おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ユニクロの嫌がらせと闘う 「下町ロケット」アスタリスクを応援だぁ!!

2021年12月04日 | Weblog

まもなく午前6時。

ただいまの気温はマイナス3度で、デッキにサッと雪が積もっております。

ご当地スキー場は今日からオープンですが、こんな雪ではまだ行く気がしません。

ぱふぱふパウダー待ちのニセコのおぢです。

そんなこんな、

アスタリスクという会社が9月末、東証マザーズに新規上場した。

モバイル機器に装着するバーコードリーダーの企画や開発などを手掛けるベンチャー企業だ。

実は株を購入して応援しているのだ。

含み益、かなり減ってますけど…

この会社はいま、ユニクロを有する国際的なニッポンの大企業「ファーストリテーリング」と係争中だ。

この辺りの事情はダイヤモンドオンラインに詳しい記事がある。

なんで揉めておるかというと特許侵害だ。

アスタリスクが開発した「セルフレジ」をユニクロが特許侵害して使用しているとして裁判を起こしたわけ。

セルフレジは、ユニクロで買い物している人は知ってるでしょうけど、箱に入れるだけでレジが済んでしまう優れものだ。

5月にはこの訴訟にアスタリスクが勝訴した

ですが、アスタリスクはこの判決以前に、この特許を手放して、知財ライセンス企業「NIP」に譲渡していた。

現在、NIPは1日1000円でこの「セルフレジ」を一般に提供中だ。

アスタリスクが、虎の子の特許を手放したのは上場の準備中のときだった。

係争中では上場ができなくなるため特許を手放したわけ。

ではありますが、5月に勝訴してこれで万々歳かというとそうではなかった。

特許侵害差し止め訴訟と並行して提起された特許の無効審判は計8件に及び、このうち7件が現在も進行中なのだという。

ファーストリテーリングは最高裁まで争うと言われておる。

ニッポンを代表する国際的な大企業が、上場したばかりのベンチャー企業に対し、高額な費用をかけて裁判を継続し長引かせる「兵糧作戦」に出たのだ。

訴訟にかかる費用は数10億円にもなるから、れっきとした兵糧攻めだ。

ようは巨大企業が小さなベンチャー企業を潰しにかかっておるわけ。

大経営者であるファーストリテーリングの柳井正さんよ、ニッポンに元気をもたらすベンチャー企業を潰しにかかるとは、いかがなものか?

売り上げ2兆円を超える大企業が、全力で赤子の手をひねり潰そうというのだからあ然とするのだ。

こんなことしてユニクロのイメージはどうなんだ???

訴訟に勝ったとき、アスタリスクの鈴木規之社長はこう申していた。

「ファストリは当初、『この特許は金を払うに値しない』と言ってきた。しかし、特許の有効性が認められたのだから、ここで終わらせるのが筋ではないか。ここからはれっきとした嫌がらせだ」と語ったそうだ。

ニッポンを代表する大企業が「嫌がらせ」とは経営者のケツの穴、小さくはないか!?

立派なはずの大金持ちだけど、やってることはかなりエグイ柳井正さん、どうよそのあたり???

ちなみに鈴木社長は技術者ですから、今後も次々と新製品を生み出すものと期待される。

おぢの知る限り、鈴木社長に悪い人はいないのだった、スマンね!!



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