おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「日銀が事実上の利上げ」ようやく正常化への一歩

2022年12月29日 | Weblog

数少ない読者の皆さん、おはようございます。

年末も押し迫ってまいりました。

そんなただいまは午前5時を回ったところ。

深々と細かな雪が降っておりますが、昨夜から今朝にかけての積雪は5センチ程度。

気温はマイナス5度。

5並びでパチンコならフィーバーか?

ようやく、いまどきのご当地らしくなってきた。

ただし今日は吹雪模様。

時折り強い風がビュービュー吹くのが玉に瑕だ。

そんなこんな、

おとといの羽鳥モーニングショーで、「日銀が事実上の利上げ」をしたことについて解説しておりました。

実際には、利上げをしたわけではありません。

ですが、この日、日経平均株価も大きく下げた。

まぁ、企業にとっては金利が上昇すれば「金が借りにくくなる」ってことではある。

だけど経験的には、いまは、「ほぼゼロみたいな金利ジャン」と思う。

住宅ローンを借りてる皆さんは利上げを心配してるそうだ。

だけどさぁ、ここんとこは歴史的な低金利だったと思ったほうがいんでないかい。

おぢが最初に札幌にマンションを買った1980年代、住宅金利は固定で4%もあった。

返済総額は借り入れの約2倍の金額だった。

2010年頃でも固定の住宅金利は3%はあった。

それがその後どんどん下がり始めて、とうとう1%台。

変動金利だと0.5%を切る異常な低金利だった。

こんな「屁みたいな金利」が続くと思う方が変。

アベノミクスの超低金利政策が、ご本人が亡くなったこともあり、ようやく是正される方向なのだ。

かつては定期預金を10年も続ければ2倍近くになった。

だからニッポン国民こぞって預貯金してましたよ。

銀行だって金利が低けりゃ、儲けもないわけで、すっかり就職人気ランキングからも遠ざかった。

今年の就職人気ランキングでようやく75位に三井住友銀行が顔を出す。

かつて銀行は就職ランキングのベストテンの常連だったような…

ここ10年近くは世界常識を超えた異常な低金利だったわけ。

日銀による事実上の利上げは、ニッポン国にとってようやく正常化のスタートと庶民感覚では思うけど、どうよそのあたり???