おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「清く正しい高校野球」はもううんざりじゃ

2006年03月06日 | Weblog
駒大苫小牧の春の選抜出場辞退が決定した。
市内の居酒屋で元野球部員らが飲酒や喫煙をして、警察に補導されていたことが分かったためだという。

だけどこの日は卒業式。
卒業した高校生が羽目をはずすこともそりゃあるさ。
未成年ゆえ、飲酒喫煙は補導もしょうがない。
だけど、選抜出場辞退ってのが、さっぱり訳わからん。

3月31日まで学校に籍があるってことだけど、卒業証書もらったら、学校とは関係ないだろが、と思う。
補導された連中も、一生負い目を背負っちゃう。
残った生徒も嫌ぁ~な気分が終生つきまとう。

まいどまいど、あっちこっちの高校で似たりよったりの「事件」が起きて出場辞退の大騒ぎ。
もういいかげんにしてほしいね。
「高校野球は、清く、正しく、美しく」ってのが、とっても鼻持ちならん。

現役の野球部員が飲酒喫煙なら、その生徒をしっかり処分して、これで終わり、ちゃんちゃん、ってなもんだろ。
他の部員は、選抜でも甲子園でも堂々と行ったらよい。
妙な連帯責任ってのが、どうにもこうにも時代錯誤で気持ちが悪い。

主催する毎日、朝日新聞が、「こんな妙な連帯責任は、もはや時代遅れ」って論陣張らんのが不思議を通り越して、理解不能じゃね。
今回、校長は辞めないそうだが、肝心かなめの監督が辞めちゃうってことで、苫駒はもうあきません。
なんだいこれぇ~

こんなもの、「うちの卒業生が飲酒喫煙で補導されました。未成年ゆえ、世間をお騒がせして申し訳ありません。野球部には選抜で活躍していただき、母校の名誉回復をいたします」ぐらいでOKじゃないの?
「不祥事起こしたら出場辞退」をよしとするアンシャンレジーム・高野連は、解体せんとどもこもならん。