コロンブスのアメリカ大陸発見、この航海はスペインのイザベラ女王の宝飾品を質に入れてお金を作ったことで実現したんだそうです。
ヨーロッパは蚤の市などで中古品が流通する一方で、質文化?が大変浸透していて、質店では本物志向で取引がなされる傾向にあるそうです。
パリ市が運営する福祉信用金庫「クレディ・ミュニシパル」は、貴金属や美術品を客から預かり融資する質屋業務を行っています。
その歴史は長く、フランス革命前の1777年から行われていて、彫刻家のロダンや印象派のクロード・モネらが自分の作品を預けに来たこともあったとか。
当店でも時には絵画や骨董品など持ち込まれるときがありますが、悲しいかな見る目がない!
専門店へ持っていかれることをお勧めしますが、値打ちが分からなくてもいいと納得された場合のみ取り扱っています。
そのクレディ・ミュニシパルは、去年3月から新たに高級ワインの扱いを開始。
ワインを持っていくと専門家が鑑定し、評価額の50%の現金を借りられるという仕組らしい。
2008/05/23 ワールドリポートでは、開始から2ヶ月が経過し既に2000本以上のワインが預けられていると報じられていました。
金利は大切に保管してもらえる保管料だと割り切って預けに来る人もいるというのは、日本の質屋に時々あることです。
以前は毛皮やゴルフクラブセットなどトランクルーム的に預ける方がおられました。