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ちょいデキ!(青野慶久)

2008年04月25日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 この本は東証一部上場のグループウエアで有名なサイボウズ株式会社社長の青野慶久さんが書いた本です。

本人曰く、北斗神拳のような奥義を持っているわけではなく、誰でもいつでも簡単に取り組める太極拳のような技(ちょいデキ!)を駆使して上場企業の社長になれたということで、そのちょいデキな仕事術などを紹介した本です。

 第1章、第2章は筆者の自己紹介で、第3章でそのちょいデキな基礎編、第4章で役に立つ実践編、第5章がビジネス情報収集術編、第6章が健康管理編、第7章でマーケティング用語やお客さまに喜んでいただく7カ条、スピード、お金、会社について書かれています。

 肩の力を抜いて、そしてちょっとしたプラス(ちょいデキ)でより良い仕事ができるヒントが散りばめられた本で、とても良い本だと思います。参考になります!とてもオススメです!!


 以下はその中で良かったポイントです。

・今、調子が出ない、思い煩っていることがあるときは、それをとにかく書いてみる。すると、自分がモチベーションを失っている背景が、目で確認できる形で現れてきます。頭で考えていると、悶々として抜け出せなくなることがありますが、ノートに書き出してみると見えてきます。夢を書き始めると、自分のスイッチが切り替わった感じがします。ふたが取れて、モチベーションが表に出始めた証拠です。どうせならこんな未来はどうだろうか。作家になったつもりで未来の夢を書いてみる。それができ始めたら、もう大丈夫です。

・ときどき会話の中で、「絶対」、「最低」、「最悪」などとオーバーな言い回しをしてしまいます。こういう誇張表現が口から出ようとしたら、自分にブレーキをかけてください。まずは、「絶対」、「最低」、「最悪」の3つです。女子高生の間では一般的に使われているこれらの言葉を、社会人の私たちは放棄するのです。次に、それらの言葉の代わりに「事実」を言葉にしてみてください。誇張表現は、建設的な議論を妨げます。実際に起こったことをあるがままに話す。それが、互いに高めあっていくコツなのです。

・20代で出会っておきたかった本が以下の5冊
「部下の哲学」の購入はコチラ
「成功の法則-松下幸之助はなぜ成功したのか」の購入はコチラ
「論理アタマのつくり方」の購入はコチラ
「コトラーのマーケティング入門」の購入はコチラ
「ビジョナリー・カンパニー2-飛躍の法則」の購入はコチラ

・「成功の法則-松下幸之助はなぜ成功したのか」という本には、「熱意」、「誠実」、「素直」、この3つのトライアングルが成功に導くカギだと書かれています。これを読んで、はっと気づきました。自分が30歳までに積んできた経験でも、この3つのトライアングルのバランスがとれていた時期には思うように物事が進んでいて、逆に、3つのうちのひとつでも欠けているとうまくいかなかった。

・私がテレビを見るときは、ハードディスクレコーダーを使います。見たい番組はすべて録画予約をしておいて、週末にまとめて見ます。必ず録画しておくのは「NHKスペシャル」、「ガイアの夜明け」、「応援!日本経済 がっちりマンデー!!」です。本当はもっと見たい番組があるのですが、時間には限りがあるのであきらめています。

・人脈づくりのために、逆に私が誘われることもあります。そういうときも、できるだけ断らないようにしています。特に、誘われて内心、「なんでこの人に誘われたんだろう」と思うような相手、つまり、業界がまったく違ったり、立場がまったく違ったりする人は、思わぬ情報や出会いにつながることもあります。以前、偶然高校の先輩だった人に誘われてついていったら、ちょうどその当時悩んでいた分野を研究されている人につながったことがあります。新しい発見は、新しい場所で見つかるものです。ためらうような会合でも、断らずに一歩踏み出してでかけていくことも大事ではないかと思います。「ちょいデキ」のための「ちょい勇気」です。

・サイボウズでは、お客様を中心に考えるマーケティング活動を浸透させていくために「マーケティング7カ条」というものをつくりました。
 1、すべては顧客を中心に、シンプルに考えよ
 2、顧客と長いつき合いを!
 3、顧客に教えてもらえ
 4、まず、目の前の顧客を喜ばせよ
 5、目立て!
 6、ITを研究し、大衆化せよ
 7、データ狂になれ

<目次>
はじめに-”北斗神拳”より”太極拳”
第1章 大企業に溶け込めず、起業へ
 暴走新入社員/社内ベンチャーにアタック/起業は目的ではなくて手段
第2章 こんな私でもなんとかやってます
 計画性からほど遠い性格/努力しないですむように努力する/便利なものは使わな損/ガンダムに挫折してプログラムへ/ルールを守りたくても守れない/大学でパソコンを捨てる
第3章 Q&A 基礎編
 Q1.大きな目標を立てていませんか?
 Q2.拡大「解釈」していませんか?
 Q3.準備を頑張っていませんか?
 Q4.デキる社員はすぐやると思っていませんか?
 Q5.裏技は反則だと思っていませんか?
 Q6.モチベーションを探していませんか?
 Q7.言いたいことを我慢していませんか?
 Q8.仕事とプライベートを無理に分けていませんか?
 Q9.やりたいことを探していませんか?
 Q10.「失敗」を深く考えていませんか?
 Q11.自分のことに必死になっていませんか?
第4章 Q&A 役に立つ実践編
 Q1.話すことをあきらめられますか?
 Q2.話す「姿勢」で勝負していますか?
 Q3.自分をよく見せようとしていませんか?
 Q4.難しい質問に答えていませんか?
 Q5.つくり笑顔ができますか?
 Q6.誰とでも仲良くなろうとしていませんか?
 Q7.「絶対」という言葉を使っていませんか?
 Q8.メールで顔文字を使ってますか?
 Q9.メールを多用してませんか?
 Q10.足で情報を稼いでますか?
 Q11.ものを覚えようとしてませんか?
 Q12.怒られたら降伏できますか?
 Q13.悪口に対抗してませんか?
 Q14.苦手な相手を避けてませんか?
 Q15.部下を自由に働かせていませんか?
 Q16.集中するための「引き出し」を、持っていますか?
第5章 Q&A ビジネス情報収集術編
 Q1.読書より経験が大事と思っていませんか?
 Q2.本を全部読んでいませんか?
 Q3.本を読みっ放しにしていませんか?
 Q4.本を自分で選んでいませんか?
 Q5.若いビジネスパーソンに薦める5冊
 Q6.松下幸之助さんに学ぼう
 Q7.新聞のスポーツ欄を飛ばしていませんか?
 Q8.苦しんで英語の勉強をしていませんか?
 Q9.テレビを見てますか?
 Q10.ネットサーフィンにはまっていませんか?
 Q11.グループウェアで情報収集してますか?
 Q12.私がはまったアナログ手帳とは?
 Q13.名刺を整理してませんか?
 Q14.株への投資を敬遠してませんか?
 Q15.人脈がなにより大事と思っていませんか?
第6章 Q&A 健康管理編
 Q1.体の弱点から逃げ切れますか?
 Q2.風邪をひくのが当たり前と思ってませんか?
 Q3.朝、寝坊してませんか?
 Q4.夜眠れずに困ってませんか?
 Q5.夏バテの対処法を持ってますか?
 Q6.残業しないコツ、知ってますか?
 Q7.自分の体と会話できますか?
第7章 では、現場へ「行ってらっしゃい!」
 流行のマーケティング用語に振り回されるな/お客さまに喜んでいただくために/スピードは大切なのか?/お金というもの/会社というもの
あとがき

面白かった本まとめ(2007年)
面白かった本まとめ(2006年)
面白かった本まとめ(~2006年)


<今日の独り言>
 今更ながらダヴィンチコードをDVDで観ました。キリストに子孫がいたというのは面白いと思います。それにしても誰が味方か敵かよく分からなくなりました・・・^_^;)

コメント
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