昨夜から今朝にかけて、5センチ程度ですけれど、ふあふあの雪が降りましたです。まだまだの積雪だけど、こういうのが毎日続いてくれないことには、どもこもならん。気温も午前8時がマイナス3度。いまの天候は曇りじゃ。「スキーに行くぞぉ!!」って気持ちにはいまひとつでござる。もう一歩、あと一息の雪が欲しいけど…
ニセコアンヌプリ北斜面で行方不明になっておったスキーヤーが、きのう遺体で発見されましたです。道警の発表によれば、スキーが発見され、その近くから遺体が見つかったそうな。これは想像ですけれど、吹雪の中、転倒してスキーがはずれ、探しているうちに凍死した可能性ありじゃ。
山スキーにはスキーリーシュが欠かせませんです。一般的なゲレンデスキーの板に付いているストッパーではなくて、スキー板と靴を結びつける紐でござる。これがあれば深雪で転倒しても、スキーが行方不明にはなりませぬ。ゲレンデスキーしか、したことないお方には、意味不明か?
ご当地では(いつもの年のように雪の多い場合ですけど)、スキー場のエリア外滑走で転倒して、スキーがはずれて板が行方不明。でもって、探し続けること1~2時間、結局見つからないこともありまする。春になって、1本だけスキーが発見されることは、ご当地では珍しくありませぬ。エリア外でもスキー場に近ければ、ゲレンデまで出れば、歩いて下山して助かるけれど、アンヌプリの北斜面ではムリ。スキーがなくては、身体が埋まって歩けませぬ。
今回の遭難は、五色温泉からニセコアンヌプリの山頂を目指したわけで、おぢもTさん兄らと春スキーを楽しむところでござる。吹雪になったのも不運ですけど、装備に問題のあった可能性もありまする。お手軽山スキーコースではありますが、ちょっとした判断ミスが招いた事故ってことでござろうか。いたましいことでござります。山スキーにはスキーリーシュが欠かせませんです。
さて、たまには政治のお話も。元日に小沢一郎邸で行われた「新年会」。そこに集まる国会議員の人数に注目が集まっておった。ようは小沢支持の民主党議員が、どんだけ減るかに注目が集まっておった。結局は、約120人だそうだ。1年前は166人だったそうで、これをどう見るかね。
「一兵卒」の取り巻きが、死に物狂いで集めた120人だろう。おかげさんで小沢一郎たいそう高揚しておったそうな。土俵際、俵に足はかかったけど、まだ踏ん張っておる感じ?一方、「官」総理も官邸で祝賀会をしたそうな。でのたまったのは、「今年は自分らしさをしっかり出したい」だそうだ。
悪いけど、あんたらしさは、野党でしか発揮できないことは、いまや「あたり前田のクラッカー」。そりゃもうトットと下野するか、総理お辞めになるのがあなたらしさを発揮する第一歩。とにもかくにも辞めるのが先決じゃ。「死ぬ気になれば、なんでもできる」ゆえ、死ぬ気になってお辞めくだされ。そうすりゃ大発会も、たいそう盛り上がると思うけどなぁ…
そんなこんなで2011年の政治は、まことに不透明。何が起きるか分からぬ「一寸先は闇」だろね。で、まことに残念なことに、国民は不在じゃ。この国の政治、まことに醜いことになっておる。この国、先は長くありませんです、嗚呼!!