A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ゆるめるモ!@お台場Zepp DiverCity TOKYO 2015.12.20 (sun)

2015年12月22日 01時08分19秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


冬ツアー 『ゆるめるモ!YOU ARE THE WORLD TOUR』 FINAL
12/20(日) Zepp DiverCity TOKYOワンマン 




ゆるめるモ!(YOU'LL MELT MORE!)は、女性6人組ニューウェーブアイドルグループ。略称は「モ!」。
2015年現在まで、運営・メンバーが芸能事務所に所属せず活動している。キャッチフレーズは「みんなのハートをゆるめにきました!私たち、ゆるめる、モ~!」。

メンバー:
もね(ピンク)
けちょん(紫)
しふぉん(赤)
ようなぴ(白)
あの(水色)
ちーぼう(オレンジ)

バンドメンバー:
G ハシダカズマ(箱庭の室内楽)
G 上野翔(箱庭の室内楽)
G マモル(nhhmbase)
G JOJO広重(非常階段)
Ba 三島想平(cinema staff)
Dr 松本暁雄(箱庭の室内楽)
Dr Jimanica
Per 平野淳
Key へりこ
Cho 小貫早智子(HALIFANIE/Stefanie)
Tp 大槻寿彦
Trb 荒井和弘(DF7B)
Sax 立花佳祐



2014年6月「自家発電Vo.3」で初めて観て以来、同年8月の恵比寿リキッドルームワンマンや非常階段とのコラボ等、何度か現場に通ってきたし、CDは殆ど購入しiPodに入れて愛聴しているが、未だにゆるめるモ!には軽いアウェー感を抱いてしまう。最大の原因は「推し」が定まらないことかもしれない。写真やPVを観ると、かつてももぴと呼ばれた美少女「もね」に惚れるが、ステージ上で異彩を放つのはゆるトロ「あの」やピンクヘアの「ようなぴ」だし、映画『女の子よ死体と踊れ』で仕切り役の「しふぉん」、綺麗に憧れる「ちーぼう」、魔法少女未満「けちょん」と役どころも秀逸だった。ライヴではでんぱ組で言うサクラ色、則ちピンクとピンキー色のブルーの二本使いで応援するが、白(りさちー)、赤(みりん)、紫(もが)も使い分ける。残念ながらでんぱ現場で最も使用頻度の高いイエロー(えいたそ)とミントグリーン(ねむ)の出番はない。それでもバンドじゃないもんのぐみてゃん(七星ぐみ)のサディスティックブルー(水色)のようにでんぱ組ペンライトで応援できない色がないことは、たいへん大きなアドバンテージと言えるだろう。



メンバーは特に引き蘢りやヲタクを表明していないが、見る限りでは決して天真爛漫ポジティヴシンキングだけで生きて来たとは言い切れない。でんぱ組程ではないとしても、グループに参加して外部の世界と触れることで、人間になれたメンバーもいることだろう。グループ史上最大の舞台に賭ける意気込みは、ライヴ当日まで様々な形で集客を募った執念に明らかである。Zepp DiverCityの客席前方半分まで迫り出したキャットウォークの先端まで、入れ替わりで進み出て観客にアピールする6人の晴れやかな笑顔には、ゆるめるモ!という生き方に最大限の自信と誇りを持った、インディー系女子(Independent Girl)としての成長ぶりを見ることが出来た。



ゲスト扱いのJOJO広重を除く12人編成の生バンドが全編生演奏でバックアップ。でんぱ組のでんでんバンドの倍の人数だけあり、音の厚みと迫力はハンパない。ホーンセクションが活躍する曲も多数有り、楽曲の豪勢なアレンジを効果的に拡張する。JOJO広重が参加しての「Great Escape」から数曲は、ゆるめるモ!という存在の本質的な特異性の核心に迫る秘技伝授と言えるのではなかろうか。広重のノイズギターが音色的にパフォーマンスに貢献したかと言えば答えは「ノー」かもしれない。寧ろ耳に聞こえない、目に見えない部分、つまり演奏者と歌い手の精神と霊魂に作用を及ぼし、バンドと偶像(IDOL)の境界線、アイドルと非アイドル(NOT IDOL)の分岐点、楽音と騒音(NOISE)の臨界点をゆるめてトロトロに溶かすこと、則ち「YOU'LL MELT MORE!(あなたをもっとトロけさせたい)」の実戦に他ならない。(ちなみにJOJO広重がZepp DiverCityのステージに立つのはたぶん初めて。2012年のFREEDOMMUNE ZEROで出演した幕張メッセを別にすれば、広重にとって最大のステージだったかもしれない。ということは、もしゆるめるモ!が武道館公演を行うことになれば、JOJO広重が遂に武道館のステージに立つ可能性も十分にある。モ!を応援したい気持ちが高まる。)



1500人の観客全員の心がゆるんだかどうかは判らないが、少なくとも見習いピンクスナイパーの筆者にとっては、ゆるんだ心の持って行き場が「宇宙戦艦ミソノFEVER@大阪・味園ユニバース」や「GIRLS with RIOT!@京都メトロ」など、関西方面ばかりが優遇される年の瀬に、今年も白紙のままの聖夜のクリぼっちをどうやり過ごすか、頭痛の種もきれいに溶かして欲しいと願って止まない。

ゆるめるモ!(You'll Melt More!)『id アイドル』(Official Music Video)


ネクロ魔も
年末イベント
関西やで

何とGEZANワンマンとゆるめるモ!ワンマン両方にギターウルフの花が出ていてびっくりポンや!『宇宙戦艦ミソノFEVER』繋がりだと。セイジとオレの趣味は似ているようだ。



ギターウルフ 「SEIJI'S TV 宇宙戦艦ミソノFEVER Sp」



コメント
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