おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「炎上」とは、「ごく少数の人の大騒ぎ」だそうな…

2016年06月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。

今朝もどんよりした空模様でござる。

札幌管区気象台によると、きょうは日中の気温が24度まで上がるそうだ。

雨も降らないようですが、湿度は相変わらず高い。

北海道はスカッといたしませんなぁ~

一方、埼玉県、群馬県では35度を超えたそうです。

ニッポン列島、狭いようで広いです。

さて、

ネット上で「炎上した」という話を週刊誌などで散見することがある。

なんでも有名人のSNSなどが被害にあっておるらしい。

「らしい」というのは、おとなしい、分別ある? 当ブログではそんな経験がないからじゃ。

6月25日号の週刊現代に「ザ・炎上 名もなき風紀委員たちのメンタリティ あらゆる出来事に外野から首を突っ込む彼らは日ごろ、なにをしている人なのか?」

という記事があって興味深く読みましたです。

この炎上というものによって、CMが放送中止に追い込まれたり、俳優さんやタレントさんのSNSが削除されたり、謝罪に追い込まれたりすることがあるそうだ。

それはまるで社会の「風紀委員」のようだと記事は書いておる。

炎上というからには、とんでもない大人数の人たちの怒りが爆発でもしたのかというと、どうやらそうではないという。

社会科学の手法で分析した「ネット炎上の研究」というのが話題になっておるという。

これによると、著者の一人であるある大学の助教授が約2万人のネットユーザーを対象に調査を行ったところ、書きこんだとのある人は1.1%しかいなかったのだという。

過去1年間に炎上騒動に関係する書き込みをした人に絞ると、わずか0.5%しかないとわかったのだというのです。

16~69歳のアクティブなネットユーザーおよそ4000万人のうち、1事件あたり平均で1000人だ。

これは「東京五輪エンブレムのパクリ疑惑」のような超大規模なモノも含めた数字だそうな。

だから中小規模の炎上の参加者は数十人、場合によっては数人なのだそうな。

ブロガーで投資家の山本一郎さんによると「バッシングを受けたことが何度もあります、アクセス元を調べたり、弁護士を通じてコンタクトをとったところ、執拗に誹謗中傷を書き込んでいたのは特定の5~6人だったと分かりました」そうな。

ようは同じ人が何回も名前を変えて、あたかも多くの人から批判されているように見せかけて投稿しておるのだそうな。

なんだか卑怯で、屈折してる感じだなぁ~

これではテレビのワイドショーなんかが「ネット上の声」をあたかも世論のように紹介しておるのは、とんでもない勘違いとなる。

記事はそう指摘しておる。

また、炎上に加担する人には男性が多く、年収の高い人だったり、子持ちの人が参加する確率が高いのだそうな。

いずれにせよ、炎上とはどうやら一握りの人が、一人何役もこなしながら騒ぎを大きくしているということらしい。

火に油を注ぐという意味ではまさに炎上だ。

結果としては、炎上なんぞというもんをメディアが大きく取り上げると、大きな間違いにつながりかねないといえる。

「炎上」などというと、吉原炎上みたいな大事件のようですが、実際には冷静な対応が必要ということでござる。

へぇ~ って話なのでした。


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