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「一流の人だけが実践している成功術」という本は、一流と二流の差は実はごくわずかなので、日々の習慣を見直してそして変えることによって、より良い人生にしようということを目的に書かれたものです。
具体的には、仕事の進め方や、コミュニケーション術、マナー、自分の磨き方について、35項目にまとめて書かれています。
どれも納得できるものばかりだし、簡潔に分かりやすくまとめられていると思いましたね。
特に時間や健康を大切にし、ポジティブワードを使い、目標を立て、過去よりも未来のことを考え、聞き上手を心がけ、料理は美味しく平らげ、趣味を極め、自己投資などが改めて重要だと思いました!
「一流の人だけが実践している成功術」という本はとてもオススメ!
以下はこの本のポイント等です。
・お客様へのアポイントや会議などはもちろん、社内での小さな打ち合わせ、会食などにおいても、常に時間に余裕をもって約束の場にいるのが、時間管理がきちんとできている一流の人の特徴です。彼らは、渋滞や電車の遅延など予期せぬことで遅れる可能性も想定した上で、どんなときでも遅刻しないよう、約束の時間からの逆算を徹底しています。それほど厳守するのは、「人に迷惑をかけてしまう」「相手の時間を無駄にしてしまう」という思いと、「信頼を構築するのは難しくても、崩すのは簡単」という危機意識が強いからでしょう。
・遅刻をしないことはビジネスにおいて大前提ですが、万が一、遅れてしまったときには、自己責任の姿勢を貫くのが一流の条件。丁寧に謝罪をしたら、自分がやるべき仕事に全力で向かいましょう。
・一流の人は、忙しいからこそ、日々限られた時間内に思考をまとめ、物事のポイントを絞り、決断する訓練を積んでいます。小さな案件でも後回しにせず、常に決断を下しながら、膨大な仕事をこなしているので、メールの返信ひとつにもその習慣があらわれるのでしょう。返信の内容においても「後ほどご連絡します」「少し考えさせてください」など無意味に引き伸ばすようなことは書かず、何らかの解決方法を提示して即断即決で物事を一歩前に進めていきます。例えば、YESかNOかを決められる内容であれば、どちらかに決め、その理由を説明します。YES、NOで決められない内容であれば、どうするべきかを明記し、状況を保留にすることはありません。これは、彼らが日頃から考えや判断基準を明確にしているからです。そして、課題をクリアにしていこうという意識が高いため、必ず意味のあるメッセージを返そうとします。こうした習慣が身につくのは、有能な一流の人には仕事が多く舞い込み、責任あるポジションが与えられるから。すべきことがたくさんあるなかで的確な指示を出さなければいけないとなると、スピードが仕事の段取りを決める肝となっていき、効率がますます上がるという好循環ができていくのです。
・仕事の優先順位を決定する3つのポイント
成果をあげるためには、「集中」が大事
(1)自分しかできない仕事をする
周りの力を使ってできる仕事、自分がやらなくてもいい仕事は思い切って周りに振る。やらないといけない仕事以外はしない、と割り切るべし。
(2)過去の成功にとらわれず未来を選ぶ
仕事は過去に成果をあげたものではなく、これからの環境や顧客ニーズに合った仕事を選び、やり方を変えるべし
(3)変革をもたらすものに照準を当てる
周りの反応や状況に流されて「過去に前例があるもの」「無難なもの」を選ぶのではなく、「新たな何かを生み出すもの」を選ぶべし
→優先すべき次の仕事を選ぼう
・仕事がデキる人は、常に「相手にとって心地いいか」「情報が整理されていてわかりやすいか」を重視してコミュニケーションをとっているのです。
・一流の人の多くが早朝型の仕事スタイルで働いており、翌日の仕事のパフォーマンスを上げるために、早く寝る必要があるからです。仕事がデキる人は、いつもゴールから逆算してスケジュールを組み立てます。朝から積み上げていって1日を過ごすと、「18時には到底終わらない!」ことになりますが、一流の人は18時の会食に合わせて、仕事のスタート時間を決めます。夜は貴重な人材交流の場であり、仕事の可能性を広げるチャンスの場。その時間の大切さを知っている一流の人は、普通の人が仕事を始める数時間前から稼働し、一日を効率的に使っているのです。実際に、朝7時、7時半に仕事を始めてみると、その効率の良さに驚きます。まず、会社にいても電話がかかってこないので、仕事が中断させられることがありません。メールも、朝なら今ある以上に増えないので、溜まったものを一気に処理できます。何より、朝は頭がさえていて、処理スピードが速いので、昼間や夜に頭をぼんやりさせながら時間をかけて終える仕事も、さくさくと進めることができます。誰もいないオフィスで、物音がしない中、人より早く仕事を始めるのは気持ちがいいもの。仕事がデキる人ほど、早朝型スタイルになっているのは、必然だといえるでしょう。優秀な人が、どのようなスケジュールで仕事を進めているのかを知るだけでも、早朝から仕事するメリットは十分あると思います。
・一流の人は、会食で出会った人や、ご馳走してもらった人に、必ずお礼メールを送ります。面談や人脈を使った紹介、贈り物など、すべてのことにおいて、お礼は欠かさず送ります。そして、経営者や役員など、多忙で立場的に偉い人ほど、翌日の早朝にはメールが送られているのです。仕事がデキる人は、簡単にできることはすぐ行い、絶対に後回しにしないことを徹底しています。
・大切なのは「主旨を伝える」「選択肢を伝える」「判断のポイントを伝える」「結論を伝える」「具体的行動の確認をする」の5つです。相手のためにも、用件はできるだけ短くすませること。それが、デキる人たちのルールなのです。
・ポジティブマインドをもたらす言葉
「でも・・・」と答える×→「それは○○だね」と物事のいい面に注目する○
感謝を伝えたいときの「すみません」×→「ありがとう」と相手の好意を素直に受け止める○
「どうしてダメなんだろう」と過去を後悔する×→「これからどうすべきだろう」と未来に目を向ける
・一流の人は、向上心にあふれ、常にベターな自分を追い求めています。過去の成功にすがるのは、過去の自分に負けている証拠。だから、自分の武勇伝をひけらかさず、視線はいつも”現在”、さらには”未来”に向いています。
・何かにつまづいたとき、
一流の人→まず自分自身を振り返ります。
二流の人→他人のせいにしたり、環境のせいにします。
・”メンバーがより効率的に仕事を進めやすくなるには”と考えたとき、優先順位よりも”劣後順位”のほうが相手にはわかりやすいものです。例えば、やろうと思っている業務が10個あったとき、どれを先にやって、次に何をすべきかと考えるのが”優先順位”。これでは、どんな順番に並び変えようと、業務の数自体は変わらず、大きな時間短縮にはつながりません。そこでオススメしたいのが、”劣後順位”です。
”劣後順位”は、重要な2~3個の業務以外はやらないと決めてしまうこと。「この実績を求めているので、これとこれをやってください。一方、これとこれは今やらなくていいことなので、やる必要はありません」と指示するのです。”やらなくていいこと”を決めてしまえば、仕事の進め方が明確になります。そもそも優先順位を決めることに時間がかかり、仕事に追われている人も多くいます。仕事が絞られてしまえば、優先順位を考える必要はなくなり、集中力は上がっていくはずです。
・丁寧語を使える人の3つの特徴
(1)自然と周りに敬意を払える
受けているサービスに対して、感謝の気持ちをもっている
(2)謙虚であることの大切さを知っている
周りの力があってこそ、自分が生きていることを経験として知っている
(3)感情のコントロールができている
一喜一憂して、周囲を困らせるようなことはしない
・一流の人は、垂れ流しのようにお金を使う”浪費”や”消費”ではなく、”投資”を重視しています。将来自分がやろうと思うことにつながるお金であれば、払いたくない、もったいないと思うこともなく、いさぎよくお金を払います。誰かに贈り物をする、ご馳走する、といったことも、人との関係を深める上で、欠かせない”投資”です。そこでしぶしぶお財布を取り出すような人とは、楽しく食事ができませんし、人としての小ささを感じてしまいます。給料を多くもらっている一流の人でも”浪費””消費”を抑え、コツコツ貯金をしています。かつては、「貯金などせず自己投資せよ」という助言もよく聞きましたが、ある程度まとまったお金がないと始められないことも多いものです。貯金はほとんどありません、というのは二流の人。働いて入ってくる給料とは別に、自由に使える、まとまった貯蓄額があることで、心に余裕が生まれますし、そのお金が大きな行動や新たな挑戦に出る後押しをしてくれるはずです。
・一流の人は、向上心、好奇心にあふれ、エネルギッシュな行動力に満ち満ちています。だからなのでしょう。食事への関心も高く、美味しいものをイキイキと食べる人が多くいます。一緒に食事をすると、ボリュームたっぷりの肉料理も、美味しそうにペロッと食べるのです。ガツガツ食べるということではなく、食事を純粋に楽しんでいるのがよく伝わってきます。仕事で大量のエネルギーを消費しているので、たくさん食べるタフさもあるのです。仕事がデキる人ほど、体調を崩さず健康でいるのは、美味しいものをたくさん、楽しく食べているからなのかもしれません。
・仕事を多忙にこなす優秀な人ほど、プライベートも満喫しています。エネルギーに満ちた経営者にオフの過ごし方を聞くと、みな何かしら自分の趣味をもち、それに没頭している人ばかり。「休日は何もせず、ぼーっと寝てばかりです」という人はほとんどいません。ゴルフや読書、ランニング、サイクリング、釣り、音楽など、趣味は多岐にわたりますが、共通しているのは、それに向かう姿勢です。ゴルフのスコアを上げるために体幹トレーニングのレッスンを受けている人や、定期的にマラソン大会に出場し、大会当日のために食事のコントロールを徹底的に行う人など、「本当に”趣味”ですか?」と聞きたくなるほど、ストイックに向かっているのです。彼らの取り組み方を見ていると、どんな活動においても、「Plan(計画)→Do(実行)→See・Check(検証)」のサイクルを回しているようです。
・睡眠不足は思考力、集中力の低下をもたらし、長期に及ぶと、うつ病などの精神障害を発症しかねません。どんなに忙しくても、1日6時間は眠るべきです。たまに「4時間睡眠を続けているけれど心身ともに元気です」という方がいますが、その人たちは、短い時間で深く眠る術を身につけているはずです。例えば、眠る前に必ず湯船に浸かって体を温めたり、ストレッチをして体の疲れをとってから眠ったり、自分の体に合った枕やベッドマットを使っていつ人も多いと思います。体調の変化に敏感に耳を傾け、「最近、疲れているな」「ケアレスミスが多いな」と思ったら、いさぎよく休むこと。体を休めて、パフォーマンスを上げるための準備時間をとるのも、立派な仕事の一部なのです。
・特に気をつけるのは”食事”です。当然ながら、私たちの体は毎日食べるものによってつくられていますから、食事をおろそかにしていると、健康を害するのは当たり前です。一流の人は、朝食をしっかり食べ、毎朝すっきりした頭で仕事を始めます。また、常に腹八分目をわきまえ、お腹がいっぱいで眠くなるといったことがないように自律しています。
・一流の人は、自分にとって有益な「お金の使い方」「時間の使い方」が何かをわきまえています。支出には大きく”消費””浪費””投資”の3つの使い方がありますが、一流の人は、”浪費”を減らし、将来、自分の糧となる”投資”により多くのエネルギーをつぎ込んでいます。例えば、多くの本を読むこともそうです。一流の人で、「本を読んだことがない」という人はほとんどいません。彼らには必ずといっていいほど、「好きな作家」がいて、「好きな作品」を即答でいくつか挙げることができます。本は、決して出会うことのできない著名人や、今は亡き哲学者や経営者、科学者、小説家たちの人生観や教えを、たった2000円弱払えば触れることができる、非常にコストパフォーマンスの高い”自己投資”です。
・自分の価値観を広げるという点で、積極的に海外に出かけることも、”自己投資”のひとつです。一流の人は、ひとつの物差しで頭ごなしに人を怒ったり、意見を否定することをしません。人にはそれぞれ違う考え方がある、と相手を尊重した上でコミュニケーションを進めていきます。これは、若いうちからさまざまな文化や人に触れた経験があるからです。海外に行くと「どうしてそんな考え方をするのか?」と理解しがたい経験を何度もします。この「違和感を抱く」という体験こそが、自分の思考癖や固定された考えを再発見していくことになります。自分の考えがすべてではないという当たり前のことを実感することで、周りを受け入れる力、人としての器は大きくなります。ムダな捨て金はせず、自分の糧になることを選び、お金を惜しまずかけていく。それが結果として、一流の振る舞いを生み出すのです。
・仕事がデキる人は、言行一致が高いものです。言ったことと行動が一致し、口に出したことは何が何でも実行する。その執着心が強いので、夢や目標を現実のものにすることができます。一流の人は、さまざまな経験を積んできた中で、周囲から信頼を得ることが仕事のチャンスを広げ、成功の糸口をつかむ突破口だということを知っています。新たな仕事が舞い込めば、経験値が積み重ねられ、そのプロセスを増やすことで結果として仕事の質が上がっていきます。その「周囲から信頼を得る」ために何よりも大切なことは、
(1)言ったことは必ずやりきる
(2)頼まれて引き受けたことは絶対に投げ出さない
という姿勢です。
・社交辞令を連発する人に近づかないことも大切です。人は普段付き合っている人に影響を受け、知らず知らずのうちに似てくるものです。自分がいつも仲良くしているメンバーと、10年後も一緒にいることを考えてゾッとした人は、付き合う仲間を一考するべきです。言行一致度の低い人と日常的に近くにいると、徐々に感化され、違和感なく社交辞令を口にするようになってしまいます。「普段の思考癖があなたを形成する」と肝に銘じ、言ったことは必ず実行する、意思の強さを身につけましょう。
・一流の人には、必ず”師匠(メンター)”がいます。師匠を見つけるために「師匠になってください」「いいですよ」といった許可は必要ありませんから、勝手に師匠だと思っていればいいだけです。ふと行き詰まったときに、目標にできる人がいれば、仕事の小さな失敗でいちいち意気消沈することもなく、その人からパワーをもらって前に進んでいくことができます。誰を師匠にするかの基準は、自分の中にしかありません。
・さらに一流の人は、自分の成長のステージによって、師匠を変えていきます。学生と社会人では、教えてもらうべきことが変わるように、そのときそのときの人生のステージによって、師匠を変えることは自然なことです。そろそろ卒業の時期だなと感じたら、今まで教えてもらったことに心から感謝して、師匠から静かに離れていきましょう。もちろん、師匠といい距離を保ちながら、一生深い付き合いをするのがベストですが、重要なのは、自分のステージを客観的に見つめ、自分が求めているもの、目指すものに対してどん欲であることです。そして、本当に優れた師匠であれば、あなたが次のステージにいくことを応援してくれるはずです。成長意欲をたくさん刺激してくれる人に出会うことで、あなたの可能性はどんどん広がっていくのです。
・人は、一緒にいる人から、知らず知らずのうちに大きな影響を受けています。仲がいい人と口癖や仕草、思考癖が似てくるのはそのためです。誰と一緒に人生の時間を過ごすかで、私たちの価値観やモチベーションは大きく左右されます。付き合う人によって、”人間力”が磨かれるといっても過言ではありません。つまり、人間力の高い一流たる人は、自分を高めてくれる人に数多く出会い、長い時間を共にしてきたということになります。常に人脈を増やし、人間関係の幅を広げることが、自分の器量を広げることにつながると考えているのです。ランチひとつとっても、同じメンバーとばかり食べに行かず、先輩・後輩、上司・部下など、いろいろな人と食べに行きます。他の部署の人も積極的に誘い、関わったことのない職種の人や、自分とは異なった立場の人の話を聞くのです。そして、彼らの過去の経験談、積み重ねたキャリアから見出した教訓を聞き、自分の仕事に活かしていきます。さらに、役員や社長など、上のキャリアの人にも声をかけ、優秀な人の考え、言葉に真摯に耳を傾けます。また、飲み会やパーティーでは、社外の人、異業種の人との時間を大切にします。
・毎日同じような顔ぶれで飲んでいても、社外の人脈は広がりません。会社という狭い世界で”内向き化”し、視線が外へ向かわなくなってしまっては、人生の時間がもったいない。自分を刺激してくれる人との出会いを求め、アンテナをどんどん外に向けていくべきです。
<目次>
はじめに
第1章 一流の人の「仕事の進め方」
01 一流の人は遅刻をしない
02 一流の人は24時間以内に返信する
03 一流の人は他人の時間を無駄にしない
04 一流の人は優先順位を決める
05 一流の人は根回しをする
06 一流の人は会議の趣旨を明確にする
07 一流の人は結論を先に言う
08 一流の人は「忙しい」と言わない
09 一流の人はルールを疑う
10 一流の人の会食は18時に始まる
第2章 一流の人の「コミュニケーション術」
11 一流の人は話が短い
12 一流の人はポジティブワードを使う
13 一流の人は過去の実績より失敗談を語る
14 一流の人は部下のミスを許す
15 一流の人は相手が大切にしていることを知る
16 一流の人はひとりひとりに違うアドバイスをする
17 一流の人は「しなくていい」ことを言う
18 一流の人は具体的な行動目標を立てる
19 一流の人は失敗の原因追究より「これからどうするか」を考える
20 一流の人は人を信頼し任せることができる
第3章 一流の人の「できるマナー」
21 一流の人は誰に対しても丁寧語で話す
22 一流の人は歯がキレイ
23 一流の人はスーツを着こなす
24 一流の人は聞き上手
25 一流の人は心地よくお金を払う
26 一流の人は勧められた席にさっと座る
27 一流の人は何でも美味しく平らげる
第4章 一流の人の「自分の磨き方」
28 一流の人は趣味を極める
29 一流の人は健康オタクである
30 一流の人は自己投資をする
31 一流の人は有言実行をつらぬく
32 一流の人には師匠(メンター)がいる
33 一流の人はホンモノをもっている
34 一流の人は運を引き寄せる
35 一流の人は一流の人との時間を大切にする
COLUMN
一流の人はデスクがキレイ
大勢の前で話すとき
パーティーでの振る舞い
面白かった本まとめ(2014年上半期)
<今日の独り言>
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「一流の人だけが実践している成功術」という本は、一流と二流の差は実はごくわずかなので、日々の習慣を見直してそして変えることによって、より良い人生にしようということを目的に書かれたものです。
具体的には、仕事の進め方や、コミュニケーション術、マナー、自分の磨き方について、35項目にまとめて書かれています。
どれも納得できるものばかりだし、簡潔に分かりやすくまとめられていると思いましたね。
特に時間や健康を大切にし、ポジティブワードを使い、目標を立て、過去よりも未来のことを考え、聞き上手を心がけ、料理は美味しく平らげ、趣味を極め、自己投資などが改めて重要だと思いました!
「一流の人だけが実践している成功術」という本はとてもオススメ!
以下はこの本のポイント等です。
・お客様へのアポイントや会議などはもちろん、社内での小さな打ち合わせ、会食などにおいても、常に時間に余裕をもって約束の場にいるのが、時間管理がきちんとできている一流の人の特徴です。彼らは、渋滞や電車の遅延など予期せぬことで遅れる可能性も想定した上で、どんなときでも遅刻しないよう、約束の時間からの逆算を徹底しています。それほど厳守するのは、「人に迷惑をかけてしまう」「相手の時間を無駄にしてしまう」という思いと、「信頼を構築するのは難しくても、崩すのは簡単」という危機意識が強いからでしょう。
・遅刻をしないことはビジネスにおいて大前提ですが、万が一、遅れてしまったときには、自己責任の姿勢を貫くのが一流の条件。丁寧に謝罪をしたら、自分がやるべき仕事に全力で向かいましょう。
・一流の人は、忙しいからこそ、日々限られた時間内に思考をまとめ、物事のポイントを絞り、決断する訓練を積んでいます。小さな案件でも後回しにせず、常に決断を下しながら、膨大な仕事をこなしているので、メールの返信ひとつにもその習慣があらわれるのでしょう。返信の内容においても「後ほどご連絡します」「少し考えさせてください」など無意味に引き伸ばすようなことは書かず、何らかの解決方法を提示して即断即決で物事を一歩前に進めていきます。例えば、YESかNOかを決められる内容であれば、どちらかに決め、その理由を説明します。YES、NOで決められない内容であれば、どうするべきかを明記し、状況を保留にすることはありません。これは、彼らが日頃から考えや判断基準を明確にしているからです。そして、課題をクリアにしていこうという意識が高いため、必ず意味のあるメッセージを返そうとします。こうした習慣が身につくのは、有能な一流の人には仕事が多く舞い込み、責任あるポジションが与えられるから。すべきことがたくさんあるなかで的確な指示を出さなければいけないとなると、スピードが仕事の段取りを決める肝となっていき、効率がますます上がるという好循環ができていくのです。
・仕事の優先順位を決定する3つのポイント
成果をあげるためには、「集中」が大事
(1)自分しかできない仕事をする
周りの力を使ってできる仕事、自分がやらなくてもいい仕事は思い切って周りに振る。やらないといけない仕事以外はしない、と割り切るべし。
(2)過去の成功にとらわれず未来を選ぶ
仕事は過去に成果をあげたものではなく、これからの環境や顧客ニーズに合った仕事を選び、やり方を変えるべし
(3)変革をもたらすものに照準を当てる
周りの反応や状況に流されて「過去に前例があるもの」「無難なもの」を選ぶのではなく、「新たな何かを生み出すもの」を選ぶべし
→優先すべき次の仕事を選ぼう
・仕事がデキる人は、常に「相手にとって心地いいか」「情報が整理されていてわかりやすいか」を重視してコミュニケーションをとっているのです。
・一流の人の多くが早朝型の仕事スタイルで働いており、翌日の仕事のパフォーマンスを上げるために、早く寝る必要があるからです。仕事がデキる人は、いつもゴールから逆算してスケジュールを組み立てます。朝から積み上げていって1日を過ごすと、「18時には到底終わらない!」ことになりますが、一流の人は18時の会食に合わせて、仕事のスタート時間を決めます。夜は貴重な人材交流の場であり、仕事の可能性を広げるチャンスの場。その時間の大切さを知っている一流の人は、普通の人が仕事を始める数時間前から稼働し、一日を効率的に使っているのです。実際に、朝7時、7時半に仕事を始めてみると、その効率の良さに驚きます。まず、会社にいても電話がかかってこないので、仕事が中断させられることがありません。メールも、朝なら今ある以上に増えないので、溜まったものを一気に処理できます。何より、朝は頭がさえていて、処理スピードが速いので、昼間や夜に頭をぼんやりさせながら時間をかけて終える仕事も、さくさくと進めることができます。誰もいないオフィスで、物音がしない中、人より早く仕事を始めるのは気持ちがいいもの。仕事がデキる人ほど、早朝型スタイルになっているのは、必然だといえるでしょう。優秀な人が、どのようなスケジュールで仕事を進めているのかを知るだけでも、早朝から仕事するメリットは十分あると思います。
・一流の人は、会食で出会った人や、ご馳走してもらった人に、必ずお礼メールを送ります。面談や人脈を使った紹介、贈り物など、すべてのことにおいて、お礼は欠かさず送ります。そして、経営者や役員など、多忙で立場的に偉い人ほど、翌日の早朝にはメールが送られているのです。仕事がデキる人は、簡単にできることはすぐ行い、絶対に後回しにしないことを徹底しています。
・大切なのは「主旨を伝える」「選択肢を伝える」「判断のポイントを伝える」「結論を伝える」「具体的行動の確認をする」の5つです。相手のためにも、用件はできるだけ短くすませること。それが、デキる人たちのルールなのです。
・ポジティブマインドをもたらす言葉
「でも・・・」と答える×→「それは○○だね」と物事のいい面に注目する○
感謝を伝えたいときの「すみません」×→「ありがとう」と相手の好意を素直に受け止める○
「どうしてダメなんだろう」と過去を後悔する×→「これからどうすべきだろう」と未来に目を向ける
・一流の人は、向上心にあふれ、常にベターな自分を追い求めています。過去の成功にすがるのは、過去の自分に負けている証拠。だから、自分の武勇伝をひけらかさず、視線はいつも”現在”、さらには”未来”に向いています。
・何かにつまづいたとき、
一流の人→まず自分自身を振り返ります。
二流の人→他人のせいにしたり、環境のせいにします。
・”メンバーがより効率的に仕事を進めやすくなるには”と考えたとき、優先順位よりも”劣後順位”のほうが相手にはわかりやすいものです。例えば、やろうと思っている業務が10個あったとき、どれを先にやって、次に何をすべきかと考えるのが”優先順位”。これでは、どんな順番に並び変えようと、業務の数自体は変わらず、大きな時間短縮にはつながりません。そこでオススメしたいのが、”劣後順位”です。
”劣後順位”は、重要な2~3個の業務以外はやらないと決めてしまうこと。「この実績を求めているので、これとこれをやってください。一方、これとこれは今やらなくていいことなので、やる必要はありません」と指示するのです。”やらなくていいこと”を決めてしまえば、仕事の進め方が明確になります。そもそも優先順位を決めることに時間がかかり、仕事に追われている人も多くいます。仕事が絞られてしまえば、優先順位を考える必要はなくなり、集中力は上がっていくはずです。
・丁寧語を使える人の3つの特徴
(1)自然と周りに敬意を払える
受けているサービスに対して、感謝の気持ちをもっている
(2)謙虚であることの大切さを知っている
周りの力があってこそ、自分が生きていることを経験として知っている
(3)感情のコントロールができている
一喜一憂して、周囲を困らせるようなことはしない
・一流の人は、垂れ流しのようにお金を使う”浪費”や”消費”ではなく、”投資”を重視しています。将来自分がやろうと思うことにつながるお金であれば、払いたくない、もったいないと思うこともなく、いさぎよくお金を払います。誰かに贈り物をする、ご馳走する、といったことも、人との関係を深める上で、欠かせない”投資”です。そこでしぶしぶお財布を取り出すような人とは、楽しく食事ができませんし、人としての小ささを感じてしまいます。給料を多くもらっている一流の人でも”浪費””消費”を抑え、コツコツ貯金をしています。かつては、「貯金などせず自己投資せよ」という助言もよく聞きましたが、ある程度まとまったお金がないと始められないことも多いものです。貯金はほとんどありません、というのは二流の人。働いて入ってくる給料とは別に、自由に使える、まとまった貯蓄額があることで、心に余裕が生まれますし、そのお金が大きな行動や新たな挑戦に出る後押しをしてくれるはずです。
・一流の人は、向上心、好奇心にあふれ、エネルギッシュな行動力に満ち満ちています。だからなのでしょう。食事への関心も高く、美味しいものをイキイキと食べる人が多くいます。一緒に食事をすると、ボリュームたっぷりの肉料理も、美味しそうにペロッと食べるのです。ガツガツ食べるということではなく、食事を純粋に楽しんでいるのがよく伝わってきます。仕事で大量のエネルギーを消費しているので、たくさん食べるタフさもあるのです。仕事がデキる人ほど、体調を崩さず健康でいるのは、美味しいものをたくさん、楽しく食べているからなのかもしれません。
・仕事を多忙にこなす優秀な人ほど、プライベートも満喫しています。エネルギーに満ちた経営者にオフの過ごし方を聞くと、みな何かしら自分の趣味をもち、それに没頭している人ばかり。「休日は何もせず、ぼーっと寝てばかりです」という人はほとんどいません。ゴルフや読書、ランニング、サイクリング、釣り、音楽など、趣味は多岐にわたりますが、共通しているのは、それに向かう姿勢です。ゴルフのスコアを上げるために体幹トレーニングのレッスンを受けている人や、定期的にマラソン大会に出場し、大会当日のために食事のコントロールを徹底的に行う人など、「本当に”趣味”ですか?」と聞きたくなるほど、ストイックに向かっているのです。彼らの取り組み方を見ていると、どんな活動においても、「Plan(計画)→Do(実行)→See・Check(検証)」のサイクルを回しているようです。
・睡眠不足は思考力、集中力の低下をもたらし、長期に及ぶと、うつ病などの精神障害を発症しかねません。どんなに忙しくても、1日6時間は眠るべきです。たまに「4時間睡眠を続けているけれど心身ともに元気です」という方がいますが、その人たちは、短い時間で深く眠る術を身につけているはずです。例えば、眠る前に必ず湯船に浸かって体を温めたり、ストレッチをして体の疲れをとってから眠ったり、自分の体に合った枕やベッドマットを使っていつ人も多いと思います。体調の変化に敏感に耳を傾け、「最近、疲れているな」「ケアレスミスが多いな」と思ったら、いさぎよく休むこと。体を休めて、パフォーマンスを上げるための準備時間をとるのも、立派な仕事の一部なのです。
・特に気をつけるのは”食事”です。当然ながら、私たちの体は毎日食べるものによってつくられていますから、食事をおろそかにしていると、健康を害するのは当たり前です。一流の人は、朝食をしっかり食べ、毎朝すっきりした頭で仕事を始めます。また、常に腹八分目をわきまえ、お腹がいっぱいで眠くなるといったことがないように自律しています。
・一流の人は、自分にとって有益な「お金の使い方」「時間の使い方」が何かをわきまえています。支出には大きく”消費””浪費””投資”の3つの使い方がありますが、一流の人は、”浪費”を減らし、将来、自分の糧となる”投資”により多くのエネルギーをつぎ込んでいます。例えば、多くの本を読むこともそうです。一流の人で、「本を読んだことがない」という人はほとんどいません。彼らには必ずといっていいほど、「好きな作家」がいて、「好きな作品」を即答でいくつか挙げることができます。本は、決して出会うことのできない著名人や、今は亡き哲学者や経営者、科学者、小説家たちの人生観や教えを、たった2000円弱払えば触れることができる、非常にコストパフォーマンスの高い”自己投資”です。
・自分の価値観を広げるという点で、積極的に海外に出かけることも、”自己投資”のひとつです。一流の人は、ひとつの物差しで頭ごなしに人を怒ったり、意見を否定することをしません。人にはそれぞれ違う考え方がある、と相手を尊重した上でコミュニケーションを進めていきます。これは、若いうちからさまざまな文化や人に触れた経験があるからです。海外に行くと「どうしてそんな考え方をするのか?」と理解しがたい経験を何度もします。この「違和感を抱く」という体験こそが、自分の思考癖や固定された考えを再発見していくことになります。自分の考えがすべてではないという当たり前のことを実感することで、周りを受け入れる力、人としての器は大きくなります。ムダな捨て金はせず、自分の糧になることを選び、お金を惜しまずかけていく。それが結果として、一流の振る舞いを生み出すのです。
・仕事がデキる人は、言行一致が高いものです。言ったことと行動が一致し、口に出したことは何が何でも実行する。その執着心が強いので、夢や目標を現実のものにすることができます。一流の人は、さまざまな経験を積んできた中で、周囲から信頼を得ることが仕事のチャンスを広げ、成功の糸口をつかむ突破口だということを知っています。新たな仕事が舞い込めば、経験値が積み重ねられ、そのプロセスを増やすことで結果として仕事の質が上がっていきます。その「周囲から信頼を得る」ために何よりも大切なことは、
(1)言ったことは必ずやりきる
(2)頼まれて引き受けたことは絶対に投げ出さない
という姿勢です。
・社交辞令を連発する人に近づかないことも大切です。人は普段付き合っている人に影響を受け、知らず知らずのうちに似てくるものです。自分がいつも仲良くしているメンバーと、10年後も一緒にいることを考えてゾッとした人は、付き合う仲間を一考するべきです。言行一致度の低い人と日常的に近くにいると、徐々に感化され、違和感なく社交辞令を口にするようになってしまいます。「普段の思考癖があなたを形成する」と肝に銘じ、言ったことは必ず実行する、意思の強さを身につけましょう。
・一流の人には、必ず”師匠(メンター)”がいます。師匠を見つけるために「師匠になってください」「いいですよ」といった許可は必要ありませんから、勝手に師匠だと思っていればいいだけです。ふと行き詰まったときに、目標にできる人がいれば、仕事の小さな失敗でいちいち意気消沈することもなく、その人からパワーをもらって前に進んでいくことができます。誰を師匠にするかの基準は、自分の中にしかありません。
・さらに一流の人は、自分の成長のステージによって、師匠を変えていきます。学生と社会人では、教えてもらうべきことが変わるように、そのときそのときの人生のステージによって、師匠を変えることは自然なことです。そろそろ卒業の時期だなと感じたら、今まで教えてもらったことに心から感謝して、師匠から静かに離れていきましょう。もちろん、師匠といい距離を保ちながら、一生深い付き合いをするのがベストですが、重要なのは、自分のステージを客観的に見つめ、自分が求めているもの、目指すものに対してどん欲であることです。そして、本当に優れた師匠であれば、あなたが次のステージにいくことを応援してくれるはずです。成長意欲をたくさん刺激してくれる人に出会うことで、あなたの可能性はどんどん広がっていくのです。
・人は、一緒にいる人から、知らず知らずのうちに大きな影響を受けています。仲がいい人と口癖や仕草、思考癖が似てくるのはそのためです。誰と一緒に人生の時間を過ごすかで、私たちの価値観やモチベーションは大きく左右されます。付き合う人によって、”人間力”が磨かれるといっても過言ではありません。つまり、人間力の高い一流たる人は、自分を高めてくれる人に数多く出会い、長い時間を共にしてきたということになります。常に人脈を増やし、人間関係の幅を広げることが、自分の器量を広げることにつながると考えているのです。ランチひとつとっても、同じメンバーとばかり食べに行かず、先輩・後輩、上司・部下など、いろいろな人と食べに行きます。他の部署の人も積極的に誘い、関わったことのない職種の人や、自分とは異なった立場の人の話を聞くのです。そして、彼らの過去の経験談、積み重ねたキャリアから見出した教訓を聞き、自分の仕事に活かしていきます。さらに、役員や社長など、上のキャリアの人にも声をかけ、優秀な人の考え、言葉に真摯に耳を傾けます。また、飲み会やパーティーでは、社外の人、異業種の人との時間を大切にします。
・毎日同じような顔ぶれで飲んでいても、社外の人脈は広がりません。会社という狭い世界で”内向き化”し、視線が外へ向かわなくなってしまっては、人生の時間がもったいない。自分を刺激してくれる人との出会いを求め、アンテナをどんどん外に向けていくべきです。
<目次>
はじめに
第1章 一流の人の「仕事の進め方」
01 一流の人は遅刻をしない
02 一流の人は24時間以内に返信する
03 一流の人は他人の時間を無駄にしない
04 一流の人は優先順位を決める
05 一流の人は根回しをする
06 一流の人は会議の趣旨を明確にする
07 一流の人は結論を先に言う
08 一流の人は「忙しい」と言わない
09 一流の人はルールを疑う
10 一流の人の会食は18時に始まる
第2章 一流の人の「コミュニケーション術」
11 一流の人は話が短い
12 一流の人はポジティブワードを使う
13 一流の人は過去の実績より失敗談を語る
14 一流の人は部下のミスを許す
15 一流の人は相手が大切にしていることを知る
16 一流の人はひとりひとりに違うアドバイスをする
17 一流の人は「しなくていい」ことを言う
18 一流の人は具体的な行動目標を立てる
19 一流の人は失敗の原因追究より「これからどうするか」を考える
20 一流の人は人を信頼し任せることができる
第3章 一流の人の「できるマナー」
21 一流の人は誰に対しても丁寧語で話す
22 一流の人は歯がキレイ
23 一流の人はスーツを着こなす
24 一流の人は聞き上手
25 一流の人は心地よくお金を払う
26 一流の人は勧められた席にさっと座る
27 一流の人は何でも美味しく平らげる
第4章 一流の人の「自分の磨き方」
28 一流の人は趣味を極める
29 一流の人は健康オタクである
30 一流の人は自己投資をする
31 一流の人は有言実行をつらぬく
32 一流の人には師匠(メンター)がいる
33 一流の人はホンモノをもっている
34 一流の人は運を引き寄せる
35 一流の人は一流の人との時間を大切にする
COLUMN
一流の人はデスクがキレイ
大勢の前で話すとき
パーティーでの振る舞い
面白かった本まとめ(2014年上半期)
<今日の独り言>
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