伊豆半島で行われた日本ジオパーク全国大会のオプショナルツアーとして、6か所のジオパークから9名が、伊豆大島まで足を運んでくださいました!
大会が行われた伊豆大島の姉妹 伊豆半島ジオパーク http://izugeopark.org/
今年9月に新しく認定された 筑波山地域ジオパーク http://tsukuba-geopark.jp/
同じく9月に認定された 秋田県 鳥海山・飛鳥ジオパーク http://chokaitobishima.com/
4名もいらっしゃった 長野県 南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク http://minamialps-mtl-geo.jp/
鳥取県兵庫県京都府にまたがる 山陰海岸世界ジオパーク http://sanin-geo.jp/
最も遠いで賞 和歌山県 南紀熊野ジオパーク http://nankikumanogeo.jp/
風は強かったですが、霧もかからず雨も降らず、三原山がきれいに見えました。
大島の植生の変遷を語るのにとても重要な存在、オオバヤシャブシの説明中。
みなさん熱心に聞いています。
溶岩は何も栄養素が含まれてないように思いがちですが、実は植物が育つのに必要なリン酸とカリウムを含んでいます。
けれども必要な栄養素チッ素だけは含んでいない。
そこでヤシャブシの登場!
ヤシャブシは、空気中から取り込むことができます。
なので、他の木がチッ素を節約するのに対し、オオバヤシャブシはチッ素を豊富に含んだ落ち葉を豪快に落としてくれるので、
溶岩に足りない栄養素を補ってくれ、土壌を豊かにしてくれるのです。
と、そんな話をしていると、
実を水槽の中に入れるとエビとかよく育つんだよ、とのこと。、、、?!?!
え~??と思って帰ってネットで調べてみたら、なんと出てきました。
果穂のタンニン酸には抗菌作用があり、水のPHを下げるため、熱帯魚などの水生生物の水槽に実を入れると、病気の予防に効果があるそうで、
マニアの間では知られた存在のようです。
へーーーーー!!!!!
皆さん色々、本当にお詳しいです。
チッ素を落としてくれるだけでもヤシャブシすばらしい!!と思っていたのに、ますます好きになりました。
溶岩がまさにここから飛び出た!?と言われている場所から、グローバルスタッフ嶋田さんも、飛び出た!
何に見えますか?
私には滑り台に見えます おしりが痛くなりそう!
山頂、海の向こうに利島新島が見えます。
南アルプスの方が、雲海に見えると。なるほど~
みえますか?私たちが南アルプスの山頂に行ったら、海みたい~と思うのでしょうか。
少し歩くと火口が見えてきます。
三原山のあちこちにも火山の観測のための機械が設置してありますが、特に山頂の火口付近には多くの観測機器があります。
気象庁伊豆大島駐在のHさんが説明して下さいました。
これはGPS。送電線がないので太陽光パネルで動き、温泉ホテルにある観測所にデータを無線で飛ばしているそうです。
指差しているところは鏡になっています。
よく測量で使う機械を使って赤外線を鏡にあて。反射させて距離などを測るとのこと!
島は膨張傾向にあるとはよく聞きますが、こんな風に観測してくれているからわかるのですね。ありがたい!
しかし地下に着々とマグマが溜まってきているようです
溶岩のしぶき一滴と人間。何と人間の小さいこと。
裏砂漠地帯で昼食を。そこで南アルプスジオパークの方がコーヒーで逆におもてなしくださいました!
さすが山の民。山で飲むあったかいコーヒーは格別です。ありがとうございました。
大島のジオ菓子「溶岩クッキー」とともに。この中に溶岩が混じっています。わかるかな??
ここからは長くなるので省略しちゃいますが
一面ススキの一帯を抜け
溶岩アート地帯を抜け
イタドリ→ススキ→ヤシャブシ→の次の植生ハチジョウイヌツゲの主に繁茂する樹海を抜け
温泉ホテルの駐車場、地層がさわれる斜面でゴール!
時間が少し余ったので、バスに乗って帰る途中、
大島の極相林(この森になったらもう噴火で焼かれたりしない限りこのまんま)の主役、スダジイとともにパチリ。
見事な根っこです!
船の写真を撮り忘れた!
みなさん笑顔でお帰り下さいました。
本当に遠いなか、来てくださってありがとうございました!
いつか、みなさんの活躍するジオパークでお会いしたいです。お互い楽しく盛り上げていきましょう~( ^^)/~~
(あい)
大会が行われた伊豆大島の姉妹 伊豆半島ジオパーク http://izugeopark.org/
今年9月に新しく認定された 筑波山地域ジオパーク http://tsukuba-geopark.jp/
同じく9月に認定された 秋田県 鳥海山・飛鳥ジオパーク http://chokaitobishima.com/
4名もいらっしゃった 長野県 南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク http://minamialps-mtl-geo.jp/
鳥取県兵庫県京都府にまたがる 山陰海岸世界ジオパーク http://sanin-geo.jp/
最も遠いで賞 和歌山県 南紀熊野ジオパーク http://nankikumanogeo.jp/
風は強かったですが、霧もかからず雨も降らず、三原山がきれいに見えました。
大島の植生の変遷を語るのにとても重要な存在、オオバヤシャブシの説明中。
みなさん熱心に聞いています。
溶岩は何も栄養素が含まれてないように思いがちですが、実は植物が育つのに必要なリン酸とカリウムを含んでいます。
けれども必要な栄養素チッ素だけは含んでいない。
そこでヤシャブシの登場!
ヤシャブシは、空気中から取り込むことができます。
なので、他の木がチッ素を節約するのに対し、オオバヤシャブシはチッ素を豊富に含んだ落ち葉を豪快に落としてくれるので、
溶岩に足りない栄養素を補ってくれ、土壌を豊かにしてくれるのです。
と、そんな話をしていると、
実を水槽の中に入れるとエビとかよく育つんだよ、とのこと。、、、?!?!
え~??と思って帰ってネットで調べてみたら、なんと出てきました。
果穂のタンニン酸には抗菌作用があり、水のPHを下げるため、熱帯魚などの水生生物の水槽に実を入れると、病気の予防に効果があるそうで、
マニアの間では知られた存在のようです。
へーーーーー!!!!!
皆さん色々、本当にお詳しいです。
チッ素を落としてくれるだけでもヤシャブシすばらしい!!と思っていたのに、ますます好きになりました。
溶岩がまさにここから飛び出た!?と言われている場所から、グローバルスタッフ嶋田さんも、飛び出た!
何に見えますか?
私には滑り台に見えます おしりが痛くなりそう!
山頂、海の向こうに利島新島が見えます。
南アルプスの方が、雲海に見えると。なるほど~
みえますか?私たちが南アルプスの山頂に行ったら、海みたい~と思うのでしょうか。
少し歩くと火口が見えてきます。
三原山のあちこちにも火山の観測のための機械が設置してありますが、特に山頂の火口付近には多くの観測機器があります。
気象庁伊豆大島駐在のHさんが説明して下さいました。
これはGPS。送電線がないので太陽光パネルで動き、温泉ホテルにある観測所にデータを無線で飛ばしているそうです。
指差しているところは鏡になっています。
よく測量で使う機械を使って赤外線を鏡にあて。反射させて距離などを測るとのこと!
島は膨張傾向にあるとはよく聞きますが、こんな風に観測してくれているからわかるのですね。ありがたい!
しかし地下に着々とマグマが溜まってきているようです
溶岩のしぶき一滴と人間。何と人間の小さいこと。
裏砂漠地帯で昼食を。そこで南アルプスジオパークの方がコーヒーで逆におもてなしくださいました!
さすが山の民。山で飲むあったかいコーヒーは格別です。ありがとうございました。
大島のジオ菓子「溶岩クッキー」とともに。この中に溶岩が混じっています。わかるかな??
ここからは長くなるので省略しちゃいますが
一面ススキの一帯を抜け
溶岩アート地帯を抜け
イタドリ→ススキ→ヤシャブシ→の次の植生ハチジョウイヌツゲの主に繁茂する樹海を抜け
温泉ホテルの駐車場、地層がさわれる斜面でゴール!
時間が少し余ったので、バスに乗って帰る途中、
大島の極相林(この森になったらもう噴火で焼かれたりしない限りこのまんま)の主役、スダジイとともにパチリ。
見事な根っこです!
船の写真を撮り忘れた!
みなさん笑顔でお帰り下さいました。
本当に遠いなか、来てくださってありがとうございました!
いつか、みなさんの活躍するジオパークでお会いしたいです。お互い楽しく盛り上げていきましょう~( ^^)/~~
(あい)