午前6時の気温はマイナス6度。
雪は降っておりません。
風もなく穏やかな週末の朝でござる。
さて、
大阪の国有地売却問題ですわ。
ここへきて、安倍総理夫人の昭恵さんは、「公人なのか、私人なのか」って問題が急浮上しておる。
森友学園の小学校の名誉校長になっておった昭恵さん、安倍総理は「私人」だとして、国会でこう気色ばんだ。
「妻は私人なんです。妻をまるで犯罪者扱いにですね、本当に私は不愉快ですよ」
だれも総理の奥さんを犯罪者扱いなどしておりませんゆえ、そうエキセントリックにならんくても、いんでないの。
ケツの穴が小さくて、呆れますわ。
確かに総理大臣の奥さんであっても、居酒屋の女将だけしてるんだったらそりゃ私人に違いない。
だけど実態はどうだろ?
なんでも第1次安倍内閣の2006年から、昭恵さんには非常勤のスタッフひとりがついたそうだ。
そして第2次安倍内閣からは、常勤2人、非常勤3人のスタッフがついた。
スタッフっていうけど、これが個人事務所の職員なら私人で問題ないけど、この場合のスタッフは公務員だ。
公務員とは税金で禄を食んでおる方のこと。
5人の人件費、ざっと2900万円になるそうですわ。
その公務員がスタッフとして常時ついておる人が私人って、そんなもんはチッチキチーですわ!!
おまけに昭恵さんの交通費も、公費から出ておるという。
私費ならともかく公費ってことは、そりゃもう税金。
おぢは私人ですから交通費はもちろん自前じゃ。
申し訳ないけど、どっからどうみても、総理夫人を「公人または准公人」の扱いにしておるじゃん!!
昭恵夫人が森友学園の幼稚園で講演した際にも、政府職員が夫人に同行しておるという。
菅官房長官が「昭恵夫人は私人です」といったところで、「完全に私人」などとは、とても、とても、って話なのだ。
大統領や首相が外遊する際、奥さんと同行するのが世界の常識ですわ。
当然のことながら、旅費は公費ですわ。
公式行事などの場合は、奥さんをちゃんと公人扱いしておる。
だけど、都合の悪いときだけは私人って、そりゃいかがなものか。
なんといって森友学園の小学校の名誉校長は「安倍晋三総理夫人」の肩書ですわ。
いずれにせよ、ニッポン国の総理大臣の奥さんを、だれも犯罪者扱いなどしておりません。
だけども到底、私人とは思えませんです、ハイ!!