グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ジオパークを卒論に!

2015年06月30日 | ツアー
昨日は、兵庫県からいらっしゃった私と同年代のご夫婦と、女子大生3人組の2組のお客様たちを案内しました。

と~っても明るい大学4年生たちは
なんと卒論でジオパークを研究したいと思っているそう。

素晴らしい!!←最初から盛り上がる私(笑)

溶岩を見て「滝みたい~!」とか・・・


「ゴジラの卵みたい!一緒に写真撮りたい~!」とか・・・


枯れた木を持ち上げて「鹿の角みたい」とか・・・


なにか説明する度に「すご~い!」とか「なるほど!」という声が聞かれ、熱心にメモをとってくれるので、ガイドとしては嬉しい限り。

さらに・・・

カメラを向けると瞬時にポーズ!


青空と若者!

青春だ~!!

あ、もちろん私と同年代のお客様達とも、和やかに楽しく歩きましたです。


そして楽しい時間を締めくくるかのように、トレッキングの終わりに『あるもの』を発見しました。「いつか見たい」と思っていた憧れの『あるもの』

お客様がスマホで写しているのがそれですが、これについてはまた別の機会にお話したいと思います。

さて、昼食後に少しだけオマケで島を回りました。

何しろ島全体がジオパークの伊豆大島。
この島が数々の噴火で、島として成長して来たことや・・・

(写真は、お客様が送ってくれたもの)

黒い溶岩が砕かれて黒砂のビーチができることや、白い波とのコントラストが美しいこと・・・


砂防ダムの役割や・・・


空中から種子を散布した崩壊斜面が緑になっていること・・・


土砂が流れこんだ溶岩流の幅半分に、植物がどんどん生え始めていること等々・・・

予想外のことは沢山あるし、正解もひとつではないけれど、よりよい方向を皆で考え続けていける・・・それがまさにジオパークなのじゃないかなぁ・・・と、そんなことを伝えたくて、一緒に回りました。

みんなこれから1年間の間に何度か大島を訪れて、自分たちで色々調べるようです。

伊豆大島ジオパークを通して『地球』の魅力を、いっぱい見つけて楽しんでくれると良いなぁ。

(カナ)


コメント
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