午前6時の気温はプラス18度。
無風で曇り空のお天気です。
気象台の予報によると、ご当地の降水確率は午前中70%で午後から80%だそうな。
お近くの小規模校「樺山小学校」ではきょう、恒例の新緑祭が開かれます。
雨にたたられないとよいのですが、どうやら怪しい気配です。
さて、
電力自由化が4月にスタートしてから3ヶ月でござる。
新市場に参加した企業は300社を超えると電力広域的運営推進機関が発表しておる。
しかし、新電力に切り替えた家庭は北海道で5万5800件、切り替え率は2%に止まる。
それでも東京3.1%、関西2.4%に次ぐ切り替え率の高さですわ。
長年、社会主義国か共産主義国家みたいに、選択の自由のない地域独占が続いてきたニッポンの電力。
ようやく自由化されたというのに切り替えはたいした進んでおりません。
変化を好まぬニッポン人らしいことなのです。
だけど、とにもかくにも選択肢ができたわけですから、この先、徐々に変化していく可能性は大いにある。
これまではキリン一番搾りを好きで呑んでおったけど、ある日突然気が変わってアサヒのスーパードライに替えるように、お気軽に電力も取り替えられるというところが嬉しいですわ。
我が家はコープさっぽろの「トドック電力」に変更し、きのう写真の請求書が初めて届いたのでした。
20日間の料金が4860円ですから1か月なら7200円前後であまり変わり映えがしないわけではあります。
これは比較的料金が高いけど再生可能エネルギーの割合が多い「FIT電力」を選択したせいだ。
再生可能エネルギー以外の電気はなるべく使いたくないってことで、値段の高い電気にしたのです。
それでも北電に比べりゃ、少々安い。
だけど電気代にはポイントがつくのだ!!
ここがいいところ!!
このポイントはコープさっぽろで買い物する際にお役立ちなのです。
ほかにもガスとセット販売するガス会社のお得な電力や、昭和シェル石油のように年間1万2900円から1万4900円安くなるプランも東京ではある。
読売新聞電子版は、いまはまだ1%程度の切り替えしかない九州電力でも、毎週3000件増え続けておると伝えておる。
これから変更する家庭はじりじり増えそうだ。
消費者に選択肢があるところが資本主義のよいところです。
切り替えが進むと従来の電力会社は売り上げが徐々に低下して、資金力もこれに伴って落ちていく。
だから原発みたいに重厚長大、つまりは莫大な経費と人を費やして電気をつくるなんてことは、必然的に淘汰されていくと楽観的なおぢは思うね。
なんてったって、太陽光パネルを設置するだけで発電できる時代なのだから、コストは原発なんぞと比較にならんほど安い。
しかも下の写真のようにいまでは営農型の太陽光パネルといかいうものまである。
つまりは畑で作物を作り、同じ土地で発電もするという農業と発電の同時進行が可能なのです。
土地の有効利用にもなるわけで、農家にはたいした嬉しい。
いいことづくめだ。
そんなことで、群馬県では再生可能エネルギーを大幅に増やして、電力の自給率を2030年に40%以上に増やすそうな。
どっからどう見ても、原発なんぞ割に合わない時代が目前だとは思いませんか!?
それをさらに進めるためにも、読者の皆さんも電力会社をシフトしてはいかがか?
とりあえず、家庭から出来る「脱原発への道」はこれだと思うけど、どうよそのあたり!!