きのこ帝国2015年秋の対バンツアー
『怪獣と猫のツーマンツアー』
きのこ帝国/くるり
きのこ帝国がゲストアーティストを1組招きツーマン形式で全国7公演行ってきた『怪獣と猫のツーマンツアー』ファイナル公演。
●くるり
くるり(Quruli)は京都府出身、1996年結成。これまでにスタジオ・アルバム11枚とシングル27枚、その他映画サントラ、編集盤など6作品をリリースしている。
岸田繁(きしだ しげる、1976年4月27日 - )ボーカル、ギター。京都府京都市北区出身。血液型:O。オリジナル・メンバー。
佐藤征史(さとう まさし、1977年2月1日 - )ベース、コーラス、ボーカル。京都府亀岡市出身。血液型:O。オリジナル・メンバー。
ファンファン(1985年2月13日 -)トランペット、コーラス、ボーカル、キーボード。京都府舞鶴市出身。血液型:O。2011年加入。
くるりを真面目に聴いたことはないと思ったが、結構聴き覚えのある曲が多い。90年代後半彼らが日本のロックシーンで如何に影響力を持っていたかが判る。二人の女性コーラスを含む総勢7人でのステージは、賑やかなお祭りのよう。京都弁の飄々としたMCが心和む。ベテランの余裕を見せた全9曲は、渋谷系の未来嗜好と関西ロックのお笑い狂いが同舟した白眉のエンターテインメントの実践だった。
くるり - ふたつの世界 / Quruli - The Two Worlds
●きのこ帝国
きのこ帝国(きのこていこく)とは、2007年結成、2012年にインディーズデビューし、2015年にメジャーデビューした日本のオルタナティヴ・ロックバンド。
佐藤 千亜妃(さとう ちあき、岩手県出身)ボーカル、ギター担当。全楽曲の作詞、作曲を手掛ける。
あーちゃん ギター担当。
谷口 滋昭(たにぐち しげあき)ベース担当。
西村"コン"(にしむら こん)ドラム担当。
サウンド志向はシューゲやオルタナのマニアック路線だが、ヴォーカルの異質感がJ-POP性を持つ独特の存在感は、サウンドの傾向は別にして同じ佐藤千明(さとう ちあき)がヴォーカルを勤める赤い公園に近い。群を抜いてスローなテンポ感に呼応して観客は総じて直立不動の地蔵状態。文学的な歌詞を一語一句噛み締めているように思えるが、ファズギターが駆け廻るアップテンポのガレージパンクナンバーでも震度3程度にしか揺れない反応は、相対性理論ファンに近い。文系サブカル青少年聖少女の心を陶酔させる毒キノコのエンパイアと言えるだろう。
きのこ帝国 - 猫とアレルギー
⇒きのこ帝国、くるりとの対バン実現! 「感無量」のツーマンツアーファイナルレポ!
メンバーの
4分の3が
猫アレルギー