おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「矜持」と「稜河」、後ろが良くて前がダメ!?

2006年03月30日 | Weblog

朝は何が何でも食べることにしておる。
二日酔いでへべれけでも、風邪引いて体調悪くても、朝はとにかく食べるのじゃ。
タバコを吸って、酒飲んで、「規則正しい生活」って言うのもおこがましいが、とにかく朝は食べるのじゃ。

そんなわけで、ときどきお邪魔するのは、札幌の中心部にあるおにぎり屋さんの「ありんこ」。
握りたてのアツアツおにぎりと味噌汁は、心を癒すね。
やっぱ、ニッポン人はお米に味噌汁だと思う。

写真はチーズ・カツオのジャンボサイズ。
1個300円近いけど、うんまいよぉ。

そんな朝食で大満足だったけど、名古屋で呆れかえった判決が出て、大不満じゃった。
なんでも次男の名前に「矜持(きょうじ)」を付けようとしたけど、認められず、国と市に20万円の慰謝料を求めた裁判があって、名古屋地裁はこの請求を棄却したのだそうだ。

この次男に名前をつけたとーさんは学校教師。
「誇りを持って生きて欲しい」ってなわけで、出生届に「矜持」と書いて市に提出したが、「『矜』は人名用漢字ではない」として受理されなかったのだそうだ。

「親が子に名前を付ける権利は表現の自由の最たるもの。それを認めず、人名に使える漢字も制限するのは憲法違反」と主張していたけど、それが認められなかったというのじゃ。
おかしいんじゃねぇかい、この判決。

この国は自由の国じゃなかったの?
そりゃかつて、息子に「悪魔」と名前つけたタコスケがおった。
こりゃどうにも許されん、と思う。

だけど「誇りを持って生きて欲しい」って付けた名前がダメってのがさっぱりわからん。
ついこのあいだ、「稜河(りょうが)」っていう子がいて、珍しい名前だなぁ、と思った。
「稜河」の「稜」が人名用漢字かどうかは知らんけど、おぢに言わせりゃ「矜持」と五十歩百歩。

名古屋のとーさんが「人名に使える漢字を制限するのは憲法違反」ってのは納得じゃ。
こんなもんまで規制するってのは、いかがなものか。

このところ、役人連中の独断専行が目に余る気がしちゃう。
国会議員も国会もボケ・カス・タコなもんだから、「国はおれらが動かす!!」とでも思っておるんかねぇ。

嫌な気分だ。