JR仙山線の山形市のJR山寺駅から徒歩往復約2時間で楽しめる山寺へ、平日の午前9:30頃に1人で行ってみました♪
↑JR山寺駅展望台から山寺方面
↑JR山寺駅や展望台
山寺は「まっぷる東北」という旅行ガイドブックに掲載され、緑多く良さそうだったためです♪
山寺というだけはあり、山なので、かなり階段や坂を登ります♪
↑山寺の地図
この山寺は正確には「宝珠山立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)」とのことで天台宗でしたね。
JR山寺駅を出て、赤い橋を渡って山寺を目指します♪
↑赤い橋
川も自然あふれていましたね♪
↑川
そして登山口を目指します。
途中右側に、後で行きこのブログでも紹介する美登屋という蕎麦屋があり、ここは絶品でしたね♪
↑美登屋
↑案内
この山寺には江戸時代に俳句で有名な松尾芭蕉と曽良も江戸深川から奥の細道の一環として歩いて訪れています♪
その奥の細道と書かれた木柱もありました。
↑奥の細道の木柱
そして山寺の解説もありました。
↑山寺の解説
階段を上がってまずは根本中堂を目指します。
↑階段を上がる
↑根本中堂
この根本中堂は国指定重要文化財の延文元年(1356年)に再建されたもので、ブナ材の建築物では日本最古とは素晴らしいです!
しかも伝教大師が中国から比叡山に灯した火をこの立石寺に分けていますが、織田信長により比叡山が焼き討ちされた後に再建した際は、逆にこの立石寺から火を分けた不滅の法灯があるとは素晴らしいです。
そういう歴史があったんですね。
↑山寺立石寺や根本中堂の解説
↑根本中堂
それからティーデマン先生記念碑がありましたね。
ドイツ生まれのティーデマン先生は、この山形の地でドイツ語を1921年から約10年間教えたようです。
そういう歴史もあるとは興味深いです。
↑ティーデマン先生記念碑
そして進むと芭蕉句碑と清和天皇御宝塔がありましたね。
↑進む
↑芭蕉句碑と清和天皇御宝塔
↑拡大
芭蕉はここで有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)」を詠んでいます。
また芭蕉が山寺に訪れた10年後に寄進された手水盤が左側にありましたね。
↑手水盤等
↑手水盤の説明
そしてその奥には、昭和27年に建立された貞明皇后記念碑や昭和4年に建立された大正天皇の行啓記念碑もありました。
皇室もこちらへ来られるようです。
↑貞明皇后記念碑や大正天皇の行啓記念碑
そしてここで、名物の力こんにゃくが1本100円で売られていたので、購入して美味しく頂きました♪
黄色の辛子を付けて頂き、弾力もあり美味しかったですね♪
↑力こんにゃく売り場
↑力こんにゃく拡大
また、力こんにゃく100円を辛子付きで美味しく頂いて、山寺を登りました♪
確かにこの力こんにゃくを食べると力が出ましたね!
すると右側に日枝神社がありました。
出羽国山寺総鎮守のようです。
天皇家が来られるのも恐らくこの日枝神社があるためでしょう。
↑日枝神社
そして亀の甲石がありました。
延命・長寿の霊験があるようです。
↑亀の甲石
そして鳥居をくぐって緑あふれる道を進みます♪
↑鳥居
すると左側に芭蕉と曽良の銅像がありました♪
まさに奥の細道の世界でした♪
個人的には松尾芭蕉が奥の細道を出発した東京深川の家のすぐ近くに住んでいるので、こんなに遠くまで来たのかと感慨深いです!
↑芭蕉と曽良
↑角度を変えて
そして山門があり、巡拝料は300円でしたね。電子マネー等は利用できず現金で支払います。
↑山門
↑地図
↑巡拝料の案内
それから山寺の石段の説明があり、ここは、石段を一段二段と登ることにより私達の煩悩が消滅すると信仰されている修行の霊山とのことでしたね。
石段はかなりあるので、かなり煩悩が消滅されそうです(^_^;)
↑山寺の石段の説明
↑石段
それにしてもこの山寺は木々の深緑が美しく、空気も美味しく、良い気が流れていて素晴らしいです♪
↑木々の深緑
すると右側に姥堂がありました♪
実はここから上が極楽という浄土口で、ここから下は地獄とは興味深いです。
当時はそばの岩清水で心身を清め、新しい着物に着替えて極楽に登り、古い衣服は堂内の脱衣婆に奉納するものだったため姥堂と呼ばれているようです。
↑姥堂
↑姥堂
石段を登って行きますが、木々の緑などが美しいです♪
↑木々の緑
↑石段
↑参道の説明
↑お地蔵さん
↑石段
そして「せみ塚」がありましたね!
芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚を建てたのせ「せみ塚」とのことでしたね。
↑せみ塚の説明
↑石段
すると弥陀堂(みだほら)がありましたね。
新第三紀中新世(約500万年前〜約2,300年前)の凝灰岩が長い歳の風雨で直立した阿弥陀如来の姿を作り出したとは素晴らしいし、その仏の姿を見ることができる人には幸福が訪れるようです。
↑弥陀堂
↑弥陀堂の説明
それからまた石段を登ると仁王門が見えてきましたが、赤い6月の紅葉?も美しかったですね♪
↑6月の紅葉
仁王門は嘉永元年(1848年)に再建されたものとは素晴らしく、仁王尊像は運慶の弟子たちの作のようです。
仁王は邪心を持つ人は登ってはいけないと睨みつけ、後方の閻魔王がこの門を通る人達の過去の行いを記録しているとのことです。
↑仁王門の説明
↑仁王門
仁王門には御札がたくさん貼られていて、東京の池袋や大塚、埼玉の熊谷などからも来て貼っているようでした。
↑御札
そして開山堂が見えて来ましたね♪
崖の横に建っているので、周りの遠くの山々の景色とマッチし素晴らしい景観です♪
↑開山堂
↑開山堂
そしてその右横の階段を登っていくと、五大堂があります♪
↑開山堂の右横の階段
↑五大堂の下の階段
すると、五大堂からは素晴らしい光景が広がっていましたね♪
今回のメインスポットです!
↑五大堂
↑五大堂と風景
↑五大堂からの風景
↑JR山寺駅方面
↑JR山寺駅拡大
JR山寺駅方面も綺麗に見えていましたね♪
この景色は素晴らしいです♪
そしてここにもたくさんの御札が貼られています。
歴史ある仏閣等にはこの御札がよく貼られていますが、江戸時代等の講(地域みんなでお金を出し合い、交代で代表者が毎年旅行)で訪れ、その出身の御札でしょうか。
この御札は旅行の証跡で、翌年以降訪れる旅行者は、この地元の御札を見るのがきっと楽しみだったに違いありません♪
↑御札
↑五大堂の中
↑五大堂の中
↑開山堂と五大堂の説明
↑改めて開山堂
そして更に進みます♪
↑更に進む
↑石段
すると売店がありましたね♪
山寺でお土産を買うならこの売店となります!
↑売店
それから戦国武将の最上義光公御霊屋があるのには驚きました。
最上義光公は出羽に平和と安定をもたらし、現在の山形の基礎を築いたようです。
↑最上義光公御霊屋
そして赤い郵便ポストがあるのには驚きましたね!
郵便局の方はここまで徒歩で毎日平日・土曜の11時に来なくてはならず、これはかなり煩悩が減りますね!(^_^;)
↑赤い郵便ポスト
それから奥之院と大仏殿方面へ進みます♪
奥之院には開山・慈覚大師が中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来を本尊としているとは素晴らしいです。
かなり歴史ありますね!
↑奥之院と大仏殿
↑金灯籠?
↑奥之院と大仏殿の説明
↑お地蔵さん?
↑奥之院方面
↑奥之院
↑奥之院
↑大仏殿
それから国指定の重要文化財の三重小塔へ進みました♪
室町時代末期の永正16年(1519年)に建立されたものとはかなり古く素晴らしいです♪
↑三重小塔方面
↑三重小塔の解説
↑三重小塔
↑三重小塔全体
そして帰路につきました。
左側に修行の岩場がありましたね。
危険な岩場で、当時は修行者が転落死することも多かったとは恐ろしいです。
確かに危険そうでしたね!
↑修行の岩場の説明
↑修行の岩場
そして帰路は、行きとは違い開山堂を通らずに、開山堂を右目に見ながら進みました♪
↑右手に開山堂
下りも木々の美しい深緑などを見ながら違う目線で楽しめましたね♪
↑下り
↑下り(陀堂堂近く)
それから下山道は途中別にあり、右側の道を通ります♪
↑下山道の案内
↑下山道
あじさいも美しかったですね♪
↑あじさい
↑下山道
そして、根本中堂を通らずに、直接JR山寺駅方面へ進みます♪
↑道案内
JR山寺駅方面は綺麗に整備されていましたね。
↑帰り道
また池もありましたね。
↑池
↑帰り道
↑山寺駅方面案内
↑山寺駅方面
山形市の山寺は、木々の深緑が美しいだけでなく、松尾芭蕉や曽良の銅像があり、力こんにゃくで力を付け、開山堂が美しく見え、そしてその近くの五大堂からは、素晴らしい景色が広がり、またその石段を登ることにより煩悩を消すこともできとてもオススメです♪