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年収200万円からの貯金生活宣言(横山光昭)

2010年05月14日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 この本は、これまで約3800人のお金の面で苦しい状況にある方を再生してきたファイナンシャル・プランナーで家計再生コンサルタントという肩書きを持つ著者が、貯金するやり方について分かりやすく、具体的に書かれた本です。

貯金できている人にとっては不要な本と思うかもしれませんが、さすが約3800人の実績があるだけはあって、どれも本質を突いていて、人生をよりよくするヒントもたくさんあるので、とてもオススメです!

個人的には、お金が貯められない人は「冷蔵庫がとても汚い」というのは激しく同意してしまいました^_^;)

また、目標を立てることが大切なこと、固定費を下げることが大切なこと、家計の25%は投資すること、本を読むことが大切なこと、家計簿をつけること、身近なお金持ちを観察すること、偽善のやさしさより人を思う厳しさが大切ということがポイントかと思います。

とてもオススメです。

以下はこの本のポイント等です。

・では、どの程度貯めておけば安心なのでしょうか?私は、月収6ヶ月~12ヶ月分と考えています。不意のリストラなどで収入ゼロになってしまったとき、安心できる貯金額の目安としては、少なくとも月収6ヶ月分の貯えは確保したいところです。リストラや倒産の場合、雇用保険の失業給付がありますが、それでも十分な生活費とはなりません。必ず不足が発生してしまうので、できれば1年分の収入をためられるようにがんばりましょう。

・お金を貯める8つのステップ
 ①自分の性格とお金グセを知る
 ②無理なくできるお金習慣を考える
 ③今の固定支出を疑ってみる
 ④貯金目標とお金以外の楽しめる行動目標を持つ
 ⑤今、お金を貯められる環境なのか判断する
 ⑥期間設定(90日)と数字で自分を知る
 ⑦90日間での成果をふりかえる
 ⑧とにかく繰り返す!

・ムダな固定費ワースト10
 1位 ムダな会話やメールのもととなる携帯電話代
 2位 意味のない飲み会の交際費
 3位 ぜいたくなまでの食費
 4位 保障内容も知らない高額な生命保険料
 5位 不健康のもととなるタバコ・お酒などの嗜好品
 6位 近所をうろつくための車のローン・ガソリン代
 7位 意味のない飲み会の帰りのタクシー代
 8位 毎日の高カロリーな外食ランチ
 9位 自分の口座なのに下ろすたびに引かれるATM手数料
10位 惰性で買う雑誌やマンガ
ほかにもこんなものがあげられます。
 ・ポイントめあてにかえって支払いが増えるクレジットカード払い
 ・ほとんど行かないスポーツクラブの月(年)会費
 ・テレビ欄とチラシがメインの新聞代
 ・定期的に届くサプリメントや飲料水代
 ・行きすぎなまでの娯楽費
 ・捨てられないものを預けておく貸し倉庫代

・固定支出にもいろいろあることがおわかりいただけましたか?プロの視点で言わせていただくと、中でも
 ・携帯電話代
 ・借金(クレジットカード払い含む)
 ・生命保険料
 ・交際費
 ・嗜好品代
 が、気にかかる典型的な項目です。なぜかというと、この項目にはその人がどのような性格なのかがはっきりと反映されるからです。

・嗜好品とは、
 ・依存症があるタバコ(ニコチン)
 ・お酒(アルコール)
 ・コーヒー類(カフェイン)
 などのこと。女性ならチョコレートやケーキなどお菓子類もそれにあたるかもしれませんね。タバコやお酒には注意が必要です。特にタバコをすっている人は、貯金のためというより、健康のためにやめましょう。ですが、そうはわかっていても、依存症が強いため、一度覚えるとなかなかやめられないものです。実は、私も1年ほど前までは吸っていました。絶対にやめられない(やめたくない)と強く思い込んでいて、長い間愛煙していました。だから、やめるつらさは十分に理解できるつもりです。紆余曲折を経て、今はやめてスッキリ、心底よかったと思っています。1日に3箱買っていたタバコ代(1箱320円として1日960円→1年でなんと35万400円!)は浮くし、1日何十回(1回5分程度)と喫煙スペースに通う時間も節約できました。のどの調子もすこぶる良好です。何よりも体調がよくなり、病院に行く回数も減りました。

・嗜好品をやめて得られる金銭的なメリットにも着目してみてください。
 ①コーヒーやタバコ、お酒代が浮く
 ②健康になることで医療費が浮く
 ③浮いた時間の分、働ける=収入のアップ

・嗜好品もまた、お金とはおもしろい関係にあります。私の経験から言いますと、お金を大切にする人は時間も大切にする傾向があるのです。健康管理を大切にする人は、お金や時間を得る仕組みを構築しています。だからこそ、仕事ができる人、稼ぎ力がある人ということになるのでしょう。やはり嗜好品には、その人がお金や時間、仕事、そして体を大切にしたいと考えているかどうか、いわば人生に対する姿勢が表れてくるのです。

・ついにプログラムがスタート。90日間でやっていただきたいのが、次の7つです。
 ①本を読む(お金に関する本でなくてもOK)
 ②家計簿をつける(消費:浪費:投資の欄を設ける)
 ③新しいモノサシで使い道を把握する
 ④夢ノートに3行日記をつける
 ⑤クレジットカードは使わない
 ⑥借金を洗い出す(クレジットカード含む)
 ⑦自分との小さな約束をする
 
・次に紹介することを試してみてください。どれも貯金力アップにつながるうえ、実はとても楽しい作業です。
 ・欲しいものを買わないでみる。
 ・ダイエットもしくは筋トレしてみる。
 ・家のそうじをする。部屋だけでなく玄関やお風呂場、冷蔵庫も。(私の経験上、お金が貯められない人は「冷蔵庫がとても汚い」のです!)
 ・家の中にある不要なものを売ってくる。売れなければ捨てる
 ・お金だけでなく人生を導いてくれるメンターを探す。
 ・時間をいつもより意識してみる(ムダ時間の削減。生活スタイルの見直し)。
 ・休日に携帯電話の電源を切ってみる
 ・欲しいものリストを、優先度を考えながら作成してみる。
 ・やりたいこと、やりたくないことを書き出してみる。
 ・予算を決め、あえてお金をぜいたくに使ってみる(お金のパワーを感じる)
 ・自分の得意なことで誰かの力になってあげる。
 ・自分にとって本当の仲間や協力者は誰なのかを考えてみる。
 ・身近の「お金持ち」を観察。考え方にも注目する。
 ・よいお金持ちとイヤなお金持ちの違いを自分で定義してみる。(周囲に「お金持ち」がいない場合、「日本のお金持ち研究」(日本経済新聞社)のような本から生態を知ることができる)
 ・エコな活動を探し、実行してみる。

・少々ショッキングな数字をお伝えしましょう。消費者金融を利用したことがある人は、ゆうに2300万人を超えています。(信用情報機関「全国信用情報センター連合会」によると、2008年3月末日での登録者数は2351万人)。2300万人以上といっても漠然としているので、もう少し具体的にイメージしてみましょう。日本の総人口は約1億2777万人。そのうち就労者は約8000万人です。8000万人中の2300万人。つまり、4人に1人以上が消費者金融を利用している、もしくは利用したことがあるという実態が浮き彫りになります。これだけ大きなマーケットなのです。消費者金融だけではなく、クレジットカードのキャッシングも合わせて考えるとグレーゾーン金利で借金をしている人は4人に1人どころではなく、働いている人の3人に1人といっても過言ではありません。

・これだけはやってはいけない!
 ・連帯保証人
 ・不動産担保ローン
 ・ローン
 ・現金化(買取屋による転売)
 ・一本化(おまとめローン)
 ・悪徳業者

・「無料」を強く意識する人は、結局のところ大きな損をしているということになりかねません。それはお金がないことが弱点であると見透かされていることに原因があります。金銭的に余裕がないというのは、相談時点であっても弱みなのです。料金が発生する段階、つまり手続きが具体的になったとき、解決の方向性よりも、安く手続きをしてくれそうな相手を求めてさまよい、時間もお金もムダにするのです。まさに危険な初心者なのです。あなた自身はいかがですか?つい、楽なほう、目の前のおトクに流される傾向はありませんか?もし思い当たることがあるなら、これまでの選択基準や考え方を変えなければ、よい変化などありえません。この際ですから、相手を疑うとか自分を省みるということだけでなく、世の中の仕組みや、その裏側にある何かを意識できる考え方を身につけましょう。そうしないと、いつまでたっても負のスパイラルから抜けだすことなどできないのです。

・貯められないあなたは、もう一度家計面で問題がないか見直してみましょう。次の項目で確認してみてください。
 □携帯電話の料金プランは適当か調べましたか?
 □その借金やローンは返してもなかなか終わらない悪い借金ではありませんか?
 □住居費は妥当ですか?(支出割合が一番大きいものだけに注意が必要)
 □食事には工夫しましたか?(食費)
 □生命保険は見直しましたか?
 □お酒やタバコ、かかりすぎていませんか?タバコはやめられませんか?
 □車のコストは意識してみましたか?
 □ムダな交際費はないですか?
 □水道光熱費はどうせ削れないからと節約を意識せずに使っていませんか?
 □読まない新聞や雑誌、利用しないスポーツジム代などはありませんか?
 □ギャンブルを含め、儲け話にのっかって使っていませんか?
 □便利だからとコンビニに毎日通っていませんか?
 〔その他〕
 □家計簿は最低90日間、続けられましたか?
 □クレジットカード払いはやめましたか?
 □使い方基準で「投資」は増えましたか?
 □身近にお金を貯めておけるようなもの(口座・貯金箱)を作りましたか?
 □キャッシングを含め、お金を借りませんでしたか?
 □収入を他で得ることを検討してみましたか?(配偶者のパート勤務などは?)

<目次>
あなたはどれぐらいあてはまる?貯金力チェックテスト
はじめに
CHAPT.1 使わないお金を増やすことから始める収入アップ
 どんな人でもお金を貯められるゴールデンルール
 貯金下手こそ、貯める仕組みづくり
 まずは貯める理由をハッキリさせる
 貯金があれば、不況もだいじょうぶ
 自分のお金ステージを知ろう
 「今度こそ」貯めるための8つのステップ
CHAPT.2 あなたが貯金できない理由
 ケチケチ節約術より固定支出カットが早道
 あなたの生活をむしばむ固定費ワースト10
 ズバリ的中!あなたのマネー性格診断(携帯電話代/借金/生命保険料/交際費/嗜好品代)
 収入に占める適正割合は?
 便利でおトクなサービスほど仕組まれている
 カードもローンも払い終えるまでは「借金」
 カード支払い額から分かるあなたの現状
 〔コラム〕貯金生活の強い味方 VISAデビットカード
CHAPT.3 明日から変われる!貯金体質トレーニング
 貯金ゼロ体質はかならず治せる!
 絶対にブレない軸を持つ
 「消」「浪」「投」で使い方をイメージしよう
 「いくら」より「何に」を見える化する
 ムダな「浪費」は「投資」に変えて貯金力アップ
 家計の25%は「投資」に
 1つの支出を長いスパンで考える
CHAPT.4 90日プログラムで貯金力を10倍アップ
 強い気持ちでまずは「実行」
 誰でも貯められる横山式90日貯金プログラム
 プログラムに取り組む前にする4つのこと
  ①目標、願望をハッキリと具体化させる
  ②夢ノートと家計簿を用意する
  ③貯金箱と貯金用口座を用意する
  ④気がかりなことを書きだす
 プログラム実行中にする7つのこと
  ①本を読む
  ②家計簿をつける
  ③新しいモノサシで使い道を把握する
  ④夢ノートに3行日記をつける
  ⑤クレジットカードは使わない
  ⑥借金を洗い出す
  ⑦自分との小さな約束をする
 プログラムを終えてからする4つのこと
  ①90日後の夢ノートと家計簿から自分を知る
  ②習慣化させるために90日プログラムを繰り返す
  ③フレキシブルに調整をはかる
  ④数字で自分をコントロールする
 成功への5つのポイント
 〔コラム〕お金には気持ちが集まる!
CHAPT.5 知らないと危険!お金の落とし穴
 他人事ではすまない「借金」
 これだけはやってはいけない!
 思い込みを捨てて、借金をリセット
 「自己破産」だけじゃない借金解決
 赤字家計も貯金体質に生まれ変われる
 これからは、借りたくても借りられない時代
 危険な初心者がはまるワナ
 目先の親切を選ぶと大損する!?
 お金の壁は極端に受け止めない
 〔コラム〕自己破産は放蕩に怖い!?
CHAPT.6 それでも貯められないあなため
 方法①他人の目を意識する
 方法②自分と会話する
 方法③結果はほどほどに受け取る
 方法④環境のせいにしない
 方法⑤弱みを強みに変える
 〔コラム〕「なぜ貯められない?」が分かるチェックリスト
あとがき

面白かった本まとめ(2009年下半期)

<今日の独り言>
6歳の息子と部屋の中で野球をするのですが、最近は打球が速くなって怖い怖い・・・。しかも痛いんですけど・・・。反射神経が鍛えられます・・・^_^;)まあでもこれも成長でうれしいですね・・・。

コメント
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