当ブログ、きのうは勝手にお休みいたしました。
数少ない読者の皆さん、スマンこってす!!
って、今後もいきなりお休みすることは確実にありますのでご勘弁くださいね。
返す返すもスマンこってす!!
写真は今朝の我が家のデッキ。
午前7時の気温はマイナス2度、すっかり雪景色ですわ。
さて、
栃木の雪崩事故でござる。
教員と高校生8人が死亡するという痛ましい事故で、言葉もございません。
どうやらいわゆる「表層雪崩」とか。
この時期は、そろそろ「全層雪崩」といって、シーズン中に笹などの上に積もってきた大量の雪が、ドッとすべて滑り落ちたりするもの。
今回の表層雪崩は、雪面に陽が当たって融けたりしたところに、大量の雪が積もり、この弱った面を新雪が滑り落ちるもの。
で、一般にこういう場所をハイクアップする際に山スキーヤーは「弱層テスト」をする。
積もった雪を円柱のようにして抱きかかえて引っ張るのです。
軽く引くだけでスルッと雪の固まりが取れたら、弱層があって雪崩の危険があるわけ。
引率する教員が、登る前にイラストのような弱層テストをちゃんとしたのか、まずはそこが気になる。
そもそも地元気象台からは「雪崩注意報」が発令されておったというのに、なぜ強行したのかもよくわかりません。
急斜面とはいえ林の中というから、引率する教師は油断したかねぇ、、、
一般に雪崩れるところには、フツー木など生えてないもんなぁ、、、
今シーズン、ご当地では通称「春の滝」と呼ばれる「立ち入り禁止区域」でニュージーランド人が雪崩で亡くなっておる。
スキー場の外、しかも立ち入ってはいけないところに入り、雪崩に巻き込まれたわけ。
ですが、30代と若く、日本人妻と幼い子どもが残されたわけで、その心中を思うとやるせない。
「へたれ」なおぢは、金輪際そんな危険なところへは行きませんが、おいしそうな斜面があったりすると、行きたくなるスキーヤーやスノーボーダーの気持ちもわからんではない。
その一方、こんなことろで「命かけてどうする!」とも思うわけですけどね。
しかし今回の事故は、あくまで訓練ですわ。
新聞によると雪崩の直後「伏せろ」という声がしたそうですけど、この場合は「泳げ」がどうやら正しいらしい。
雪崩に巻き込まれたときは雪の中で「ジタバタ泳ぐ」。
こうすることで体が雪の上に浮くという。
今回の事故も亡くなった方は「圧死」というから、浮いておれば助かった可能性もある。
だけど急に「泳げ」なんてこと言われても、実際にそんなことはできゃせんわ。
雪崩を想定した「泳ぐ訓練」をしたか???
フツーはしないよなぁ、、、
ほかにいまは下記のような雪崩れ対策グッズもある。
http://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=2179
ようするにエアバッグを身に付けるわけ。
そうすると雪崩れにあっても自然に体が浮くそうな。
いずれにせよ、今回は痛ましい事故なのでした。
お悔やみ申し上げます。
話は変わりますが、
籠池学園を巡る「国有地格安払下げ」問題でござる。
国会が終了するので、この問題はこのままうやむやになる可能性もないではない。
「国有地の払い下げは昔からあった」「いまさら何言ってる」「もっと大事なことがあるだろ」という声も、少数ながらあるようだ。
しかしねぇ、国民の8割が変だと思っておる国有地払い下げの問題を、このまま放置すればどうなるね?
過去にもあった、現在もある、だからこの先も延々と続く。
…ってことにはならないか!?
ここでちゃんと決着をつけて、国民の財産である国有地を巡る不正など二度と起きないようにするのが人間の知恵ってもんだろうとおぢは思うね。
籠池さんをトカゲのしっぽにして、逃げ切りを図りたい政治家やら官僚さまやらがごっちゃりおるようですが、そうはイカキンと申しておきまする。
ヘタレな野党だけど、この際はしっかり国民サイドに立って追求しないでどうする!!
…と思うニセコのおぢでござる。