おぢのニセコ山暮らし

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安倍さんには「歴史に残る実績がひとつもない」レガシーは在任記録だけのトホホ…

2019年11月20日 | Weblog

早く目覚めてしまいました。

午前4時半です。

4時過ぎから除雪車の通るがーがーという音で目覚めました。

びゅーびゅー風が吹き、横殴りの雪、積雪は10センチほどでしょうか?

気温はなんと、マイナス8度ですからこの冬一番の冷え込みだ。

上のグラフは賃金の国際比較。

1997年を100として、ここをピークに下がり続けているのがニッポンだ。

先進国でもないからしょうがないか…

失政が招いた残念な結果、いや残念を通り越して、情けない。

さて、

底なしで疑惑まみれの「桜を見る会」とその「前夜祭」だ。

前夜祭の料理や値段の交渉について、新たな事実が明らかになったという。

山口県内の旅行会社が、前夜祭の料理や値段の交渉について、「当社では関与しておりません」と明言したという。

ようは桜を見る会の前夜祭は、「安倍事務所」や「安倍後援会」が仕切って、会場となったニューオータニと交渉したってことになる。

安倍総理が言うように、5千円でも可能なのであれば、ホテルに対する独占禁止法違反(不当廉売)の疑いが出てくるという。

つまりホテル側が「立食プランは1万1千円から」とうたっているのに5千円にしたのなら、ホテル側は不当廉売に該当する。

また、差額分をホテルが「補填」しているとするなら、安倍さんの政治団体に対する「企業献金」に該当する。

10月23日、前夜祭と同じニューオータニ「鶴の間」で安倍総理夫妻が主催する晩餐会があったそうだ。

出席者は602人で、予算書を見ると費用は1億7200万円というご立派な宴会だ。

日刊ゲンダイ電子版が言うように、晩餐会と前夜祭は一概に単純比較はできないけど、「5000円×800人=400万円」とは金額に差があり過ぎ。

晩餐会の予算から前夜祭のカネをひねり出したのでしょうか?

それならそれで、これまた公職選挙法、政治資金規正法に抵触する可能性がある。

話は本家本元の「桜を見る会」ですが、これについては「内閣の公的行事であり、意義あるものと考えている」と10月15日に安倍内閣は閣議決定した。

そう桜を見る会には「意義がある」と閣議で正式決定したのです。

それから1か月も経たない今月13日、安倍総理は「私の判断で中止することになりました」と会見で述べた。

1か月前の閣議決定はなんだったのか?

まさかと思うけど、これを称して「決められる政治」とでもいうんだろか???

安倍さんのちょうちん持ちとして知られるNHKの岩田明子記者は「安倍政権は決められない政治を打破した」というけど、閣議決定を勝手に覆す決定って、民主主義の手続きとしてはどうでしょう?

政治評論家の有馬晴海さんはこう申しております。

「7年も総理を続けていますが、安倍首相には歴史に残るような実績がないのが実情です。しかもこの先、総理を続けても実績を残せそうにない」

「改憲、北方領土返還、拉致問題……と最重要課題に掲げた課題はひとつも解決しそうにありませんからね」

「もはや安倍首相が残せるレガシーは桂太郎の在任記録を更新することだけでしょう。いま安倍首相は、11・20を無事に迎えることだけを考えているはずです」

ようするに在任記録以外、歴史に残る実績がなかったのが安倍内閣、まことに残念で国民にとっても不幸なまま、きょう11月20日を迎えたのでした。

上記グラフのようにニッポン人の賃金はいまだ1997年にさえ届かない。

それなのに自民党内の一部では口あんぐりの「安倍4選論」まであるという。

7年間もほぼ実績なしの総理ですから、そんなもんは、どっからどう見ても論外なのだと申しておきましょう。


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