「ホールアースのジミーさんのガイドで、富士山を歩きませんか?」
Facebookで呼びかけたら、あっという間に9名が集まり、みんなで富士山に行って来ました。
参加メンバーは、伊豆半島ジオパークの事務局、鈴木さんとガイドの皆さん、JGCの中川さん、今は山梨で仕事をしている元スタッフのKさん、嶋田と私です。

道の駅「なるさわ」で集合し自己紹介。
その後、車を乗り換えて樹海へ。

用意されていたヘルメット、長靴を見につけ出発。
ここは、1150年ぐらい前に、溶岩流に覆われてから再生した森。

溶岩を巻き込むようにして体を支える、たくましい植物の姿や…
縄模様の溶岩を観察しながら歩いて行くと…

「富士風穴」という溶岩が作った地下のトンネルの入り口が出てきます。
富士山は溶岩の中でも一番粘りのないタイプなので、地表面だけ先に固まり、地下の溶岩が流れさって、たくさんのトンネルができているそうです。
穴の前でまず防寒着と上下の雨具を着込み、手袋をつけました。
(手袋もレンタルです)

なぜ雨具?と思いますが、トンネルの中は氷が張っていて滑るのだそうです。
「できるだけ低い姿勢をとって、滑る所はこうやって壁につかまって少しずつ進んで下さい。」

氷の坂道の場所での対処方法など、くわしい説明がありました。
立っている人の奥の、真っ暗な穴の奥を目指します。

入る前に、全員で記念撮影。

人数が減ったり増えたり(?)しませんように!
ヘッドランプをたよりに、ツルツル滑る穴の中を下りていくと、大きな氷の固まりが見えてきました。

「キレイ~。」
「でっかい~。」

少し広めの場所で、みんなで座ってライトを消し“闇”の世界を楽しみました。

そして真っ暗な中で「どんな音が聞こえるか?」に神経を集中してみると…
「ピチャ、ピチャ、ピチャ…」水の滴る音が聞こえて来ました。
普段体験することのできない、洞窟の中の闇と音…
なんとも、神秘的な体験でした。
冒険心を満たすプログラムも、用意されていました。
“氷の斜面滑り”です。
雨具を来ているので濡れることを気にせず、氷にお尻をついて1人ずつ“氷の滑り台”を滑りました。

滑った後、氷の斜面を登るのが大変でしたが、ロープを用意して助けてくれたので、全員無事生還しました(大げさ?)
そして、最後のハシゴを登って穴から出ると…

美しい森の世界が広がっていました!

まぶしいほどの明るさで、ジミーさんいわく「一番大好きな瞬間」なのだそうです。
人間が暮らす世界に帰って来ました~。

みんな笑顔でした!
トンネルを出た後には、靴下を使って“トンネルのでき方”の説明がありました。

「冷えて黒い色に固まった溶岩の中から、まだ溶けた赤い溶岩が出て来てそれが流れ去ってしまったので…」
「こんなふうに穴があきました。」と…。

すご~く、わかりやすい視覚化した説明…さすがです!
そういえば「地面に偏った力がかかると,押される方向と同じ方向にひび割れができ“割れ目噴火”につながる」ということを説明するために、伊豆半島ジオパークの鈴木さんは、スポンジを用意してくれていました。

「こんなふうになるんですよ~。」
(…鈴木さん,この説明のためにわざわざ伊豆半島からスポンジを持参してくれたのですか?)
これを聞いていたジミーさんが「これでもできますよ~」と…

ガイド用の資料を使って、割れ目を作ってくれました。
なんだか、ガイド技術の研修会に参加しているような気分(笑)。
洞窟の中ではスタッフが2名でつき、危ない所で安全な歩き方やコースを案内してくれました。
安全面での管理、わかりやすい説明、ゲストの楽しませ方、どれも素晴らしかったです。
今後の自分の仕事に活かしたいと思います。
ジミーさん、参加された皆さん、ありがとうございました。
富士山報告、とても1回では終わらないので、次回に続きます。
(カナ)
Facebookで呼びかけたら、あっという間に9名が集まり、みんなで富士山に行って来ました。
参加メンバーは、伊豆半島ジオパークの事務局、鈴木さんとガイドの皆さん、JGCの中川さん、今は山梨で仕事をしている元スタッフのKさん、嶋田と私です。

道の駅「なるさわ」で集合し自己紹介。
その後、車を乗り換えて樹海へ。

用意されていたヘルメット、長靴を見につけ出発。
ここは、1150年ぐらい前に、溶岩流に覆われてから再生した森。

溶岩を巻き込むようにして体を支える、たくましい植物の姿や…
縄模様の溶岩を観察しながら歩いて行くと…

「富士風穴」という溶岩が作った地下のトンネルの入り口が出てきます。
富士山は溶岩の中でも一番粘りのないタイプなので、地表面だけ先に固まり、地下の溶岩が流れさって、たくさんのトンネルができているそうです。
穴の前でまず防寒着と上下の雨具を着込み、手袋をつけました。
(手袋もレンタルです)

なぜ雨具?と思いますが、トンネルの中は氷が張っていて滑るのだそうです。
「できるだけ低い姿勢をとって、滑る所はこうやって壁につかまって少しずつ進んで下さい。」

氷の坂道の場所での対処方法など、くわしい説明がありました。
立っている人の奥の、真っ暗な穴の奥を目指します。

入る前に、全員で記念撮影。

人数が減ったり増えたり(?)しませんように!
ヘッドランプをたよりに、ツルツル滑る穴の中を下りていくと、大きな氷の固まりが見えてきました。

「キレイ~。」
「でっかい~。」

少し広めの場所で、みんなで座ってライトを消し“闇”の世界を楽しみました。

そして真っ暗な中で「どんな音が聞こえるか?」に神経を集中してみると…
「ピチャ、ピチャ、ピチャ…」水の滴る音が聞こえて来ました。
普段体験することのできない、洞窟の中の闇と音…
なんとも、神秘的な体験でした。
冒険心を満たすプログラムも、用意されていました。
“氷の斜面滑り”です。
雨具を来ているので濡れることを気にせず、氷にお尻をついて1人ずつ“氷の滑り台”を滑りました。

滑った後、氷の斜面を登るのが大変でしたが、ロープを用意して助けてくれたので、全員無事生還しました(大げさ?)
そして、最後のハシゴを登って穴から出ると…

美しい森の世界が広がっていました!

まぶしいほどの明るさで、ジミーさんいわく「一番大好きな瞬間」なのだそうです。
人間が暮らす世界に帰って来ました~。

みんな笑顔でした!
トンネルを出た後には、靴下を使って“トンネルのでき方”の説明がありました。

「冷えて黒い色に固まった溶岩の中から、まだ溶けた赤い溶岩が出て来てそれが流れ去ってしまったので…」
「こんなふうに穴があきました。」と…。

すご~く、わかりやすい視覚化した説明…さすがです!
そういえば「地面に偏った力がかかると,押される方向と同じ方向にひび割れができ“割れ目噴火”につながる」ということを説明するために、伊豆半島ジオパークの鈴木さんは、スポンジを用意してくれていました。

「こんなふうになるんですよ~。」
(…鈴木さん,この説明のためにわざわざ伊豆半島からスポンジを持参してくれたのですか?)
これを聞いていたジミーさんが「これでもできますよ~」と…

ガイド用の資料を使って、割れ目を作ってくれました。
なんだか、ガイド技術の研修会に参加しているような気分(笑)。
洞窟の中ではスタッフが2名でつき、危ない所で安全な歩き方やコースを案内してくれました。
安全面での管理、わかりやすい説明、ゲストの楽しませ方、どれも素晴らしかったです。
今後の自分の仕事に活かしたいと思います。
ジミーさん、参加された皆さん、ありがとうございました。
富士山報告、とても1回では終わらないので、次回に続きます。
(カナ)