一昨日の富士山ツアーの続編です。
暗い溶岩洞窟の探検を終えた後は“森”を歩きました。
ジミーさんおすすめの木がこちら。
アルファベットの“N"の形に曲がった大きな木です。

「この木に何が起きて、こんな形になったのだろう?」
みんなでアレコレ推理しました。
ジミーさんが「この木と握手ができるんです。」と教えてくれました。
「なんのこと?」と不思議に思いながら近づいたら…

“手”だ~!
木と握手!

握り心地が良いので驚きました!
さらにジミーさんは「樹海と全然違う森」を紹介してくれると言います。
「違う森?」…大いに興味を引かれながら歩いて行くと、森の雰囲気がガラっと変わりました。
こちらが樹海。

そして“違う森”

どこが違うか、わかるでしょうか?
私たちも、どこが違うのか皆で考えました。
「地面に溶岩が無い」「木の葉の色が明るい(落葉広葉樹が多い)」等々…。
“違う森”は大室山の森なのだそうです。
大室山は、およそ3000年前の噴火で、溶岩が積ってできた山。
樹海はおよそ1150年前の噴火で流れた溶岩の上に再生した森なのだそうです。
「では違いができるわけを、これから劇をしてお教えしましょう。」
「…劇??」
「Sさん、そちらから走って来て僕に抱きついて下さい。Sさんが溶岩流、ジミーが大室山です。」

溶岩が大室山を抱きかかえるように流れたけれど、大室山が大きな山だったのでのみこまれず、そのまま残っているとのこと。
「皆さんはちょうど、ジミーの肩のところにいるわけです。」
なるほど~!(わかりやすい説明に感心しました)
「大室山は1000円札にも描かれています。」

「え?そうでしたっけ?」…今まで考えたことがありませんでした。
こんど注意して見てみなくては…。
足もとにある倒木の上では、新しい芽生えを探しました。

木と土の境目の「土」に触って、手触りも確認。
倒木の裏には、木を分解し土に返す役割を持つキノコも見つけました!

こうやって、森の地面が作られるのですね。
さて、午後は伊豆半島ジオパークの鈴木さんのおすすめの場所へ。
目指すは氷穴火口…およそ20個以上の火口が連なっているのだそうです。
まずは作戦会議。

赤色立体地図をもとに、場所を確認します。
この連なり方…スゴイ!

森の中には本当に、大小さまざまな穴が空いていました。

穴の中の赤い色が、ここに高温の溶岩が降り積もったことを示しています。

穴から外を見ると、とてもキレイです。

鈴木さんは以前、歩いて全ての火口を調べたそうです。
火口が連なる方向を指差しながら、青春時代を思う…の図。

ところで、この火口列から流れ出た溶岩は、湖に注ぎ込み大きな湖を2つにわけたそうです。
そのうちの1つが精進湖。

おお~!

赤色立体地図と同じ!(当たりまえだけど・笑)
地図を見てから景色を見ると、溶岩が海に流れ込んだ時の様子がリアルに思い描けます。
緑の山のむこうから、貞観の溶岩が流れて来たのですね~。

富士山、おおきいなぁ。
今回私が歩いたのは富士山のホンの一部…いつかまた、歩きに行きたいです。
(カナ)
暗い溶岩洞窟の探検を終えた後は“森”を歩きました。
ジミーさんおすすめの木がこちら。
アルファベットの“N"の形に曲がった大きな木です。

「この木に何が起きて、こんな形になったのだろう?」
みんなでアレコレ推理しました。
ジミーさんが「この木と握手ができるんです。」と教えてくれました。
「なんのこと?」と不思議に思いながら近づいたら…

“手”だ~!
木と握手!

握り心地が良いので驚きました!
さらにジミーさんは「樹海と全然違う森」を紹介してくれると言います。
「違う森?」…大いに興味を引かれながら歩いて行くと、森の雰囲気がガラっと変わりました。
こちらが樹海。

そして“違う森”

どこが違うか、わかるでしょうか?
私たちも、どこが違うのか皆で考えました。
「地面に溶岩が無い」「木の葉の色が明るい(落葉広葉樹が多い)」等々…。
“違う森”は大室山の森なのだそうです。
大室山は、およそ3000年前の噴火で、溶岩が積ってできた山。
樹海はおよそ1150年前の噴火で流れた溶岩の上に再生した森なのだそうです。
「では違いができるわけを、これから劇をしてお教えしましょう。」
「…劇??」
「Sさん、そちらから走って来て僕に抱きついて下さい。Sさんが溶岩流、ジミーが大室山です。」

溶岩が大室山を抱きかかえるように流れたけれど、大室山が大きな山だったのでのみこまれず、そのまま残っているとのこと。
「皆さんはちょうど、ジミーの肩のところにいるわけです。」
なるほど~!(わかりやすい説明に感心しました)
「大室山は1000円札にも描かれています。」

「え?そうでしたっけ?」…今まで考えたことがありませんでした。
こんど注意して見てみなくては…。
足もとにある倒木の上では、新しい芽生えを探しました。

木と土の境目の「土」に触って、手触りも確認。
倒木の裏には、木を分解し土に返す役割を持つキノコも見つけました!

こうやって、森の地面が作られるのですね。
さて、午後は伊豆半島ジオパークの鈴木さんのおすすめの場所へ。
目指すは氷穴火口…およそ20個以上の火口が連なっているのだそうです。
まずは作戦会議。

赤色立体地図をもとに、場所を確認します。
この連なり方…スゴイ!

森の中には本当に、大小さまざまな穴が空いていました。

穴の中の赤い色が、ここに高温の溶岩が降り積もったことを示しています。

穴から外を見ると、とてもキレイです。

鈴木さんは以前、歩いて全ての火口を調べたそうです。
火口が連なる方向を指差しながら、青春時代を思う…の図。

ところで、この火口列から流れ出た溶岩は、湖に注ぎ込み大きな湖を2つにわけたそうです。
そのうちの1つが精進湖。

おお~!

赤色立体地図と同じ!(当たりまえだけど・笑)
地図を見てから景色を見ると、溶岩が海に流れ込んだ時の様子がリアルに思い描けます。
緑の山のむこうから、貞観の溶岩が流れて来たのですね~。

富士山、おおきいなぁ。
今回私が歩いたのは富士山のホンの一部…いつかまた、歩きに行きたいです。
(カナ)