ラッキーにも上手く時間が調整出来て観たかったふたつのイベントをハシゴできることになった。
19:00から新宿タワーレコードできゃりーぱみゅぱみゅ1st Single「つけまつける」リリース記念イベント~きゃりーのウェイウェイライブ&握手会。会社が時短の日だったので早く行って場所取りしようと思ったが仕事が立て込んでタワレコに着いたのは30分前。売り場から溢れ出るくらい多くの観客に出遅れた!と後悔したが、人を掻き分けて何とかステージが見える位置を確保。”原宿が生んだスター”とよばれるきゃりたんだから、原宿ファッションに憧れる女子中高生中心かと予想していたが、場所がオシャレじゃない新宿のせいかお客さんは意外にも男子が多い。20代中心だが私と同世代もしくはもっと年配らしきおっさんの姿もちらほら。ウキまくるんじゃないかと心配していたので内心ホッとした。
時間通りにきゃりたん登場。ちっちゃい!ステージに上がっても小さ過ぎて見えない。後ろのスクリーンで確認したところ白いシャツに赤いワンピース風の衣装。「こんなに集まっていただいてありがとうございます!」と結構礼儀正しい。ダンサーふたりを引き連れて「チェリーボンボン」「PONPONPON」「つけまつける」の3曲を振り付きで踊り歌う。厳重な撮影禁止がしかれていたので写真は諦める。手拍子も出てなかなかの盛り上がりだった。ライブの後に握手会。これも並んでるのは圧倒的に男性客。きゃりたんの手は小さくて柔らかくてふわふわしていた。
夢見心地に浸っている訳にはいかない。丸ノ内線で新高円寺Club Linerへ移動。気分を変えるためにiPodで蝉を大音量で聴く。「NIGHT SAFARI vol.27 special 3man!!!」というイベントで出演はちくわテイスティング協会/Alan Smithee's MAD Universe/灰野敬二。Club Linerは初めてだったがかなり狭いライヴハウスである。にしても動員がキツい。きゃりたんのイベントで満員のお客さんを体験したあとだけに余計寂しく感じる。と同時に灰野さんのこの日のライヴを目撃できる20人余りの内のひとりになれることが妙に誇らしかったりする。
到着したのは最初のちくわテイスティング協会のライヴの半ばだった。顔に極彩色のペイントをしたvo&sax,perc,gx2,b,flute,dsの総勢7人のバンド。バンド名からは音が想像できなかったが、基本的にファンク・リズムにノイジーなアドリブを乗せていくスタイル。ヴォーカリストが客席に降りてきたり、ホントのちくわを観客に配ったり結構やんちゃなバンドだった。演奏よりもちくわ配りのパフォーマンスの方が印象に残った。こういうおふざけバンドはウケるかシラケるかのどちらかである。この日の客は知り合いが多かったようで内輪ウケで盛り上がっていたが、正直もっと真面目にやれ、というのが本音。
2番目のAlan Smithee's MAD Universeはg,key,dsのインスト・トリオ。のっけから中期ソフト・マシーンを想わせる変拍子のリフと激しいアドリブを展開。プログレ好きの血が騒ぐ。キーボード奏者は吉田達也氏とも共演している実力派。ギタリストのアームを多用したアヴァンギャルドなプレイもいい。かなり気に入った。後でギタリストに聞くと活動歴は10年で最初はg,b,sax,dsの4人組だったそうだ。やはりソフト・マシーンが好きで特に1st~3rdがお気に入りというからまさに趣味がピッタリ。物販で旧メンバーによる1st CDとトリオになってからの7”シングルを購入。
最後に灰野さん。オールナイトを始めとするワンマン・ライヴが凄いのは勿論だが、イベントでの60分以下の短い時間の気合いが凝縮されたプレイも別の意味で素晴らしい。灰野さんは演奏の手を抜くことは一切ないので毎回のライヴが完全燃焼である。短いライヴではその情念が一気に放出されるので衝撃度は長時間ライヴ以上のものがあるかもしれない。この日はギターに加えてエフェクター型シンセを使った珍しい演奏。歌詞のファイルをめくりながら片手で操作するシンセの奇怪な電子音と圧倒的ヴォイス・パフォーマンスが空間を歪ませる超絶な演奏だった。今年最初の灰野さん、やっぱりハズレ無しだった。
きゃりたんと
灰野さんとを
観れて幸せ金曜日
終演後灰野さんに「アイドルばかり追っかけてるんじゃないよ」と諭された。み、見られてる、私のツイート(冷汗)。
19:00から新宿タワーレコードできゃりーぱみゅぱみゅ1st Single「つけまつける」リリース記念イベント~きゃりーのウェイウェイライブ&握手会。会社が時短の日だったので早く行って場所取りしようと思ったが仕事が立て込んでタワレコに着いたのは30分前。売り場から溢れ出るくらい多くの観客に出遅れた!と後悔したが、人を掻き分けて何とかステージが見える位置を確保。”原宿が生んだスター”とよばれるきゃりたんだから、原宿ファッションに憧れる女子中高生中心かと予想していたが、場所がオシャレじゃない新宿のせいかお客さんは意外にも男子が多い。20代中心だが私と同世代もしくはもっと年配らしきおっさんの姿もちらほら。ウキまくるんじゃないかと心配していたので内心ホッとした。
時間通りにきゃりたん登場。ちっちゃい!ステージに上がっても小さ過ぎて見えない。後ろのスクリーンで確認したところ白いシャツに赤いワンピース風の衣装。「こんなに集まっていただいてありがとうございます!」と結構礼儀正しい。ダンサーふたりを引き連れて「チェリーボンボン」「PONPONPON」「つけまつける」の3曲を振り付きで踊り歌う。厳重な撮影禁止がしかれていたので写真は諦める。手拍子も出てなかなかの盛り上がりだった。ライブの後に握手会。これも並んでるのは圧倒的に男性客。きゃりたんの手は小さくて柔らかくてふわふわしていた。
夢見心地に浸っている訳にはいかない。丸ノ内線で新高円寺Club Linerへ移動。気分を変えるためにiPodで蝉を大音量で聴く。「NIGHT SAFARI vol.27 special 3man!!!」というイベントで出演はちくわテイスティング協会/Alan Smithee's MAD Universe/灰野敬二。Club Linerは初めてだったがかなり狭いライヴハウスである。にしても動員がキツい。きゃりたんのイベントで満員のお客さんを体験したあとだけに余計寂しく感じる。と同時に灰野さんのこの日のライヴを目撃できる20人余りの内のひとりになれることが妙に誇らしかったりする。
到着したのは最初のちくわテイスティング協会のライヴの半ばだった。顔に極彩色のペイントをしたvo&sax,perc,gx2,b,flute,dsの総勢7人のバンド。バンド名からは音が想像できなかったが、基本的にファンク・リズムにノイジーなアドリブを乗せていくスタイル。ヴォーカリストが客席に降りてきたり、ホントのちくわを観客に配ったり結構やんちゃなバンドだった。演奏よりもちくわ配りのパフォーマンスの方が印象に残った。こういうおふざけバンドはウケるかシラケるかのどちらかである。この日の客は知り合いが多かったようで内輪ウケで盛り上がっていたが、正直もっと真面目にやれ、というのが本音。
2番目のAlan Smithee's MAD Universeはg,key,dsのインスト・トリオ。のっけから中期ソフト・マシーンを想わせる変拍子のリフと激しいアドリブを展開。プログレ好きの血が騒ぐ。キーボード奏者は吉田達也氏とも共演している実力派。ギタリストのアームを多用したアヴァンギャルドなプレイもいい。かなり気に入った。後でギタリストに聞くと活動歴は10年で最初はg,b,sax,dsの4人組だったそうだ。やはりソフト・マシーンが好きで特に1st~3rdがお気に入りというからまさに趣味がピッタリ。物販で旧メンバーによる1st CDとトリオになってからの7”シングルを購入。
最後に灰野さん。オールナイトを始めとするワンマン・ライヴが凄いのは勿論だが、イベントでの60分以下の短い時間の気合いが凝縮されたプレイも別の意味で素晴らしい。灰野さんは演奏の手を抜くことは一切ないので毎回のライヴが完全燃焼である。短いライヴではその情念が一気に放出されるので衝撃度は長時間ライヴ以上のものがあるかもしれない。この日はギターに加えてエフェクター型シンセを使った珍しい演奏。歌詞のファイルをめくりながら片手で操作するシンセの奇怪な電子音と圧倒的ヴォイス・パフォーマンスが空間を歪ませる超絶な演奏だった。今年最初の灰野さん、やっぱりハズレ無しだった。
きゃりたんと
灰野さんとを
観れて幸せ金曜日
終演後灰野さんに「アイドルばかり追っかけてるんじゃないよ」と諭された。み、見られてる、私のツイート(冷汗)。