<木曜は車のおはなし>
タイヤは安全や走行性能や燃費の面で占める役割は極めて大きく、究極のタイヤ開発が熱を帯びているようです。以下はタイヤメーカー3社の状況です。日経ビジネス(2006.5.1)p118から引用しました。
<ブリヂストン>
ブリヂストンは2006年2月に「多気室タイヤ」を開発したようです。通常、ホイールとタイヤの間には圧縮空気の部屋、すなわち「気室」が1つしかありませんが、このタイヤは3つあります。主気室を中心にゴムの壁で分け、両サイドに「副気室」を設け、タイヤの中にもう1つタイヤがあるような感じのものです。この3つの空気圧の調節で、どんな路面でも最適の運転性能を発揮できるというもので、乗り心地と操縦性を両立できるとのことです。
<ミシュラン>
仏ミシュランが開発を進めるのが「エアレスタイヤ」で、文字通り中に圧縮空気が入らない、すなわちパンクしようのない究極のタイヤとのことです。
エアレスタイヤは、2層構造からなり、ホイールの外側には進行方向に直角に放射状のバンドが何本も巻かれてあり、その表面にトレッドと呼ばれるゴム層が装着してあります。この放射状のバンドは、エポキシ樹脂など熱可塑性樹脂とガラス繊維を混ぜて、ミシュランが開発した複合材で、この材料自身がクッション性を持つことで空気の代わりを果たします。
表面のトレッドが磨耗すればつけ直すことができ、放射状構造の複合材部分は、自動車と同程度の寿命を持つように設計しているようです。複合材のバンド部分が数本折れたとしても、走行できなくなることはないそうです。
エアレスは乗用車だけでなく2輪車にも適し、2005年11月にミラノで開かれた国際自動車ショーで、ミシュランはスクーター向けのエアレスタイヤを参考出品したようです。
<住友ゴム工業>
住友ゴム工業は、2006年3月に、原材料の7割を石油以外の資源に替えた「ENASAVE(エネセーブ) ES801」を発売したとのことです。
原油価格の高騰が続く中、石油資源の有効活用を図るほか、転がり抵抗を従来品より30%下げ、燃費性能も高めた画期的な製品とのことです。
値段は通常のタイヤより若干高いが、環境に配慮するハイブリッド車のユーザーなどに売り込む考えのようです。
2008年には石油以外の原材料比率を97%に高めたタイヤを量産する計画で、さらに開発をすすめるようです。
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<今日の独り言>
気候が良くなってきたので、屋根を開いてドライブしましたが、クルマ焼けしてしまいました。顔がヒリヒリします。やはりオープンカーでオープンにするのは、夕方や夜が気持ちよくて良いです!
タイヤは安全や走行性能や燃費の面で占める役割は極めて大きく、究極のタイヤ開発が熱を帯びているようです。以下はタイヤメーカー3社の状況です。日経ビジネス(2006.5.1)p118から引用しました。
<ブリヂストン>
ブリヂストンは2006年2月に「多気室タイヤ」を開発したようです。通常、ホイールとタイヤの間には圧縮空気の部屋、すなわち「気室」が1つしかありませんが、このタイヤは3つあります。主気室を中心にゴムの壁で分け、両サイドに「副気室」を設け、タイヤの中にもう1つタイヤがあるような感じのものです。この3つの空気圧の調節で、どんな路面でも最適の運転性能を発揮できるというもので、乗り心地と操縦性を両立できるとのことです。
<ミシュラン>
仏ミシュランが開発を進めるのが「エアレスタイヤ」で、文字通り中に圧縮空気が入らない、すなわちパンクしようのない究極のタイヤとのことです。
エアレスタイヤは、2層構造からなり、ホイールの外側には進行方向に直角に放射状のバンドが何本も巻かれてあり、その表面にトレッドと呼ばれるゴム層が装着してあります。この放射状のバンドは、エポキシ樹脂など熱可塑性樹脂とガラス繊維を混ぜて、ミシュランが開発した複合材で、この材料自身がクッション性を持つことで空気の代わりを果たします。
表面のトレッドが磨耗すればつけ直すことができ、放射状構造の複合材部分は、自動車と同程度の寿命を持つように設計しているようです。複合材のバンド部分が数本折れたとしても、走行できなくなることはないそうです。
エアレスは乗用車だけでなく2輪車にも適し、2005年11月にミラノで開かれた国際自動車ショーで、ミシュランはスクーター向けのエアレスタイヤを参考出品したようです。
<住友ゴム工業>
住友ゴム工業は、2006年3月に、原材料の7割を石油以外の資源に替えた「ENASAVE(エネセーブ) ES801」を発売したとのことです。
原油価格の高騰が続く中、石油資源の有効活用を図るほか、転がり抵抗を従来品より30%下げ、燃費性能も高めた画期的な製品とのことです。
値段は通常のタイヤより若干高いが、環境に配慮するハイブリッド車のユーザーなどに売り込む考えのようです。
2008年には石油以外の原材料比率を97%に高めたタイヤを量産する計画で、さらに開発をすすめるようです。
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気候が良くなってきたので、屋根を開いてドライブしましたが、クルマ焼けしてしまいました。顔がヒリヒリします。やはりオープンカーでオープンにするのは、夕方や夜が気持ちよくて良いです!