先月、世間をにぎわせた刑務所関係のニュース二つ。
広島刑務所内の工事中の塀を乗り越え、中国籍の受刑者李国林容疑者(40)=殺人未遂などの罪で服役中=が脱走した。
鹿児島刑務所の内部を撮影した映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」で一時公開された。
映像を投稿したのは、刑務所に刑務作業の資材を運送した同県日置市の運送会社「桃北運送」の元運転手の男性。
保護司会の研修旅行には、刑務所や少年院などの見学が組み込まれています。
今年は高松刑務所でした。
高松刑務所も工事中で、工事足場などを使って脱走されないよう、工事関係車から情報もれないよう警備は厳重でした。
もともと刑務所内は撮影できませんが、見学者もより気をつけました。
最初の画像は、刑務官より高松刑務所の説明を受けた部屋、ここは撮影できます。
壁のショーケースに過去の帳面や遺物が展示してありました。
部屋を出る最後の一瞬に撮影したので、説明の文字が反射して読み取れなくていつのものなのか不明です。

獄中の食器も展示されてありましたが、呉須青の監獄という文字が生々しいですね。
高松刑務所で検索すると、延々と続く工事の入札やら、過去の刑務官がらみの事件などがヒットします。
最近もあったようです。
2011年12月28日(産経) 受刑者の頭を輪ゴムではじくなど不当処遇していた主任看守を減給処分
2010年10月3日(朝日)高松刑務所もバリアフリー 受刑者にも高齢化の波
法務省によると、全国で60歳以上の受刑者は1999年で4154人で、全体の1割にも満たなかった。
2009年には10,333人と約2.5倍に増え、全体の15%を占めるまでになった。
同省は07年度の補正予算で83億円を計上し、高松と大分、広島の3刑務所で高齢者に対応した収容棟の整備を進めた。
廊下と室内に段差はなく平らなバリアフリー棟や、2年前に完成した浴室も見学してきました。
高松刑務所では10年以上も工事が続いているため、収容人数1175人のところ880人と数割程度減っているそうです。
調べていて、一番興味をもったのは、以前15年も逃走していて捕まった「
福田和子」でした。
もうすでに刑務所内にて亡くなっていました。
福田和子が該当しヒットしたのは、高松刑務所の刑務所内強姦事件でした。
詳しくはWikiページをリンク貼ってますので、そちらでごらん下さい。
読みふけってしまいます。