いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

大正浪漫喫茶室(青森県弘前市 藤田記念庭園内)のカフェはとてもオススメ!

2020年11月11日 01時00分00秒 | 外食

 青森県弘前市の藤田記念庭園内にある大正浪漫喫茶室というカフェへ行ってきました♪

↑大正浪漫喫茶室の建物

 その名の通り大正10年(1921年)に弘前出身の実業家・藤田謙一が6600坪もの庭園と共に建築したものです。

 場所はJR弘前駅から「土手町循環100円バス」で市役所前で下車し徒歩約3分です♪
弘前城のある弘前公園のすぐ近くとなります♪

 

 

旅行ガイドブックの「おとな旅プレミアム 十和田湖・奥入瀬」「まっぷる東北」「まっぷる青森」に掲載されていたためです♪

三誌ともに掲載とはかなりの人気店ですね(*^^*)


↑大正浪漫喫茶室の建物

 大人の休日倶楽部2019年6月号や、まっぷる東北、まっぷる青森という旅行ガイドブックにも掲載されていたため行ってみました♪
ネイミングと言い人気スポットのようですね♪

 藤田記念庭園は、320円の有料区域の庭園と和館の他に、無料区域の洋館・大正浪漫喫茶室とクラフト&和カフェ匠館からなります♪

↑藤田記念庭園の案内

 さっそく洋館に入りますが、中はさすが素敵です♪

↑洋館の中

 当時の写真なども飾られていましたね♪

↑洋館の中

 そして部屋の一角には1900年に製造されたドイツのベヒシュタイン製グランドピアノがあるのにも驚きましたね♪

↑ベヒシュタインがある部屋

↑ベヒシュタインのグランドピアノ

 そのピアノの説明もありましたが非常に貴重なもののようです♪
弘前市は戦災を免れたために残ったようです。

↑ベヒシュタインの説明

 明るいサンルームにある席に着いてメニューを見ます♪
 その席からの庭園の木々の緑が素晴らしいですね♪
癒やされます♪

↑席からの庭

↑席からの庭

 メニューを見て「弘前産リンゴ入りビーフカレー825円」や「バルサミィアップルとアイスクリームの蕎麦粉ガレット660円」、プラス220円のセットドリンクの中からホットコーヒーを選びました♪

↑メニュー

↑メニュー

 セットドリンク220円とはコスパが良いと思います♪

 そしてしばらくして注文したものが運ばれました♪

 カレーは新鮮なミニサラダ付きとは嬉しく、カレーはしっかりと煮込まれていてビーフが柔らかく、そして弘前りんごのまろやかなコクを感じてかなり美味しかったですね♪
これは大満足です♪

↑カレー

 そしてガレットもボリュームがありサクサクしていて、これも弘前らしくりんごを楽しめて美味しかったですね♪

↑ガレット

これにバルサミコ酢をかけて楽しみます♪

↑バルサミコ酢をかける

 少し苦味のあるコーヒーともよく合いました♪
大満足です♪

↑コーヒー

 大正浪漫喫茶室は大正ロマンを感じる店内で、美しい緑あふれる庭園を見ながら美味しい弘前産りんご付きカレーやガレット、美味しいコーヒーを頂けとてもオススメです♪

癒やされました♪ 

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フランス食堂シェ・モア(青森県 弘前市)のランチはとてもオススメ!

2020年11月10日 01時00分00秒 | 外食

 弘前市にあるフランス食堂シェ・モアへ二人でランチを楽しみました♪

 まっぷる東北やまっぷる青森という旅行ガイドブックに名店フレンチとして掲載されていたためです♪

 

 JR弘前駅から徒歩約9分ですが、今回はJR弘前駅で1日レンタル500円の自転車を借りて、すぐに到着しました♪
お店の場所は分かりやすいです♪

↑店構え

 店内はかなり広く70席あるようで、しかもほぼ満席でさすが人気店でしたね♪
 店内は綺麗で壁の絵画も素晴らしいです♪

↑店内

↑店内

↑素晴らしい絵画

 あらかじめ平日12:30に席だけ予約して伺いました。
 その時間に到着すると左奥の良い席を用意してくれていましたね。
嬉しいです♪

 BGMはシャンソンが流れていてフランス気分が味わえます♪

 さっそくメニューを見てAランチ1800円税抜を選びました♪
以下の構成となります♪
・プチオードブル
・本日のポタージュスープ
・メイン(メニューから選ぶ)
・パン
・デザート
・珈琲又は紅茶

↑メニュー

 Bランチ2800円税抜だとそれに市場から仕入れた魚のメインがプラスされ、CランチだとBランチにオードブルが付き3800円税抜となります♪

 りんごランチ3500円もかなり気になりました。
 シェフおまかせ5000円ランチもありましたね。

 メインは本日の肉三種のポワレ赤ワインコース(プラス500円)とハンバーグ150g(プラス0円)を選びました♪

 肉はシェフがその日によって、県産豚肉や鴨肉、ビーフ頬肉、ビーフヒレ肉などから3種選ぶとのことでした♪

 そして料理が運ばれますが、オリーブ入り生ハムのリエットがサクサクして濃厚チーズを感じました♪

↑プチオードブル

そしてさつまいもポタージュがアツアツでかなり美味しかったですね♪
プラス400円で冷製りんごスープも選べたのですがこのさつまいもポタージュはかなり美味しくて正解でした♪
より元気になれましたね♪

↑ポタージュ

 そして気になるメインの肉三種は、今回は県産豚ロース、柔らかトロトロ牛頬肉、柔らか牛ヒレ肉とは嬉しかったですね♪
これは豪華です♪

↑肉三種

 頬肉はトロットロだし、牛ヒレ肉もこの柔らかさは素晴らしい♪
 特に付け合せの野菜にミズ(ウワバミソウ)とは嬉しかったです♪

 というのは前日に白神山地のトレッキングで教えてもらって生で美味しく頂いていたためです♪
今回の料理では茎も美味しく頂けました♪

 それからハンバーグも美味しかったですね♪

↑ハンバーグ

パンとライスも運ばれました♪

↑パン

↑ライス

 そしてデザートはバナナのタルト、グレープフルーツのジュレ、チーズアイスとかなり充実していて珈琲とともに美味しく頂きました♪

↑デザート

↑珈琲と紅茶

 このお値段でこのボリュームとは、さすがかなりコスパ良く、人気店の理由が分かりましたね♪

 シェ・モアのランチはとてもオススメです♪

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星野リゾートの「津軽 界」(青森県 大鰐町)はとてもオススメ!

2020年11月09日 01時00分00秒 | イベント・外出

 青森県 大鰐町にある星野リゾートの「津軽 界」へ行ってきました♪

 以下のようにこのブログでも紹介した星野リゾートの奥入瀬渓流ホテルを楽しんだ後に弘前市や白神山地の観光を楽しむためで、それらアクセスが良かったためです♪

<星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルでの体験(本ブログで紹介)>
・ソノールでの夕食
・奥入瀬渓流散策
・渓流オープンバスツアー
・十和田湖パワースポットクルーズ
・森の神ネイチャーツアー
・森の学校

 また、以前以下のようにこのブログで紹介した軽井沢の星野リゾートもかなり良かったためです。
 ・星のや軽井沢
 ・星のや軽井沢での夕食
 ・星のや軽井沢での朝食

 それから「まっぷる東北」や「まっぷる青森」という旅行ガイドブックにもかなり詳しく掲載されていて、行きたくなりましたね♪

 それら旅行ガイドブックには「津軽 界」について以下のように記載がありました♪
2019年4月にパブリックスペースや客室がリニューアルとのことです。

・樹齢2000年もの古代檜で造られた湯船
・部屋は津軽の伝統工芸「津軽こぎん刺し」を意匠に取り入れた洗練された和室
・津軽四季の水庭(今回は夏の津軽びいどろの灯りでした。春は津軽金山焼のランプを配置、秋は紅葉、冬はこぎん燈籠とかまくら)
・津軽三味線の生演奏(津軽三味線全国チャンピオンの渋谷幸平氏とスタッフによるライブが毎夜)
・秋冬は大間のまぐろづくし会席
・こぎん刺し体験

 JR大鰐温泉駅に16:54に到着すると、送迎ミニバスが待っていて荷物をバス内に入れて頂き、他の電車到着を待って17:10に駅を出発しました♪
 5分ほどで「津軽 界」へ到着です♪
車内はずっと津軽三味線BGMが結構大きなボリュームで流れていて、津軽気分が高まります(^_^;)

 大鰐とは珍しい地名ですが、別に大鰐がいるわけではなく、昔の言葉の当て字のようです。
ただ駅前には大きなワニのモニュメントがありました(^_^;)

 今回の送迎バスは2組の客だけでしたが、「津軽 界」では4人ほどの旅館の方に出迎えて頂き、荷物を部屋まで運んで頂けます。

 ロビーには大きな絵が飾られていて素敵でした♪
津軽の風景を描いた加山又造の壁画「春秋波濤」とのことで、ここで後で津軽三味線ライブがありましたね♪

↑津軽の風景を描いた加山又造の壁画「春秋波濤」

そして大きな池がある庭を通って行きますが、池の上には津軽びいどろで造られた灯りが浮かんでいます♪

↑池

またねぶた祭の画家が描いた絵もありましたね♪美しいです♪


↑ねぶた祭の画家の絵

↑ねぶた祭の画家の絵

客室に入ると、和室で障子などに、こぎん刺しが描かれていて上質感があります♪

↑部屋

窓を開けると、木々の緑あふれる庭と池が見えて素晴らしいです♪

↑客室からの庭

今回5人部屋に2人で泊まったので空き部屋もありました♪

↑空き部屋

 そして部屋でチェックインとなり、これからの夕食の時間や朝食の時間などを決めていきます。
部屋でチェックインできるのは楽で良いですね。

 すぐに古代檜の湯殿に入りに行きます♪
風呂には青森ヒバ製の木のりんごがたくさん浮かんで良い香りになっていました♪
りんごの収穫シーズンになると、本物のリンゴが湯船に浮かぶようです。
ただ湯船は狭く4~5人ほどしか入れず、また露天風呂ではないのは残念でした。

しかしながら、湯上がりにりんご酢とごぼう茶が無料で飲めるのは秀逸でしたね♪
特にリンゴ酢が、あぁぁぁ体に効きましたね♪
とても美味しかったです♪

↑リンゴ酢やごぼう茶

↑リンゴ酢やごぼう茶の案内

また冷凍庫の中から3種類ほどのアイスも無料で食べることができるのは秀逸です♪

↑冷凍庫の中のアイス

 ゆっくりお風呂に入りリンゴ酢を飲んでいると、すっかり夜更けとなり、庭には美しく津軽びいどろが灯っていましたね♪

↑美しい池の夜景

この美しさには感動で、近くにはイスもあり無料コーヒーを飲みながらゆっくり二人で過ごせました♪

 夕食は19:30からでした♪
この日の津軽三味線ライブは20:45からと21:15からの2つに分かれ、19:30から食事の場合は21:15の津軽三味線を楽しめるようになっていたとは秀逸です♪

 また夕食は以下のメニューでした♪
今回は通常の朝食・夕食宿泊料金に一人+5千円ほどで大間マグロの特別会席を頼んでいました♪

↑メニュー

 飲み物はせっかくなので、吃驚仰天(びっくりぎょうてん)1000円という泡のお祝い日本酒を2人で頂き、料理に合わせた4種の日本酒マリアージュ3000円を頂きます♪
びっくりぎょうてんというネーミングはすごいですね。

↑ドリンクメニュー

↑ドリンクメニュー

↑具体的な料理との日本酒マリアージュ

↑泡のお祝い日本酒

そしてさっそく先付けから料理が運ばれます♪

↑先付け

↑煮物椀

↑八寸

刺身やお寿司の大間のマグロの質がさすが良いです♪
美味しくてペロリです♪

↑ねぎま鍋

ねぎま鍋にも上質な大間マグロが投入されていました♪

↑ねぎま鍋を温める

フォアグラを揚げるとはさすがです♪
そんなフォアグラは初めてでした♪

↑揚げ物

↑食事

↑食事のマグロの漬け

↑土鍋

 そして土鍋ご飯を使った大間のマグロ漬け丼は、マグロが口の中でとろけて美味しゅうございました♪
ちなみにこの美味しくご飯が炊ける土鍋はロビーで購入することもできました。

↑マグロ漬け丼

 最後にデザートで、お祝い事を祝って頂き、そして写真撮影サービスもあり、これは記念になりましたね。
ありがとうございます。

↑デザート

そして21:15はライブの津軽三味線があり、さすがの技でした!
感動です♪

↑津軽三味線

その後は、ロビーにあるコーヒーや蒸し生姜湯、六漢生姜湯も無料頂くことができました♪

↑コーヒー

↑蒸し生姜湯、六漢生姜湯

軟らかい生姜かりんもありこれも無料で食べることができます♪

↑生姜かりん

そしてロビーの奥には津軽に関する本等があり読むこともできます♪

↑ロビー奥

↑ロビー奥の本

↑ロビー奥の本

またこぎん刺し無料体験セットもあり、栞作りもできたのは秀逸でしたね♪

↑こぎん刺しセットなど

↑こぎん刺し栞作り

たくさん作ったので、今後の読書で利用するのが楽しみです♪

そして翌朝は、夕食と同じ会場の2階へ階段で向かいます♪
朝食は15分刻みで選べ、ゆっくりしたかったので8:00開始にしました。

↑食事場所への階段

↑2階

2階からの庭も美しいです♪

↑2階

手に消毒をして、ビニール袋のマスク入れを頂いて、スリッパは履いたまま朝食会場に入ります。

↑朝食会場

テーブルの上には朝ご飯のメニューがあります♪

↑朝ご飯メニュー

そして朝食が始まります♪
最初にご当地ジュースとして、たしか青森県鶴田町で生産量一位のスチューベンと林檎のジュースでした♪

↑ご当地ジュース

そして大きなホタテ貝に入った貝焼き味噌とは豪華でしたね♪

↑貝焼き味噌

↑朝食

そして貝が固形燃料で温められて美味しく頂けました♪

↑貝焼き味噌

ただ朝食は量が少なかったかもしれません。

それからまた温泉に入って、こぎん刺し作りもしてゆっくりしました♪
そしてお土産に綺麗な津軽びいどろを3種類ほど買えたのは秀逸でしたね♪
良い旅の思い出です♪

↑津軽びいどろ

↑津軽びいどろ

チェックアウトをして11:45の送迎バスで大鰐温泉駅へ到着し12:04発の電車に乗って弘前へ向かいました♪

「津軽 界」は綺麗な客室で、美味しい料理を頂け、全国一位の津軽三味線ライブを鑑賞でき、こぎん刺し体験もでき、池の前でコーヒーなどでくつろげ、温泉の後にはリンゴ酢などを楽しめとてもオススメです!

 なお以前は南津軽錦水という高級旅館で、2010年から星野リゾートが高級路線は変えずに運営受託を始め、旅館名も「津軽 界」へと変更したようです。

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20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義(Tina Seelig)という本はとてもオススメ!

2020年11月07日 01時00分00秒 | 

 

 「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」という本は、アメリカの起業家育成コースでトップクラス評価の女史が著者で、本書ではそのスタンフォード大学での講義の中での人生の教訓や自身の教訓をまとめたものです♪

 著者が伝えたかったことは以下をあなた自身に与えてくださいということで、著者が20歳の時に知っておきたかったことでもあり、50歳の今も、たえず思い出さなくてはいけないこととのことです♪
・常識を疑う許可
・世の中を新鮮な目で見る許可
・実験する許可
・失敗する許可
・自分自身で進路を描く許可
・自分自身の限界を試す許可

 本書で紹介されたことはどれも素晴らしい教訓で、高校生の息子や娘がいるならぜひ読ませたいと思いましたね♪
またそういう教育をしているスタンフォード大学というのは素晴らしいなぁとも思います♪
 
「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」という本は、より良い人生のためのヒントや教訓がたくさんありとてもオススメです!

以下は本書のポイント等です♪

・チャンスは無限にあります。いつでも、どこでも、周りを見回せば、解決すべき問題が目に入ります。人気のレストランで席を確保するとか、自転車のタイヤに空気を入れるといったささやかな問題もあれば、誰もがよく知っている大きな問題、世界的な広がりを持つ問題もあります。問題が大きければ大きいほど、チャンスも大きい。大した問題でもないものを解決しても、誰もカネを払ってはくれない。

・問題の大きさに関係なく、今ある資源を使って、それを解決する独創的な方法はつねに存在するということです。起業家精神とはまさにこのことだとスタンフォード大学の何人もの同僚が口を揃えます。起業家とは、チャンスになりそうな問題をたえず探していて、限られた資源を有効に使う独創的な方法を見出し、問題を解決し、目標を達成する人を指します。たいていの人は、問題にぶつかっても、解決できるはずがないと端から決めてかかっているので、目の間に独創的な解決方法があっても気づかないのです。

・私たちは往々にして問題を狭く捉えすぎています。2時間でできるだけ稼ぎなさいといった単純な課題を出すと、ありきたりな方法に飛びつく人がほとんどです。一歩引いて、広い観点から見ようとはしません。ブラインドをあげれば、可能性に満ちた世界が広がっているのに。

・私は授業で、サーカス団のシルク・ドゥ・ソレイユを例に学生に常識を疑うスキルを磨く機会を与えています。話はサーカス業界が苦境に陥っていた1980年代に遡ります。当時サーカスと言えば公演の内容が決まりきっていて新鮮味がなく、観客動員数は減り続け、動物を虐待していると批判されていました。まさにこの時期にカナダの大道芸人だったギィ・ラリベルテは、サーカス団の創設を決めたのです。既存のサーカス団に関わる常識のことごとく逆を行って、シルク・ドゥ・ソレイユを立ち上げ、そうすることで、衰退産業という問題をチャンスに変えたのです。授業でまず1939年の映画「マルクス兄弟 珍サーカス」のビデオを見せ、伝統的なサーカスの特徴を挙げてもらいます。「大きなテント」「動物による曲芸」「安いチケット」「土産物売り」「一度にいくつもの芸」「けたたましい音楽」「ピエロ」「ポップコーン」「肉体自慢の男たち」「フープ」次に今挙げた特徴を逆にしてもらいます。「動物は登場しない」「高額のチケット」「物売りはいない」「一度に上演する芸は一つ」「洗練された音楽」「ピエロはいない」「ポップコーンもなし」次に、伝統的なサーカスの中で残しておきたいもの、変えたいものを選びます。こうしてでき上がった新しいサーカスはシルク・ドゥ・ソレイユ風になります。そして次に実際のシルク・ドゥ・ソレイユの最近の公演のビデオを見ます。これで、自分たちが行った変更が実際にどのような効果をもつかが検証できます。サーカス業界でこの演習をやっておけば、ほかの業界屋組織で応用するのは簡単です。ファストフード業界やホテル業界、航空業界でもできますし、スポーツ・イベント、教育、結婚にあてはめてもいいのです。コツさえわかれば、ちょっとしたメモに書き出して、自分の生活やキャリアも点検できます。大事なのは、時間をかけて、常識だと思われていることを洗いざらい挙げていくことです。

・戦闘機のパイロットの訓練生2人が互いに教官から受けた指示を披露し合いました。ひとりが「飛行の際のルールを1000個習った」というのに対して、もう1人は「私が教えられたのは3つだけ」と答えました。「してはいけないことを3つ教えられたんだ。あとは自分次第だそうだ」この逸話の要点は、すべきことをあれこれお挙げていくことよりも、絶対にしてはいけないことを知っておく方がいいということです。そしてルールと助言の大きな違いも教えてくれています。助言を吹き飛ばしてしまえば、ルールは遙かに少なくなります。リンダはエンデバーの運営にこれを活かしています。事業はフランチャイズ方式ですが、してはならないことを3つだけ指示し、あとはすべて各事業主に任せています。

・人間は2つのタイプに分かれることが分かってきました。自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たちです。自分自身の内面を見つめて、やりたいことを見つける人がいる一方で、外からの力で押されるのをじっと待っている人もいます。私の経験から言えば、誰かがチャンスをくれるのを待つのではなく、自分でつかみに行った方が良い面がたくさんあります。

・どんなに複雑な組織であっても、チャンスは常に身近にあるということです。チャンスを活かしたいがスキルが合わないと思えても、ほんの少し工夫すれば、自分のスキルを活かせる方法が見つけられます。

・自分で自分を押し上げるには、ほかの人たちが切り捨てたアイデアに目をつけ、それを何らかの役に立つものに変える方法をみつけることも一つの手です。他人がうかつにも投げ捨ててしまったプロジェクトは磨けば光る原石かもしれません。

・頂点に上りつめる人は、そうでない人たちたちよりも精力的に働く。前に進もうとする推進力が大きい。目標に到達しようという意欲が格段に強い。大多数人が、自力で大きな成功をおさめています。その意味するところは何か?成功を阻む最大の壁は、自己規制だということです。デビットはこんな風に言っています。「並外れた業績を達成した人々の最大の味方は、ほかの人たちの怠慢である」

・少々無理して自分の脳力を伸ばそうとしたとき、何かに初めて取り組んだとき、リスクを取ったとき、失敗から学べることはたくさんあります。人材の採用にあたっては、成功した経験ばかりでなく、失敗の経験も評価します。挫折すれば学習するし、同じ過ちを繰り返さない可能性が高まるからです。失敗はまた、その人がスキルを広げる挑戦をした証でもあります。実は成功者の多くは、失敗の経験がない人について、十分なリスクを取っていないからだと考えているのです。

・起業家のミア・イムランの成功率は驚異的です。その秘訣を尋ねたところ、ダメだと思ったら早めに見切りをつけているからだという答えが返ってきました。成功する見込みの低いプロジェクトは容赦なく中止して、成功する確率が高いプロジェクトに精力を注いでいるのです。新たな事業を立ち上げる際には、初期段階に厳格な規律を導入し、分析を徹底することで、長期的に成功する確率を引き上げています。

・何かをやめると実は驚くほど元気が出ます。決めるのは自分であり、その気になればいつだってやめられることに気づきます。とはいえやめるのが簡単なわけではありません。やめることの最大の利点は、まっさらな状態からやり直せることです。そして、何が起きたのかを時間をかけて分析するなら、やめたことが貴重な経験になって学ぶことができます。

・失敗は避けられないものですが、では、どのように失敗に備えればいいのでしょうか?創造的な仕事にたずさわる人たちは、創造のプロセスに失敗はつきものだと知っていて、備えができています。ジェフ・ホーキンスは、物事が順調なときほど心配になると言います。すぐ後に失敗が大きな口を開けて待ち構えていることを知っているからです。

・大事なのは問題が起きることを想定していたという点です。どんな問題かがはっきりわかっていたわけではありませんが、いざという時に即座に対応できるだけの心の準備ができていました。自分の経験から、失敗は避けられないものであること、成功のカギはすべての弾をかわすことではなく、いかに素早く立ち直るかにあることを知っていたのです。成功者に話を聞くと、このテーマは繰り返し登場します。彼らは、多くのことに挑戦しようとし、実験の一部が大きな成果につながると自信を持っています。しかし同時に途中に落とし穴が待ち受けていることも知っています。

・女性に困ったためしがないと思えるような男性がいました。特にハンサムなわけでもないし、面白いわけでもありません。頭がいいわけでもなく、とりたてて魅力があるとも思えません。だから女性にモテるのが不思議でした。友人はある日、思い切って聞いてみました。どうして切れ目なく女性とつきあえるのかと。するとこう答えたそうです。「単純なことだよ。魅力的な女性がいたら、片っ端からデートに誘っているんだ。なかにはイエスと言ってくれる娘もいるからね」この男性は、数少ないヒットを打つためなら、どれほど空振りしても気にしなかったのです。ここから、ごく一般的な教訓が引き出せます。外に出て、多くの物事に挑戦する人の方が、電話がかかってくるのをじっと待っている人よりも成功する確率は高いということです。

・仕事で成功した人は、一直線に来たわけではなく、浮き沈みを経験し、キャリアは波形を描いているという点です。

・ジョブズ談。後からみるとアップルを追い出されたことは、私の人生で最良の出来事でした。成功者であることの重圧は、初心者に戻った気安さに代わりました。何事にも前ほど自信が持てなくなりましたが、それによって自由になり、人生でもっともクリエイティブな時期に入ることができたのです。その後の5年の間に、私はNeXTという会社を立ち上げ、ピクサーという会社を興し、素晴らしい女性と恋に落ち、結婚しました。ピクサーはやがて、世界初のコンピューター・アニメーション映画「トイ・ストーリー」をつくり、今では世界でもっとも成功しているアニメーション・スタジオになっています。思いがけない展開でアップルがNeXTを買収することになり、私はアップルに復帰しました。NeXTが開発した技術は最近のアップルの復活劇で中核的な役割を果たしています。そしてローレンと私は共に素晴らしい家庭を築いています。私がアップルを追い出されていなければこれらのことは何一つ起こらなかったと断言できます。恐らく苦い薬でしたが、私という患者には必要だったのでしょう。人生には時として、レンガで頭をぶん殴られるような出来事が起こりえるのです。
・これに似た物語は繰り返し起こっています。人生には、小さな失敗や大きな失敗がつきものです。大切なのは、そうした失敗から立ち直れるかどうかです。成功者の大多数にとって、地面はコンクリートではなく、ゴムが敷かれています。地面にぶつかったとき、多少は沈みますが、反動で跳ね上がります。衝撃をエネルギーにして、別のチャンスを掴みにいくのです。

・プロジェクトの撤退は早すぎてはいけない、全面的に中止するのではなく、どの部分がうまくいき、どの部分に改良が必要かを見極めるのです。動いているとは思えないプロジェクトでも、何らかの価値を引き出す方法は常にあるとマリッサは言います。

・リスクは基本的に5種類に分けられるようです。身体的リスク、社会的リスク、感情のリスク、金銭的リスク、知的リスクです。たとえば私は社会的リスクは平気ですが、身体的リスクは取りたくありません。初対面の人に話しかけるのは億劫ではありませんが、橋の上からバンジージャンプしろと言われたら困ります。また自分の分析力を磨くためなら喜んで知的リスクを取りますが、大きな金銭的リスクを負いたくはありません。私はよく、自分のリスク・プロファイルを描いてみるよう勧めます。ほんの少し考えるだけで、自分がどのタイプのリスクを取ろうとするかが分かります。一口にリスクと言っても、一様でないことにすぐに気づきます。面白いのは、ほとんどの起業家に大きなリスクを取っているという自覚がない点です。

・リスク分析をする際、起こりうる結果を明確にし、それぞれの確率を見極めることが重要だと言います。この分析が終われば、それぞれの結果に応じて計画を立案する必要があります。どんな結果も受け入れる気があるのであれば、リスクも高いがリターンも大きい道を選ぶのは理に適っていると言います。上手くいかなかった場合に備え、いざというときの計画も立てておくべきです。この言葉は何度か反芻することをオススメします。リスク管理の専門家が、最高のシナリオと最悪のシナリオを含めあらゆるシナリオを想定し、それぞれの確率に基づいて意思決定をし、あらゆる事態への備えが万全になったら、大きなリスクを進んで取るべきだと言っているのです。どのようなリスクがあるかを正確に分析し、それに基づいて優れた意思決定をしても、結果が伴わない場合があるということも覚えておく必要があるでしょう。リスクがなくなるわけではないからです。

・生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育と娯楽、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、つねに仕事であり遊びでもあるのだ。

・一週間あまり経って返されたレポートの表紙にはこう書かれていました。「ティナ、君は科学者の考え方ができている」。私が科学者になった瞬間でした。私は、脳研究に対する情熱を理解し、背中を押してくれる人を待っていたのです。このように、私たちは皆、周りが発するメッセージから大きな影響を受けています。そのメッセージは「看護師になりなさい」とか「科学者の考え方ができている」といった直接的なものもあれば、長年、女性の技術者や男性の外科医ばかり見続けるといった環境に根付いたものもあるのです。

・この先50年でやろうとすることを詳しく書き込んだ年表を見せてくれた学生が大勢いました。でも悲しいかなそれは非現実的ということだけでなく、足かせにもなります。行く手には予想もしない出来事がいくつも待ち受けています。偶然の出会いは、幸運につながるかもしれません。それを見ないようにするのではなく、目を見開いている方がずっといいのではないでしょうか。キャリア・プランニングは外国旅行に似ています。どれほど綿密な計画を立てて、日程や泊まる場所を決めても、予定になかったことが一番面白いものです。素敵な人と知り合い、ガイドブックに載っていない場所を案内してもらえるかもしれないし、列車に乗り遅れて、予定になかった小さな街を探検することだってあるでしょう。旅で記憶に残るのは、最初の予定にはなかった出来事のはずです。途中で目の前に飛び込んできて、驚きをもたらす予想外の出来事なのです。

・これはあらゆる冒険にあてはまります。たとえば、科学上の主要な発見のほとんどは、予想外の結果に注目したり、予想外の発見を解釈したりするところから生まれています。科学者として成功した人たちは、未知の領域に踏み込むことになるデータを恐れてはいけないということを、短期間で学んでいます。最高の科学者は、データが予想した結果と違ったからといって捨てるのではなく、異常値として書き留めます。ここから突破口が開けるのだと知っているからです。じつのところ、科学者は、不整合に注目することで新たな研究領域を開拓し、めざましい発見をしています。

・できる人たちは、お互いを応援しあい、貴重なネットワークを築いていて、たえず新しいチャンスを生み出しています。自分が生活し、働いている場所の生態系によって、どんなタイプの機会が巡ってくるかが大きく左右されるのです。

・自分の生活やキャリアは頻繁に点検することが大切です。こうした自己評価によって、卓越するには新しい環境に移るべきだという事実を受け入れられるようになります。ほとんどの人は、自分の役割を頻繁に点検せず、同じポジションに留まりすぎて、最適とはいえない状況に甘んじています。

・女性の場合は特に家庭と仕事の両立が課題になります。ですが、私の経験からいえば、これは大きなチャンスでもあります。融通の利かない普通の仕事では子育てと両立しいないので、否応なく工夫するようになります。子どもにとって必要なことは変化していくため、責任の重さの異なる様々な仕事を試してみることができます。渦中にいるときは分からなくても、キャリアはまだ先があり、幼い子どもに手がかかるのはほんの数年なのです。子どもが大きくなれば、それまで以上に仕事に励み、キャリアアップすることだってできます。

・振り返ってみると、キャリアを築く上でもっと早くに知っておきたかったことは、私が受けた昔ながらのアドバイスとは逆であったことに気づきます。その中で一番大切なことは何でしょうか?仕事だとは思わずに取り組める役割を、社会の中に見つけることだと思います。スキルと情熱と市場が重なる場所を見極めたとき、その役割は見つかります。それはやりがいがあるということだけではなく、前向きに情熱を傾けられ、人生を奪うのではなく人生を豊かにしてくれるのです。ぴたりとはまる役割を見つけるには、実験を繰り返し、多くの選択肢を試し、周りから明に暗に受け取っているメッセージを検証し、正しくないと思えば突っぱねることが必要です。キャリアを重ねていくうちに、今どこにいて、どこに行こうとしているのかを頻繁に点検することが役立つようになります。そうしていれば物事が計画通りに進まなかったときや、とびきりのチャンスが巡ってきたときに素早く軌道修正できます。行く先が見えなくても心配しないでください。目を細めても視界がはっきりするわけではありません。これは誰にでも当てはまります。最終目的地に急ぎすぎないで。寄り道や思いがけないまわり道で、とびきり面白い人や場所、チャンスに巡り会えるものなのですから。最後にもう一言。私の助言もそうですが、キャリアについてあれこれアドバイスされてもうんざりしないでください。あなたにとって何が正しいかは、あなた自身が見極めるのですから。

・「幸運なんてものはないよ。すべては努力次第だ」といいう息子のメッセージは、私が子どもの頃、父からよく聞かされたメッセージに通じるものがあります。父はこう言いました。「努力すればするほど、運はついてくる」。父のおまじないは、幸運をつかむために何をすべきかを思い起こさせてくれました。成功する確率がとても低く、競争がどれほど激しくても、体と頭と心を十分に鍛え、準備すれば、可能性を最大化できるのです。何もないところから出発した人たちが、並外れた努力で幸運を引き寄せたという話を聞くと、こちらまで元気になります。

・イギリスのハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマンは、幸運について研究し「運のいい人たち」には、一般の人よりも幸運を呼び込みやすい共通の資質があることを発見しました。第一に、目の前に転がってきたチャンスを活かします。自動運転で気楽に行くのではなく、周囲で起きることに絶えず注意を払うことで、その時々の状況を最大限に活かせるのです。こうした人たちは、コミュニティのイベント情報に詳しく、近所に誰かが越してくればいち早く気がつきます。同僚が困っていて助けを必要としているのに気づくのもこういう人たちです。運のいい人たちは、未知のチャンスを歓迎し、経験のないことにも積極的に挑戦します。よく知らないジャンルの本を積極的に読み、あまり知られていない場所を旅し、自分とは違うタイプの人たちと付き合おうとします。運のいい人たちはどちらかといえば外交的です。人と会うときは、相手の目を見、笑顔も絶やしません。だから、いい人との出会いがあり、出会いの輪も広がります。それによって、さらにチャンスの扉が開かれます。運のいい人は、楽天的でもあり、自分にはいいことが起きると思っています。これは自己実現の予言になります。というのは、物事が期待通りに進まなくても、最悪の状況から前向きな成果を引き出す方法を見つけるからです。こうした姿勢は、周りの人たちに好影響を与えるとともに、一般には苦境とみられる状況もプラスの経験に変えられるのです。

・よき観察者であり、開かれた心を持ち、人あたりがよく、楽観的な人は、幸運を呼び込みます。

・運のいい人たちは、身の回りに注意を払い、面白い人に会っているだけではありません。自分の知識と経験を活用し、組み合わせるユニークな方法を見つけています。たいていの人は、素晴らしい素質を持っているのに、その活かし方がわかっていません。これに対して運のいい人たちは、自分の知識や人脈の価値をよく知っていて、必要なときにそれを駆使します。

・経験がいつ役立つかはわからないという点です。スティーブ・ジョブズは開かれた心の持ち主であり、好奇心も旺盛でした。だから目先の利益にとらわれず、幅広い経験をし、予想もしない形で知識を活かすことができました。経験を積み、知識の幅が広がれば広がるほど、自分の引き出しは増える。そのことを教えてくれているのです。

・目標を絞り、ひたむきに努力すれば、幸運が舞い込む確率は上げられます。しかしながら努力以外にも使えるツールはたくさんあります。訪れた機会を歓迎するチャンスが舞い込んだら最大限に活かす、身の回りの出来事に目を凝らす、できるだけ多くの人たちと付き合う、そしてその付き合いをできるだけいい方向で活かす。自分自身で運を呼び込むとは、悪い状況を好転させ、いい状況はさらに良くすることなのです。幸運に恵まれる確率は大幅に高めることができます。そのためには、できるだけ幅広い経験をし、その経験を独自の方法で結びつけること。そして恐れることなく自分の人生を演じたいステージに上がろうとすることです。

・あなたのために何かしてくれた人に対して感謝の気持ちを示すかどうかであなたの印象が大きく変わります。あなたのために何かをしてくれたということは、機会費用がかかっているという事実を忘れてはいけません。つまり、あなたのために時間を割いてくれたのだとすれば、その人自身やほかの誰かのために割く時間を犠牲にしたのです。自分の頼み事などたいしたことないと思いがちですが、忙しい人にとって、大したことのない頼み事などないのです。自分のやっていることを中断し、わざわざ時間を割いて、あなたの願いに応えてくれたのです。それが分かっていれば、お礼を言わないなんてありえません。お礼状は書いて当たり前で、書かないのはよほどの例外だと思ってください。残念ながら、実際にそうしている人は少ないので、マメにお礼状を書けば目立つこと請け合いです。

・世の中にはたった50人しかいないということです。もちろん実際にそうなのではありません。ただ行く先々で、知り合いや知り合いの知り合いに出くわして、本当に50人しかいないのではないかと思えることが度々あるのです。隣に座った人は、自分の上司や部下になるかもしれません。顧客になるかもしれません。義理の妹になる可能性だってあります。人生においては同じ人が役割を変えて登場することがよくあります。私自身、かつての上司が助けを求めてきたり、逆に私自身がかつての部下に教えを請うたりする場面が何度もありました。私たちが演じる役割は、時とともに意外な形で変わり続けます。そして驚くことに同じ人に何度も出会うのです。

・それだけ世間は狭いのですから、怒りにまかせて、取り返しのつかないことはしないのが鉄則です。どうしても好きになれない人もいるでしょうし、自分もまた誰からも好かれるわけではないのですが、だからといって敵をつくることはありません。転職しようとするとき、面接の担当者が知り合いの知り合いだったということはよくあります。こうした形で、自分よりも前に評判が伝わるのです。評判が良ければ有利になりますし、悪い評判が立っていると不利になります。

・判断に迷ったときは、将来そのときのことをどう話したいのかを考えればいいのだと気づきました。将来、胸を張って話せるように、いま物語を紡ぐのです。

・自分の行動に責任をもち、経験から学ぼうとする姿勢が大切だということです。それができれば、すぐに先に進めます。

・交渉を成功させるカギは、全員にとって最大限に有利な結果を引き出せるように、全員の利害を探り出すことです。とはいえ、これは言うが安しで、実際になかなかそうできません。というのは交渉で有利になると思って、自分の利害をあきらかにしない人が多いからです。しかしながらこの作戦は誤りです。実際にはこちらが望むことが、交渉相手が望むことと一致しているかもしれないからです。

・自分の利害ではなく、交渉相手の利害やスタイルに合わせて交渉のやり方を決めるべきだと言います。きっちり作戦を決めて交渉に臨んではいけません。そうではなく、相手の発言をじっくり聞いて、どんな動機があるのかを見極めるのです。そうすれば、お互いにとって好ましい結果につながります。

・両者が得をするウィン・ウィンの状況が作り出せず、交渉を打ち切った方がいい場合も確かにあります。異なるプレーヤーの利害を明らかにしたとき、双方の最終目標に交差する部分がないなら、交渉を打ち切るのが最善の選択になります。

・人助けも大切な習慣です。大学時代、私は週に一度、両親に電話していました。毎回、電話を切る前に母は、「何かしてあげられることはないの?」と聞いてきました。母のこの気遣いが嬉しかったものです。母にしてもらえることはほとんどないのですが、必要があればいつでも手を貸してくれると分かっているだけで安心しました。歳を重ねるに従い、こうした気遣いは、友人や家族、同僚に対してもできるのだと気づきました。力になろうと申し出ると、喜んでくれる人がほとんどです。大抵はささやかなことで、相手が望むのも普通は控えめなものです。稀に、自分には応えられない、あるいは応えたくないことを求められる場合があるでしょう。それを断っても、力になろうと言ってくれたことに感謝し、助けてもらえないという事実を受け入れてくれるはずです。こうした気遣いを日々、実践していないのなら、時々は試してみるようオススメします。

・高潔な人は、お返しが出来るとは限らない人を助ける。当然ながら、自分の力になってくれそうな人に親切にするのは簡単だ。だが高潔とは、絶対に自分の力になれないとわかっている相手の力になることだ。カルマと呼んでも構わないが、心が広く他人の力になる人は、相手もまたお返ししたいと思うものだ。

・世の中では、ほぼすべてのことがチーム単位で進められています。自分以外の人たちを成功させる術を知らない人たちは、著しく不利になります。最高のチーム・プレイヤーは他人を成功させるために労を惜しまないものです。実は組織内で地位が上がるほど、個人としての貢献は重要でなくなります。その代わりに、下の人たちを引っ張り、奮い立たせ、やる気を引き出すことが役目になります。アイデアを思いついても、それを実行に移してくれるのは、その役割を担った同僚です。このため、他人と協調できなければ、実行力は限られてきます。優れたチーム・プレーヤーは、各メンバーが何でやる気になるかを知っていて、各人が成功する方法を見つけようとします。更に偉大なリーダーは、各人が長所を活かせる方法を見つけ出しています。

・職を探すときは、自分が応募している職が自分に合っているかを見極めることが大切です。つまり、あなたは的にふさわしい矢なのでしょうか?私たちは、職を手に入れることにばかり目がいき、その仕事が自分の能力や興味に合っているか、もっと重要な点として、職場の同僚とうまくやっていけるかどうかをおろそかにしがちです。これを見極める方法のひとつは、仕事以外の話題について話してみることです。そのために、履歴書の一番下に、自分の趣味や興味を書くといいでしょう。これは、手っ取り早く面接担当者に関心をもってもらい、共通の趣味を見つける方法です。私自身、何度も身をもって経験してきました。これは面接担当者のことをよく知る方法としても優れています。

・ほんの少しの心がけで、自分でつくりがちな障害や落とし穴を簡単に避けられるようになります。最善の方法のひとつは、自分を助けてくれる人に対して、つねに感謝の気持ちを表すことです。引き出しには買いだめした「サンキュー・カード」を入れておき、こまめにカードを送りましょう。世間は狭く、同じ人に何度も会う機会があることもお忘れなく。あなたの評判を守り、高めてください。それは最大の資産であり、しっかり守るべきものなのだから。そして一言、「申し訳ありませんでした」と言えるように謝り方を覚えましょう。他人の強みを活かし、得意なことができるようにしましょう。賢明なことでなく、正しいことをしておけば、後々、胸を張って話せます。最後に、あれもこれもと欲張り過ぎてはいけません。あなた自身も、あなたを信頼してくれる人たちもがっかりさせることになるのですから。

・資源が限られた環境では、自分だけでなくほかの人たちもうまくいくことを目指した方が、自分だけが勝つことを目指して争うよりもはるかに生産的であるという点を強く意識するようになります。演習の参加者は、他の人たちが持ち寄ったスキルやツールを活用できるようになり、自分たちだけでなく他の人たちの成功も祝福できるようになります。これはビジネスだけでなくスポーツにもあてはまります。どちらも競争がすべてと思われがちですが実際は違います。たとえばツール・ド・フランスの参加者がレースの最中にいかに協力するかを詳細に綴っています。またヤフーやグーグルをはじめ、競合関係にある企業の多くが協力し、それぞれの強みを活かすことによって「コーペティション(協調と競争)」を実践しています。

・父は人生を振り返って、一番大切な教えをこう考えているそうです。「自分に対しては真面目すぎず、他人に対しては厳しすぎないこと」。自分や他人の間違いにもっと寛容で、失敗も学習プロセスの一環だと思えれば良かったと。過ちを犯しても、大地が揺らぐことなど滅多にないのだと。

なお、以下の通【10周年記念増補改訂版】も売られていますね♪

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白神山地(青森県 暗門の滝)でのトレッキングはとてもオススメ!

2020年11月06日 01時00分00秒 | イベント・外出

 世界遺産にも認定されている白神山地にはぜひ行きたいと思い、今回は弘前市から近い暗門の方へ行ってみました♪

↑白神山地の地図

 今回初めてなのでせっかくなのでガイドを頼みました♪
アクアグリーンビレッジANMONで事前予約し、せっかくなので大滝を1つとブナ林散策コースの「世界遺産の径ブナ林大回り・暗門第3の滝コース 」で160分〜200分14000円税込でした。

弘前駅近くで8時オープンのスリーブリッヂというパン屋でサンドイッチや自慢のアップルパイなど昼食用として買い、弘前駅横でレンタカーを8:30に借り、途中道の駅で水を買って9:30過ぎにはアクアグリーンビレッジANMONに到着しました。

↑アクアグリーンビレッジANMON

↑アクアグリーンビレッジANMONの地図
 
 約32kmの道のりでしたが、途中車は全然通らず信号もないのでスイスイでした。
途中のダム湖もかなり広そうでした。

 受付で支払うと、すぐにこの道25年で73歳の米澤さんが来てくれてさっそく案内してくれます。
白神山地の経験は50年とのことで大ベテランです。
しかも、ツキノワグマに4度ほど遭遇し、その対処方法も分かっているとは素晴らしいです。
とても優しく、そしてブナ林だけでなく白神山地の草花、マタギの話も詳しくてとても良かったです♪

トレッキング情報もあり、第一の滝は土砂崩れで通行禁止とのことでしたね。
今回は第三の滝を目指すことになります。

↑トレッキング情報


まずは川沿いに川柳の木がありますが、普通の柳とは違ってここの枝は垂れ下がらないようです。
ナルホド!

↑川柳の木

そして唐花草(カラハナソウ)がありました♪
 ビールのホップの仲間のようでこれで美味しくお酒ができるようです。

↑唐花草

なお542種類の植物が白神山地にあるとのことでしたね♪

そして白神山地世界遺産地域の入口に到着し、記念写真を撮ります♪
いよいよ本格的に出発です。

↑白神山地世界遺産地域の入口

まず湧き水があり飲んでみますが、甘さを感じさすが美味しいですね♪
白神山地の湧き水は軟水とのことで、それで美味しいようです♪

↑湧き水飲み場

そして100円でヘルメットを借りて被り出発します♪

川沿いの道を歩きますが木々の緑が美しいです♪

↑川沿いの道

大文字草 お茶?

大きなフキがありましたね♪
これはもちろん食べることができます♪

↑大きなフキ

雨上がりなので、草花の水滴も美しいです♪

↑草花の水滴

それから小さな滝も散見され、また川の水は透明感が素晴らしいです♪

↑小さな滝

↑川の水

それからゼンマイがあります♪
春に天ぷらなどにして美味しく食べることができますが、マタギは全ては採らずに来年用にとっておくようです。
これが長く共生することのコツのようですね。
ガイドの親もマタギだったようで色々と詳しいです。

↑ゼンマイ

 熊は4回合ったことがあり、一度はガイド中で慌てたようですが、じっと知らないふりをしていると熊が動いて離れてくれるようです。
ガイド中の時は、騒ぐとより危険なので、敢えて客には熊が近くにいることは伝えなかったようです。

それから「ようせいもく」というトゲトゲの食虫植物もありました♪

↑ようせいもく

それからこの辺りは冬場は平均2.5メートル積雪するようで、最大7メートルも積もるとは凄いです。
日本海側に近いからですね。

それから山よもぎがありました♪
あのよもぎ餅の原料です♪

↑山よもぎ

そして小さなさくらんぼがありますが、これは酒にすると美味しいようです♪
赤い実は食べられるということで少し かじってみましたが苦かったですね(^_^;)

↑さくらんぼ


そして丸い「つりばな」もあります♪

↑つりばな

それから茅が大量にあります♪
これは水質を良くするとはなるほどです♪

↑茅

そして栃の木の下には栃の実がたくさん落ちています♪
これはアク抜きをしっかりすれば昔から食料となるようですが、実は沸騰させてサビを取ることもできるとはなるほどです♪

↑栃の木

↑栃の実

栃の実は結構固くずっしりとしているので、これが落ちて体に当たるとかなり痛いです(^_^;)

そして分かれ道があり、第三の滝に向かいます♪

↑分かれ道の案内

急峻な「マタギ用の道」もあり、これは色んな近道のようですね。

↑マタギ用の道  

それから今は、世界遺産になったこともあり、岩魚などの釣りも焚き火もできないようです。
焚き火は熊除けにもなっていたようです。

それから枯れ沢がありました♪
大雨が降ると沢になるようです。
今年2020年夏は弘前市で37℃を記録するほど猛暑で、記録的だったようです。

↑枯れ沢

それからかなり細い道を進みます♪
川の曲がり淵があり、ここは増水で通れなくなることもあるようです。
それにしても木々の緑が美しいです♪

↑川沿いの道

↑曲がり淵

滝水もあります♪

↑滝水

それから釣り船草があり、ミツバチが、花の奥まで入っていましたね♪
奥に蜜があり、そしてミツバチのしっぽ辺りに花粉を付け、他の花で受粉するようです♪
共生ですね♪

↑釣り船草

そして白い花のみやませんきゅうがありますが、たくさんの白い花が集まり美しいです♪
裏から太陽を透かすとかなり美しいようです♪

↑みやませんきゅう

それからキブシがありました♪
昔はこのキブシは、お歯黒に使われていたとはナルホドです♪

↑キブシ

それから水引きがあります♪
これは赤白とあるので封筒の水引にそっくりなんですね。

↑水引き

そして「引き起こし」がありました♪
その昔、弘法大師が全国道中で、行き倒れに出会った際に、この「引き起こし」を飲ませると、この苦さで息を吹き返すので重宝していたようです。
確かに食べてみますが噛むと苦かったです(^_^;)
確かに引き起こされるかもしれません。

↑引き起こし

引き続き美しい川沿いを歩きます♪

↑川沿い

大きな木も川に留まっています。

↑川に流れ着いた木

↑美しい木々

なおこの川にはイワナとサンショウウオがいるとのことで、この少し深い場所はイワナの産卵場所とのことでしたね♪

↑岩魚の産卵場所

そして「うめばち草」という白い花が美しかったですね♪

↑うめばち草

そしてついに、高さ26メートルの第三の大滝に11時7分頃に到着しました♪
この迫力は素晴らしいです♪

↑高さ26メートルの第三の滝

↑第三の滝

しばらく鑑賞して、そして記念写真も撮りました♪

それから第二の滝は目指さず、元の道へ戻ります♪
川が分かれていて横倉沢とのことでしたね。

↑横倉沢

そしてゼンマイで一面で覆われているところがありました♪
マタギが採っているとのことでしたね。

↑ゼンマイ

なおマタギの山菜は京都の料亭へ運ばれているとは驚きました。
マタギは熊をやニホンカモシカを狩猟して食べたり、塩漬けにして保存していたようです。
イノシシはこの辺りは縄文時代にはいたようですが、現在はいなくなったようです。

それから秋のキリンソウが黄色で美しいです♪

↑キリンソウ

それから野紺菊も白と黄色で美しいですね♪

↑野紺菊

そして盗人萩があり、その種子がズボンにくっついて運ばれていました(^_^)

↑盗人萩の種

↑盗人萩

それからアカソがあり、これは茎が糸になるとのことでしたね。

↑アカソ

そしてウワバミソウの茶色の実が美味しくて秀逸でした♪
少しネバネバしていますが美味しくて、しかも栄養満点とのことで特にビタミンが多く素晴らしいようです♪
地元ではこれはミズと呼ばれるようです。
この近くにヘビがいるからウワバミと呼ばれるようです。
このウワバミソウの実を知っていれば、山で遭難してもブナの実とともに食べれば食いつなぐことができそうです。

↑ウワバミソウ

それからゴマナがありました♪
春の山菜となるようで白い花ですね。

↑ゴマナ

そして草ボタンがありました♪
葉が牡丹に似ているからその名が付いたようです。

↑草ボタン

そして子どものアオダイショウが目の前をくねくねと通ったのには驚きました!

それからガイドさんによると、せせらぎは、f分の1のゆらぎがあるようで、心が落ち着くようです。
森林治療というのもヨーロッパであるようで、ガイドさんは妻に叱られると心を落ち着けるためにせせらぎによく行っていたようです(^_^;)

そして、コタニワタリがあり、これは食べることができるようです。
綺麗な緑色の葉っぱです。

↑コタニワタリ

そして朽木にマイタケが群生していました♪
すごい!

↑マイタケ

大きなミズナラの木がありましたが、これは木目が綺麗なようです。

↑ミズナラ

そしてシダが群生していました♪
この辺りは水気が多いようです。

↑シダ

そしてこの辺りでは日が指してきて、木々の緑がより美しかったですね♪

素晴らしい♪

↑木々の緑

↑木々の緑

↑木々の緑

なおブナの木は木材としてはあまり利用価値がないようで、今ではパルプになって重宝されているようです。

それからこの辺りは腐葉土なので、地面が柔らかくて歩きやすかったですね♪

↑腐葉土

そしてタノシバの枝は良い香りがしてこれは癒やされます♪

↑タノシバの枝

朴葉は日本で一番大きい葉で、その木は刀の鞘や柄に使われているようです。

↑朴の木

それからブナの実は6.7年に一度豊作となるようですが、今年は不作なようです。
熊は食料不足となりそうです。
これを歯で割って、中の実を食べましたが、これは美味しかったですね♪
熊が大好きな理由が分かります。

↑ブナの実の殻

↑ブナの実

それから木にナタ目がありました。
1954年にナタで切って書かれていて、これはもう76年前となります。

↑ナタ目

↑ナタ目

そしてクロモジがあり、これはお茶となり香りが良いようです。

↑クロモジ

そして桂(かつら)があり、葉が甘い香りをしてましたね。

↑桂の木

↑桂の葉

そしてかなり戻って来て大回りに入りました♪

↑地図

↑案内

イワクニタケがあり、これは猛毒とのことです。

↑イワクニタケ

それから水飲み場がありましたが、甘く美味しいです!

↑水飲み場

直径1メートルあるブナ、つまり周りが約3mあればブナは巨木とみなされるようです。
またブナの皮には地衣類という菌類が付いていて、ブナと共生しているのが特徴ですね。

その巨木のブナが風で倒れると青空が広がり、そこの青空を葉っぱで占めて光合成ができるよう第2世代の競争が始まっていました。

↑青空

↑ブナの巨木が倒れる

↑倒れたブナの巨木の根

↑第2世代

このブナは浅い所に岩盤があったため根を深くすることができず、比較的大きな風で倒れてしまったようです。

ちなみに白神山地は少しずつ隆起しているようです。
元は海底火山で、凝灰岩のため柔らかい岩石のようです。

森林のはたらきの説明板もありなかなか興味深いです。
水を蓄える能力が高いんですね。

↑森林のはたらき

それからサルノコシカケもありましたね♪

↑サルノコシカケ

改めてこの辺りの緑も美しいです♪

↑緑が美しい

苔も美しいです♪

↑苔

そして大きな木には熊の爪痕がありましたね。
熊は木を登って新芽を食べるようです。
鋭い爪です。

↑熊の爪痕

↑熊がよじ登った木


 それから波打っているブナの木もありました。
この木が若いときに何かがあったようです。

↑波打っている木

それから地面が斜めの場所の木には、バランスを整えるために横に根が張るようです。

↑横に根が張る

それから白い毒キノコもありました。
かなり大きいです。

↑毒キノコ

秋のギンリョウソウがありました。
光合成せずにキノコの菌と共生し、幽霊草とも呼ばれているものですね。

↑ギンリョウソウ

それから朴の木の種が落ちていました♪
これはかなり大きいです♪

↑朴の木の種

そして湧き水源流がありました♪

↑湧き水源流

↑源流の先

そして赤いとちばにんじんがありました♪
薬草とのことであの養命酒にも入ってるとのことですね♪

↑とちばにんじん

そして大回りの終点となり、小回り方面へ進みます♪

↑地図案内

↑小回り方面の道

この辺りも木々の緑が美しいです♪

↑木々の緑

そしてブナの樹幹流がよく見えましたね♪
雨が降ると、ブナの木には上から下へ水が流れているのがよく分かります。

↑ブナの樹幹流

それからこの辺りの細い若い木は斜めに育っていることが分かります。

↑斜めに育つ

 実は雪の重みで冬場は、若い木は地面に対して水平に倒れるとは知りませんでしたね。
春に雪が溶けると起き上がるとのことで弾力性を保っているとは素晴らしいです。

 それから大きなナラノキがありました♪
ナラノキは水に沈むので運べないことから、切らずにずっと残っているとのことです。
ナルホド!

↑ナラノキ

そして大亀の木がありました♪
アジサイのような綺麗な花が咲くようで、この木も雪で倒れるようです。

↑大亀の木

そして山ソテツがあり、真ん中に幹があり胞子を出すようです。

↑山ソテツ

そしてレンタルしていたヘルメットを返し出発地点に戻り、約4時間にも及ぶツアーが終わりました♪

この白神山地は自然に恵まれ、その美しい川や滝を見れ、美味しい水を飲め、そしてガイドさんにより白神山地の植物や花などについてたくさん学び食べることもでき、とても楽しく勉強になりましたね♪
とても良い思い出です♪

また今後は第一や第二の滝、それから白神山地の西側の十二湖の辺りにも行ってみたいですね♪

白神山地のトレッキングは自然豊かでとてもオススメです!

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スリーブリッヂ(青森県 弘前市)のアップルパイやパンはとてもオススメ!

2020年11月05日 01時00分00秒 | 外食

 弘前駅すぐ近くにあるアップルパイ等で有名なスリーブリッヂへ平日朝8時の開店時間に行ってきました♪

↑店構え

 マップル青森という旅行ガイドブックに掲載されていましたし、弘前駅近くのホテルに泊まっていたので朝ごはんにしたかったこと、8:30から近くでレンタカーを借りて白神山地へトレッキングに行くので、その昼ご飯用として買いたかったためです♪

 また弘前に来たので名物のアップルパイは食べたかったし、朝8時と比較的早い時間に開店しているお店はここだけだったためです。

開店の10分前に到着して開店を待ちます。
大きな看板に描かれているパイやパンがどれも美味しそうでしたね♪

↑大きな看板

 朝8時ちょうどにシャッターが開けられ開店となりましたが、すべてのパンがこの時間に買えるわけではなく、肝心のアップルパイは焼いているので15分ほど待ってくださいとのことなのでベンチに座って待ちました♪

 またランチ用にサンドイッチも食べたかったので、ツナサンドも先に作って頂けましたね♪

 店内はかなり綺麗で、お店の方は優しくて素晴らしいです♪

 結局、アップルパイや、ツナのサンドイッチ、オレンジパイ、イチジクパイ、フレンチトーストなどを購入でき、どれも生地も柔らかくかなり美味しかったですね♪
 良い朝ご飯と、素晴らしい白神山地トレッキング後の美味しいランチになりました♪

↑ツナサンドイッチ

↑アップルパイ

↑オレンジパイ

↑フレンチトースト

 お店もかなり綺麗ですし、弘前駅すぐ近くで、美味しいパイやパンを朝8時から頂けとてもオススメです♪

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弘前城(青森県弘前市)の天守内見学や夜景もとてもオススメ!

2020年11月04日 01時00分00秒 | イベント・外出

 このブログに約2年前に青森県弘前市の弘前城について紹介しましたが、今回天守の中に入れたことと、夜景が美しかったので紹介したいと思います♪

 今回2020年9月中旬の平日の昼と夜に訪れましたが、弘前城天守はまだ本丸の内側に移動中のままで、本来あるべき本丸石垣が修理中でした♪
そのため天守を見ると石垣の上にないので違和感を感じます(^_^;)

↑移動中の弘前城天守

 今回は残念ながら曇りで岩木山には雲がかかりよく見えなかったのは残念です。
それにしても前回は晴天で岩木山がよく見え、それはラッキーだったのだと思いました♪

 改めて弘前城は、江戸時代に建築され現存する天守としては、東北地方唯一のものとなります。

↑弘前城天守の説明

↑弘前城天守の案内

 天守の周りには石垣修理の説明があり、まず移動前の本来あるべき天守の写真がありました♪
やはり石垣の上にある方がしっくりします♪
そして天守曳屋工事の説明があります♪

↑移動前の本来の弘前城天守や弘前城天守曳屋工事の流れ

 そして具体的に3段階に分かれて曳かれたことが分かります♪
天守の中ではその曳屋工事の早回しのビデオが流れていて興味深かったですね♪
慎重に移動されていました。

↑曳屋工事の写真

 そして肝心の石垣解体工事は平成28年度から着手され平成30年度に終了し、現在石垣積み直し工事が行われているのだと思います♪

↑石垣修理スケジュール

 今回の石垣修理範囲は天守部分から結構長い距離となります。

↑石垣修理範囲

 最近の雨のためか修理中の石垣の上にはカバーがされていましたね。

↑本丸内側から実際の修理の様子

↑本丸外側からの実際の修理の様子

 そして、取り外した石垣の要となる「隅石」が置かれ、その説明がありました。
イカに似ているので「いかすみ石」と呼ばれているようですが、全国でも弘前城跡でしか見られない稀な石形とは興味深いです♪

↑いかすみ石と弘前城天守

↑いかすみい石の説明等

今回は前回と違い天守の中に入れて良かったです♪

↑天守への入口

↑天守1階の様子

天守1階には駕籠が置かれていたり、天守移動のビデオが流れていました♪

そして急な階段を上がって2階、3階と上がります♪

↑急な階段

3階には全国の城の写真が壁の上にたくさん掲げられ、そして部屋の中央には当時の弘前城本丸の様子が復元されていました♪

↑天守3階の様子

もちろん全国の城の写真の中には移動前の弘前城の写真もあります♪

↑弘前城や島原城、熊本城の写真

そして3階窓からは岩木山が綺麗に見えていました♪

↑3階からの岩木山

 弘前城の本丸はかなり広く、当時は本丸御殿として大きな建物が建っていたようです。
なかなか興味深いです。

↑当時の本丸の様子

↑当時の本丸御殿の説明

それから天守を出て、その本丸をゆっくり歩いて岩木山や白神山地方面を眺めたりしました♪
さすが眺めが素晴らしいです♪

 そして最近ブログで紹介しましたが、弘前ではレストラン山崎で夕食を楽しみ、21時まで開いている古い建物を利用した和風なスターバックスコーヒーに行った後に、せっかくなので弘前城近くへ歩いてみると、なんと城内に入れて、そしてそれら夜景が美しいのには驚きました!

↑ライトアップされた追手門

追手門から弘前城内に入りましたが、ライトアップされた追手門と壕に映る追手門が美しいです♪

↑真っ直ぐな道

 そして植物園横の真っ直ぐな道を歩いていきます♪
自転車に乗った恐らく塾帰りの高校生たちが数人毎に通り過ぎていきますが、その他はまったくの静けさです♪

↑辰巳櫓

 そして辰巳櫓が美しくこれもライトアップされていましたね♪
多少木々に隠れています。

 そして赤い「杉の大橋」がこれもライトアップされていて美しいです♪

水面にも美しく映っています♪

↑赤い杉の大橋

そして重要文化財の築城当初から残る「南内門」も時代を感じ、ライトアップが美しいです♪

↑南内門

 そして弘前城天守に向かう道の木々が青や緑、黄色にライトアップされ、しかも妙な音楽が流れているのには驚きましたね(^_^;)
想定外でしたが、美しいです♪
誰もいない中で音楽が流れ続けています(^_^;)

↑弘前城天守に向かう道

 そして有料区域は立ち入り禁止となっていたので、遠目にライトアップされた弘前城天守を見ました♪
これも美しいですね♪

↑ライトアップされた弘前城天守

 弘前城は弘前公園として49.2haとかなり広くゆっくりと散策を昼は木々の緑を楽しめ、夜はライトアップされた夜景を楽しめ、また本丸では江戸時代から残る貴重な天守に入れ、そして岩木山など景色を楽しめとてもオススメです!

 本丸石垣の修理が終わり、天守が元の位置に戻り、弘前さくらまつりの時期などにまた行ってみたいと思います♪
その日を楽しみにしています。

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弘前公園前にあるスターバックスコーヒー(青森県 弘前市)は和テイストでとてもオススメ!

2020年11月03日 01時00分00秒 | 外食

 弘前市の弘前城近くの弘前公園前にあるスターバックスコーヒーへ行ってきました♪

 

 

旅行ガイドブックの「おとな旅プレミアム 十和田湖・奥入瀬」「まっぷる東北」「まっぷる青森」に掲載されていたためです♪

三誌ともに掲載とはかなりの人気店ですね(*^^*)


↑店構え


↑夜の店構え

 こんなに和テイストなスタバがあるとは驚きましたね♪

 しかも和テイストは室内だけでなく、庭も日本庭園となっていて、テラス席で日本庭園を楽しみながら気持ちよく珈琲を頂けます♪


↑入口


↑店内


↑店内

↑庭

↑庭

 この建物は実は1917年(大正6年)に建てられたもので、旧陸軍第八師団長官室として1945年(昭和20年)まで利用されていたとは驚きです。

 その後は弘前市長公舎として利用されていたようですね。

↑建物の説明

 弘前市は幸いなことに戦災(空襲)に合わず、この建物を含めて当時の建物が結構残っているようです。

 そして軍の土地だったものは戦後、学校に転用され、そのため弘前市は現在の学園都市へと発展したようです。
そういう過去があったんですね。

 このお店のドリンクメニュー等は、他のスタバと同じようで、アイスコーヒーやホットティをテラス席で夜に楽しみました♪

↑アイスコーヒーやホットティ

 このスタバは弘前市内の他のカフェと違い21時と遅くまで開店とは、夜も楽しめて素晴らしかったです♪

 弘前公園前のスタバは和テイストな室内や日本庭園を楽しめとてもオススメです♪

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レストラン山崎(青森県弘前市)での「木村秋則さんの奇跡のりんごフルコース」はとてもオススメ!

2020年11月02日 01時00分00秒 | 外食

 青森県弘前市にあるレストラン山崎へ行ってきました♪

 以前読んでこのブログでも紹介した「奇跡のりんご」という本に感動して泣いて、ぜひその「奇跡のりんご」を食べたいと思っていたためです。
 その「奇跡のりんご」は何とか入手していただきたいと思っていましたが人気でなかなか手に入らず、今回の弘前旅行で念願叶いとても嬉しいです♪

 あらかじめ平日18:30に予約して二人で伺いました。
 場所は弘前市内の大きなボーリング場のすぐ近くで、弘前駅からは土手町100円循環バスに乗り、10分ほどで下土手町バス停で降りて徒歩5分ほどです♪


↑店構え

店の並びでは山崎のアップルパイなども売っているお店があり、購入して翌日美味しくナッツ入りアップルパイやアップルかりんとうを頂きました♪


↑隣の店



↑購入したアップルパイ


 店内の壁には絵が飾られ、そしてドビュッシーの音楽がBGMとしてずっと流れていました。
ドビュッシー好きなんですかね(^_^;)


↑店内


↑店内

 あらかじめその「木村秋則さんの奇跡のりんごフルコース」13,200円税込を予約して頼んでいました♪


↑コースメニュー


↑コースメニュー

 構成としては以下となります♪

1自家製ソーセージのピンチョと奇跡のりんごのピクルス
2旬の魚介類と小野菜いろいろとりんごの彩り
3木村秋則さんの自然栽培りんごの冷製スープ
4日本海産天然鯛のムース包蒸、アワビ、ホタテ りんごソース
5田子産黒毛和牛ロース肉のソテー、フォアグラと木村秋則さんのりんごチャツネ
6木村秋則さんのりんごのデザート
7奇跡のりんごアップルティー

ドリンクメニューはテーブルの上に置かれていて、その中から白ワインの津軽シャルドネ1350円とノンアルコールのシードルを頼みました♪



↑ドリンクメニュー

↑白ワインとシードル

 最初に温かい無添加パンが運ばれます♪
無添加パンとは素晴らしく、そしてとても美味しかったですね♪

↑無添加パン

 そして自家製ソーセージが運ばれますが、少し刺激があってかなり美味しいです♪

↑自家製ソーセージ等

 次に海老やサザエなどの前菜を白ワインとともに美味しく頂きます♪

↑旬の魚介類等

 そしてこのコースのスペシャリテが運ばれます♪

↑スペシャリテの冷製スープ

 このスペシャリステは、カプチーノ仕立ての「木村秋則さんの自然栽培りんごの冷製スープ」で、これが深みのあるかなり美味しいスープで、これにはあまりの美味しさに感動し、笑みがこぼれましたね♪

 その美味しさは白ワインやシードルが、その冷製スープに負けているのがよく分かるほどです(^_^;)
 なおこの冷製スープは購入して持ち帰ったり通信販売で購入することができるのは秀逸だと思いましたね♪

 それから天然鯛のムース包み蒸しはとても柔らかく美味しいです♪
この柔らかさはさすがです♪

↑天然鯛のムース包み蒸

そしてメインの肉料理が運ばれますが、ファアグラは濃厚で、田子産黒毛和牛のソテーが分厚いにも関わらず柔らかくこれは逸品でとても美味しかったですね♪

↑メインの肉料理

そしてりんごのデザートと奇跡のりんごアップルティーも美味しく頂け、大満足です♪

↑デザート

↑アップルティー

 レストラン山崎の「木村秋則さんの奇跡のりんごフルコース」は、木村さんのりんごを使った料理をたっぷり頂け、特に冷製スープには感動し、メインの肉料理も素晴らしく、とてもオススメです!

 帰り際には木村秋則さんを当初から応援しているシェフとも話ができたのは光栄でした♪
 さすが昨日も木村さんとは電話で話をしたそうで、今年2020年の夏は暑かったので早生(わせ)は身を守るため水分がまだ多いとのことでしたね♪
 これから寒くならないと、りんごは甘くならないようです。

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