このブログで紹介しましたが、とある4月中旬の日曜に、西武鉄道の~旅するレストラン~「52席の至福」に参加して西武新宿駅から電車の中でランチを楽しみ、西武秩父駅に到着した後に、徒歩でちちぶ銘仙館に行って来ました♪
この「52席の至福」で頂いた50円割引券も利用できて良かったです♪
なお入館料は高校生以上は210円で、小中学生は100円です。
場所は、西武秩父駅から徒歩約5分の所にあります♪
↑ちちぶ銘仙館の入口
この「ちちぶ銘仙館」は、秩父織物、銘仙等に関する民俗学上貴重な資料を収集、保管、展示しているほか、織物製品の販売を行っており、そして秩父銘仙の染め織りなども事前予約で体験できる展示館です♪
本館などは昭和5年建造で当時は繊維産業の向上と振興を図るために建築されたとのことで、平成13年に国の登録有形文化財に登録されたとのことです♪
その銘板が玄関にありましたね♪
↑登録有形文化財の銘板
玄関で手にアルコール消毒して入館します♪
paypayを利用して支払います♪
↑玄関
フロア構成は以下となっていて以下の順で見学しました。
体験ができるほどなので、かなり展示は充実しています。
・売店
・ギャラリー
・展示資料室
・糸繰室
・整経場
・型彫室
・捺染室
・手織り体験室
・染場・染め体験室
・裂織体験
売店では、色んな織物製品が売られていましたね♪
最近はやはりコロナのご時世なので、絹のマスクがよく売れているようでしたね♪
色合いもデザインも良さそうでした♪
↑売店
そしてギャラリーに行きましたが、ここでは実際に色んなちちぶ銘仙の着物を着ることができて楽しかったですね♪
撮影して楽しみました♪
また立派な年季を感じるソファもあり座り心地が良かったです♪
↑ギャラリー
↑ギャラリー
そしてここには織物機もありましたね♪
↑織物機
それから隣の部屋には昭和天皇が訪れた時の写真もありましたね♪
当時は重要な産業だったということが想像されます。
↑昭和天皇が訪れる
そして館内の案内がありました♪
ここは実際にちちぶ銘仙作りを体験できるのは素晴らしいですね。
↑館内案内
またこの建物の詳しい経緯の説明もあります。
2016年にリニューアルオープンしたようです。
↑ごあいさつ
↑秩父銘仙の着物
そして秩父銘仙の説明がありました♪
銘仙とは、絹の平織物の総称だったんですね。
大正から昭和にかけて女性の普段着として、またおしゃれ着として日本全国に普及していたようです。
主な関東の産地は、秩父・足利・桐生・伊勢崎・八王子だったとは知りませんでした。
全国に普及するほどなので、当時は養蚕業を含めると約7割の秩父市民が織物関係に従事してたようです。
↑秩父銘仙の説明
そして秩父銘仙の歴史年表がありました♪
1895年(明治28年)くらいに秩父銘仙が始まり、1914年(大正3年)に秩父銘仙の量産化が始まったようです。
秩父は着物から寝具、夜具等にも転換し、一時期は日本一の生産量を誇っていたようです。
↑秩父銘仙の歴史
それから、大正9年1月調査の秩父銘仙織元案内には興味深かったですね♪
たくさんある織元一覧で、当時の繁栄ぶりが分かります。
↑大正9年1月調査の秩父銘仙織元案内
そしてちちぶ銘仙ができるまでの養蚕からの分かりやすい説明がありました♪
↑養蚕
↑蚕
↑繭・生糸
最近は秩父銘仙のiPhoneケースも人気なようです♪
可愛い人形とともにありました
↑秩父銘仙のiPhoneケース
↑製糸
↑製糸工程
↑副蚕
↑資料展示室
↑織りと染め
↑秩父銘仙の織りと染め
↑整経と仮織
↑型彫り
↑捺染
↑製織
それから秩父織物の変遷がありましたが、時代が新しくなるとカラフルになりそれらが人気だったようです。明治時代に比べると昭和初期はかなりカラフルですね。
↑秩父織物の変遷
最近のデザインも、アニメキャラでありました♪
↑最近のデザイン
それから現在も生産を続けている企業・工房等の案内もありました。
↑現在も生産を続けている企業・工房等
↑現在も生産を続けている具体的な企業・工房等
↑現在も生産を続けている具体的な企業・工房等
↑現在も生産を続けている具体的な企業・工房等
↑秩父銘仙?
↑織ったばかりのもの
それから実際の機械もあり充実しています。
↑機械
↑機械
↑機械
↑糸繰工程
↑歴史
↑製造工程
↑機械
↑機械
「ちちぶ銘仙館」は、秩父織物、銘仙等に関する歴史や製造方法について学べ、また織物製品の購入や秩父銘仙の染め織りなども体験できてとてもオススメです!
かなり勉強になりました♪
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