酸ヶ湯、すかゆと読みます。
住所は青森市八甲田山1番地。
十和田八幡平国立公園内、標高925mの八甲田の主峰・大岳西麓にあります。
国民保養温泉指定第1号で、棟方志功ゆかりの宿です。
左手は男湯、右手は女湯となっています。
入り口は分かれていても、脱衣場から浴場内に入るとそこは混浴。
「混浴を守る会」三か条には
1 男性入浴者は女性入浴者を好奇の目で見るべからず
2 女性入浴者は男性入浴者を好奇の目で見るべからず
3 混浴は老若男女を問わず
和を尊び大らかで豊かな入浴の姿を最高と為すべし
そうはいわれても、
鑑賞に値する肢体ではないので女性陣は温泉着を購入しました。
捨てるのはもったいなくて、またいつかどこかの混浴で使えるかもと持ち帰りました。
数回洗っても硫黄臭はうっすら残ったまま。
いい湯でした。
館内に硫黄の匂いが漂い、少し緑がかった白濁の湯。
ここも温泉成分がきついので、上がる時に洗い流しました。
それでも何時間たっても手の甲には硫黄の匂いが残っていました。
この後定員101名の八甲田ロープウェーにギュウギュウ詰めで乗り込みました。
大勢の熱気で、周りの人は卵が腐ったような匂いが立ち上るのを不思議に思ったことでしょう。