グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

波浮比咩命神社の祭りはすごかった!

2017年08月04日 | 歴史・文化
先週の土日は波浮比咩命神社(はぶひめのみことじんじゃ)のお祭りでした。

今年は初めて!
縁あってじっくり参加することとなりました。

今年のスケジュール↓



梵天さんでたい焼き…じゃなくてマンゴーかき氷を食べて。
(こんな風に写真撮影用に藤井工房さんでアンコ猫を借りることができます
)


店のすぐ隣の、波浮港に降りる石畳階段前には旗がたっていました。


さあ出発!

実際に始まるのは6時過ぎと聞きかじっていたので、
寄り道をしてから行ったらもう始まっていました。


残念ながら、格式高くこれを踊らないと他の踊りは踊れないという「音頭」や
子どもたちだけの踊りは見れませんでしたが、

女性の艶やかな踊りや



男性の力強い踊り「伊勢音頭」


大漁節は全員で




一通り見ることができました。
大島は踊りにかけるエネルギーがすごい!
また世代を超えて継承されているのが素晴らしいと思いました。

いつも昼にお寿司を食べに行っている仲通りも、夜になるとぼんぼりに火がともり




神輿と大漁節の踊りがやってきました。


この部分は観光客も参加できるとのこと!覚えて来年は参加したいです。
みなさんも!

838年の水蒸気爆発でこれだけの高低差分吹き飛んだ!威力を感じながら
がんばって階段を登ると、梵天さんの前の旗のところで太鼓が。

ここでまったりと飲んだり踊ったりしながら祭りの夜は更けていきました。



2日目は7時半から獅子舞とおかめひょっとこが、なんと各家一軒一軒回って厄を払ってくれます。
そして13時ごろに神社に戻ってくるところがクライマックス!
ということで、12時ごろに行ってみました。

音のする仲通りに行ってみると、ちょうど獅子がおうちを回っています。
おかめひょっとこの踊りが粋でかっこいい!


みんな暑い中がんばっています。


さあいよいよクライマックス。
年に一度外に出られる獅子は嬉しくてはしゃぎまわっています。
それをなだめすかしてなんとか神殿の中に導き入れようとする、その掛け合いを楽しみます。




やっとここまできた


境内の中へ




さあさあ、こっちこっち


はいった~~!!



今回初めて波浮の祭りを体験して、本当に地区によって祭りのスタイルが全然違う事を実感しました。

他の集落の祭りと比べると、波浮の神社は島を作った神様のお后様の神様を祀っているからか、
女性も参加でき、むしろ女性主体?!というくらい女性のパワーを感じました。
が、何より波浮の集落の人たちが自分の住む集落と伝統を愛し、
生き生きと、一丸となって祭りを作り継承していっているのが伝わってきて、感動しました。
あんまり観光じみてしまっても今の良さがうしなわれてしまうでしょうが、
適度に(笑)観光にきた方にも、もっと見てもらいたい!と思いました(あい)
コメント
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