ジャンジャン雪の降る午前5時40分、気温はマイナス7度。
きょうのご当地、雪時々曇りの予報で最高気温マイナス5度の予想だ。
厳しい冬だぁ~
そんなこんなのきのう、
朝食後にデッキの除雪をしていたら、我が家の前にバンが1台止まって、東洋系の外国人がぞろぞろ降りてきた。
女性がおぢに気づいて「クルマが落ちてるの? 大丈夫かしら?」と尋ねた。
きれいな英語でしたからシンガポールなのか? そう思って、指さす方向に目をやると、確かに道路から落下した車がある。
薄っすら雪も積もっていた。
とりあえず、警察に連絡したら、すでに通報済みとのことだった。
ここのガードレールを曲がり切れずに衝突するケースは、一冬で10件はくだらない。
主な被害者は外国人かニッポン人のスキー・スノボ客だ。
地元の人は、困った下りの急な坂道だと、よく知っているのでそろそろ降りてくるから事故にはならん。
訪日外国人は、つるつるの急な坂道を高速で曲がり切れずにガードレールに激突する。
なので道路除雪の重機は、ガードレールに直接クルマが衝突しないよう、ガードレールの前に大量の雪を残しておく場合が多い。
クルマがスリップしても、雪山に衝突するだけなので、バンパーなど多少壊れるものの雪の中から掘り出せば、何とか走行できた。
ところがここ数日、どういうわけか、きれいに道路除雪するもんだから、ガードレールに直接衝突するケースが増えていた矢先だった。
そしてとうとう、ガードレールを飛び出して落下したってことだ。
ご当地に家を建てて30年あまり、今回の事故、道路から落下したクルマの最長不倒距離でしょう、たぶん…
運転手にケガもなかったのでしょうが、昼頃に来たレッカー車は持ち上げることができず退散。
午後から大型重機と除雪機にレッカー車が、クルマの下に道路をつけて、ようやく救出した。
救出するのを見たのは、ちょうど温泉から帰宅した午後5時ごろ。
で、その車は自力で走って行ったから、おぢも「へぇ~」と驚いた。
いずれにしても、この道路に関しては、おぢは10数年前に陳情書を町議会に提出して道路の改良を求めている。
いまも放置されたままだけどね。
そういえばその後「滑る! slippery!」という看板だけは付いた。
この冬も、おぢ夫婦は夜3回除雪機を出して次々クルマを救出した。
自力で出られそうなときはスコップを貸した。
たいてい30分ほど奮闘して自力で出ていく。
事故を起こすのは道に不慣れな外国人ばかり。
おぢは「一日一善」「情けは人の為ならず」と思って助けてますよ。
先日は「スロバキア人です」というから生まれてはじめてスロバキア人に会って日本語で会話し救出した。
しかしねぇ、これは町のイメージにもつなが大問題だ。
「役場がなんとかしないと拙い」って話だ。
ここは「宿泊税で道路改修だろう」って話でもある。
国際リゾート都市なんぞとエバってみても、実態は聞いて呆れる田舎町の惨状なのだ。
いやはや…
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