過したうえ、米海軍佐世保基地前の佐世保ICの新設には「軍用道路」との指摘もある。
同IC建設に伴う米軍幹部用住宅の移設には11戸分に28億円もの道路特定財源が支出されている。」


ニイタカヤマノボレ
 
この3本の高い塔は佐世保海上保安部針尾送信所です。

太平洋戦争勃発の真珠湾攻撃戦闘開始を「ニイタカヤマノボレ一二〇八」とココから暗号発信したそうです。

3本のうち、1号、2号は高さ135m、3号塔は137m
日本旧海軍の無線施設として1920年ごろ完成し、幾度となく到来した台風等にも耐えて1997年まで使用されていました。

今なお威風堂々としたこの3本の無線塔が大正時代に造られたことを思うと、昨今の耐震疑惑の建物に比べて、いかにいろんな意味ですごいものかがわかります。