今日は午前も午後もジオパークな1日でした。
午前は、山頂ジオパーク展の改良のためのミーティング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/3d/16728fa0458a3ad32835b560bb5a5cd4.jpg)
山は、清々しいお天気でした(^_^)
全員ではありませんが、山頂ジオパーク展の中心となっているガイドが集まりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/7c/e572a44a8f2f2121abce9fd5cc78a5c0.jpg)
最初に、防災コーナーのポスター展示について話し合い「もっとシンプルに火山観測機器の写真と、働き、位置を示した地図を展示しよう」ということで意見が一致しました。(ちなみに、火山観測機器は現在180以上だそうです)
次に「ダブっている写真を整理して、時系列で写真を並べたほうが良いのでは?」という意見が出て…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6a/351c575e57b5dc4d9cde5a100f22445b.jpg)
後から足されたために隅の方に置いてあった写真を、別の位置に移動することになりました。
今ある写真の中で、減らしても良いと思われるものの選び出しも行いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/4b/d865f5bbb82b6f5820eb5f4258a5b558.jpg)
「○○はいるよね」「△△は無くてもいいんじゃない?」とディスカッション(^_^)
様々な意見が出る度に「それはこの場所で伝えるべきなのか?火山博物館、郷土資料館、貝の博物館も活用し、連携してはどうか?」という視点でも話しあいました。
そしてまず、以下のことを試みることになりました。
○外からの建物の写真を撮って、港のパンフ置き場で紹介する。
○外に「のぼる前に寄ってみよう。火山のことが良くわかる!入場無料!」と表示をする。
○山頂ジオパーク展ガイドの顔写真と紹介文をつくる。
○大島の代表的な植物、鳥、虫の写真を冊子にまとめて閲覧できるようにする。
○ジオパークとは何で、伊豆大島ジオパークは何を目指すのか?を展示する。
ところで、山頂ジオパーク展はジオパークになった翌年から始まり、週末を中心にガイドが室内でジオを語る活動です。手探りで始まったこの活動も、既に5年…
今日出た意見の中には「噴火の前と後、年々変わっていくのが大島ならではのところ。変化を見てもらえば良いのでは?」という「同感!」なものもあり、「シンプルなわかりやすいものではないと誰も読まない」という共通認識もできていました。
5年という歳月が、何人もの素敵な『ジオの伝え手』を作ってくれたのですね(^_^)
そして午後は…山腹の崩壊斜面のモニタリング調査地の整備に行って来ました。
気象庁・元気象庁3名、環境省2名、ジオパーク推進委員会事務局1名、ガイド1名の計7名で、調査地点の周辺草刈り&階段作りを行いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9a/6602d4c79de04ddd6ad89e725ca05a52.jpg)
前回(約3カ月半前)よりも更にヤブになっていました(O_O)
日本緑化工協会の現地研修会の皆さんが視察にみえて…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4f/f144cc680b141b8324bc85c1f836e46b.jpg)
環境省のHさんが『伊豆大島ジオパーク研究支援窓口』の活動として、説明していました(^_^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/cc/75e5b4b41ca8d308708f886adf20c519.jpg)
到着後すぐに、2つの調査地点を結ぶルートの草刈りをはじめる気象庁のHさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/75/be3347920360f828d166d52f1bb728a6.jpg)
以前作った階段にはビッシリと木を分解するタイプの“きのこ”がついていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/13/784c90974200458f7e6605a456d06a12.jpg)
これは…ボロボロになりそう(^_^;
少しでも歩きやすく、安全な道を作ろうと奮闘する皆さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fc/e93313e52e35fa8ac86a15bf1f9e3626.jpg)
道幅を広げ、穴を埋め…
最初よりずっと、歩きやすい道ができました(^_^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/49/02d2c28d2a9a6c658e722f5e4bf40f8a.jpg)
「ジオパーク林道ですね」とHさん。
素晴らしいネーミングセンスです!(^▽^)
道を広げた後、切り出した木を人の身長と比べてみたら、2倍の高さがありました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/45/11a299f1c04af82161f5791c16dc46c1.jpg)
2年でこんなに成長するとは…(オオバ?)ヤシャブシ恐るべし\(◎o◎)/!
元・気象庁のKさんはずっと階段整備。
作業開始の時は泥に埋もれて無くなっていた階段ですが、1時間ほど経過した時にはこの状態となり…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/61/61a881e5f8f28f49ea558f4056c6a018.jpg)
終了する頃には、立派な階段ができていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/3b/6e31ffb08e6fddbd03315aa9ea7d87b5.jpg)
お疲れ様でした!
休憩時間に眺める海が、とても美しかったです(^_^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/69/214b9e18468a7b360c364c702a1ddd6d.jpg)
土砂災害後の崩壊斜面のモニタリング調査は、斜面の土砂流出を止めるための緑化が島の自然にどのような影響を与えるかを調べ、学び、共有する目的ではじめられました。
しかし今の環境での作業には、転倒による怪我、マムシによる咬傷、ハチ刺されなど様々な危険を伴います。
調査自体も限られた時間の中でデータをとり、繁茂する植物の種類を特定し計測して記録しなければならないので、少々経験と知識が必要になってきました。
ではどのような形で、この調査の取り組みをより多くの人と共有していくのか…??
前回のプロジェクトチームの会議では「イベント的に観察、解説の機会を設けて住民に参加してもらう、定期的な調査の結果をブログ等で報告する」などの案が出ていたようです。
ゆっくりですが、皆で考えながら少しずつ前に進んでいます(^_^)
ちなみに今までの調査結果は随時、伊豆大島ジオパークHPのブログ「保全・町づくり」のカテゴリーで報告されています。興味のある方は、以下のページをご覧ください。
http://izuoshima-geopark.seesaa.net/category/24112840-1.html
「みんなで考え続けるって楽しいなぁ」と、シミジミ思った1日でした(^▽^)
(カナ)
午前は、山頂ジオパーク展の改良のためのミーティング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/3d/16728fa0458a3ad32835b560bb5a5cd4.jpg)
山は、清々しいお天気でした(^_^)
全員ではありませんが、山頂ジオパーク展の中心となっているガイドが集まりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/7c/e572a44a8f2f2121abce9fd5cc78a5c0.jpg)
最初に、防災コーナーのポスター展示について話し合い「もっとシンプルに火山観測機器の写真と、働き、位置を示した地図を展示しよう」ということで意見が一致しました。(ちなみに、火山観測機器は現在180以上だそうです)
次に「ダブっている写真を整理して、時系列で写真を並べたほうが良いのでは?」という意見が出て…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6a/351c575e57b5dc4d9cde5a100f22445b.jpg)
後から足されたために隅の方に置いてあった写真を、別の位置に移動することになりました。
今ある写真の中で、減らしても良いと思われるものの選び出しも行いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/4b/d865f5bbb82b6f5820eb5f4258a5b558.jpg)
「○○はいるよね」「△△は無くてもいいんじゃない?」とディスカッション(^_^)
様々な意見が出る度に「それはこの場所で伝えるべきなのか?火山博物館、郷土資料館、貝の博物館も活用し、連携してはどうか?」という視点でも話しあいました。
そしてまず、以下のことを試みることになりました。
○外からの建物の写真を撮って、港のパンフ置き場で紹介する。
○外に「のぼる前に寄ってみよう。火山のことが良くわかる!入場無料!」と表示をする。
○山頂ジオパーク展ガイドの顔写真と紹介文をつくる。
○大島の代表的な植物、鳥、虫の写真を冊子にまとめて閲覧できるようにする。
○ジオパークとは何で、伊豆大島ジオパークは何を目指すのか?を展示する。
ところで、山頂ジオパーク展はジオパークになった翌年から始まり、週末を中心にガイドが室内でジオを語る活動です。手探りで始まったこの活動も、既に5年…
今日出た意見の中には「噴火の前と後、年々変わっていくのが大島ならではのところ。変化を見てもらえば良いのでは?」という「同感!」なものもあり、「シンプルなわかりやすいものではないと誰も読まない」という共通認識もできていました。
5年という歳月が、何人もの素敵な『ジオの伝え手』を作ってくれたのですね(^_^)
そして午後は…山腹の崩壊斜面のモニタリング調査地の整備に行って来ました。
気象庁・元気象庁3名、環境省2名、ジオパーク推進委員会事務局1名、ガイド1名の計7名で、調査地点の周辺草刈り&階段作りを行いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9a/6602d4c79de04ddd6ad89e725ca05a52.jpg)
前回(約3カ月半前)よりも更にヤブになっていました(O_O)
日本緑化工協会の現地研修会の皆さんが視察にみえて…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4f/f144cc680b141b8324bc85c1f836e46b.jpg)
環境省のHさんが『伊豆大島ジオパーク研究支援窓口』の活動として、説明していました(^_^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/cc/75e5b4b41ca8d308708f886adf20c519.jpg)
到着後すぐに、2つの調査地点を結ぶルートの草刈りをはじめる気象庁のHさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/75/be3347920360f828d166d52f1bb728a6.jpg)
以前作った階段にはビッシリと木を分解するタイプの“きのこ”がついていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/13/784c90974200458f7e6605a456d06a12.jpg)
これは…ボロボロになりそう(^_^;
少しでも歩きやすく、安全な道を作ろうと奮闘する皆さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fc/e93313e52e35fa8ac86a15bf1f9e3626.jpg)
道幅を広げ、穴を埋め…
最初よりずっと、歩きやすい道ができました(^_^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/49/02d2c28d2a9a6c658e722f5e4bf40f8a.jpg)
「ジオパーク林道ですね」とHさん。
素晴らしいネーミングセンスです!(^▽^)
道を広げた後、切り出した木を人の身長と比べてみたら、2倍の高さがありました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/45/11a299f1c04af82161f5791c16dc46c1.jpg)
2年でこんなに成長するとは…(オオバ?)ヤシャブシ恐るべし\(◎o◎)/!
元・気象庁のKさんはずっと階段整備。
作業開始の時は泥に埋もれて無くなっていた階段ですが、1時間ほど経過した時にはこの状態となり…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/61/61a881e5f8f28f49ea558f4056c6a018.jpg)
終了する頃には、立派な階段ができていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/3b/6e31ffb08e6fddbd03315aa9ea7d87b5.jpg)
お疲れ様でした!
休憩時間に眺める海が、とても美しかったです(^_^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/69/214b9e18468a7b360c364c702a1ddd6d.jpg)
土砂災害後の崩壊斜面のモニタリング調査は、斜面の土砂流出を止めるための緑化が島の自然にどのような影響を与えるかを調べ、学び、共有する目的ではじめられました。
しかし今の環境での作業には、転倒による怪我、マムシによる咬傷、ハチ刺されなど様々な危険を伴います。
調査自体も限られた時間の中でデータをとり、繁茂する植物の種類を特定し計測して記録しなければならないので、少々経験と知識が必要になってきました。
ではどのような形で、この調査の取り組みをより多くの人と共有していくのか…??
前回のプロジェクトチームの会議では「イベント的に観察、解説の機会を設けて住民に参加してもらう、定期的な調査の結果をブログ等で報告する」などの案が出ていたようです。
ゆっくりですが、皆で考えながら少しずつ前に進んでいます(^_^)
ちなみに今までの調査結果は随時、伊豆大島ジオパークHPのブログ「保全・町づくり」のカテゴリーで報告されています。興味のある方は、以下のページをご覧ください。
http://izuoshima-geopark.seesaa.net/category/24112840-1.html
「みんなで考え続けるって楽しいなぁ」と、シミジミ思った1日でした(^▽^)
(カナ)