おぢのニセコ山暮らし

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運転開始から40年超のオンボロ原発が再稼働、あなたの家に40年前の家電製品ありますか?

2021年06月26日 | Weblog

午前6時です。

目覚めたときは朝霧に覆われておりましたが、いまは青空が広がっております。

気温はあわや一桁のプラス10度。

それでも日中の予想最高気温は25度と夏日です。

さて、

関西電力は23日、運転開始から40年を超えるオンボロ原発、福井県の美浜3号機を再稼働させた。

福島第一原発事故を受けて、当時の民主党政権が「原発の運転は原則40年」としたけど、これをスルーしたのが美浜3号機だ。

2013年に施行された改正原子炉等規制法では、原発の運転期間を原則40年までと定めた。

ただ、新規制基準に適合すれば、1回だけ最長20年間までの延長を認める「例外」規定が盛り込まれた。

ニッポン国では、ほぼほぼ“例外”が存在して、簡単に法律を形骸化させるシステムになっておる。

なので、なんでもかんでもルーズになる。

それにしても、いくら整備していたとしても、40年も経った原発が安全とは想像ができません。

自宅にある家電製品で、使用開始から40年も経った骨董品はありますかね?

築30年を超えた我が家では、風呂場の換気扇みたいに単純なモーターでさえ、騒々しい音がしてきて今年、後継機に換えた。

単純なモーターでさえ30年も経てば壊れる。

使っていないトースターがあって、これが購入から40年以上経過しておりました。

単純な構造ですし、多分、ちゃんと使えますが電気料金はお高くなるでしょう。

コンクリートで覆われてる原発ですが、40年もの間、毎日毎日大量にして強烈な放射線を浴び続けている。

一般的な橋、いわゆる鉄筋コンクリート製の橋梁は耐用年数が50年程度とされるそうだ。

毎日毎日大型トラックや重機が通りますから、1960年代につくられた橋はそろそろヤバい。

原発も橋梁も、どっちもそろそろヤバいけど、もし壊れた時の被害は比較になりません。

一旦事故が起きれば、古里に戻ることもできなくなるのが原発だ。

放射線を浴び続け、老朽化した危険なオンボロ原発を動かしてる場合ではないのだと申しておきましょう。

 



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