グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

鳥になりたかったセミ

2018年08月02日 | ツアー
連日猛暑が続く中、歩いています。

おとといは、保母さんと幼稚園の先生との1日ツアー。

青空に浮かぶ雲が「まさに夏〜!」という感じでした😃

元気なお2人は「ここで飛びたい!」と、空に向かう坂道でジャンプ!


火口を背景に、2回目のジャンプ!


そして3回目のジャンプは、やはりここで!

いや〜、若い!
よく飛びますね〜!←撮るだけの私(笑)

ユリの花もギリギリ楽しめました😃


ところで、この日はツアー中に、様々な生き物と出会いました。

最初に「!」と思った生き物との出会いは…

なんと公衆トイレの中!

手洗いの排水口から這い上がろうともがいていたのは…

クワガタのオスでした!(驚)

地面を歩いているメスにも出会いました。


避難壕の中には「なんじゃこりゃ?」の物体出現!

何かの卵?

お客様が見つけた、丸々太ったカエル。


そっと触れても、少し体をズラすだけの危機感のなさ(^^;;


残り少ないガクアジサイの花に、集まっていたフタオビミドリトラカミキリ。

何箇所も見かけました。

こちらも数回見かけたオカダトカゲ。

大小様々いました!

ツマグロヒョウモンペア!

この状態で飛んでいました💕

トノサマバッタも…💕


火山観測機器にはカメムシ集合中!


…と色々な生き物に出会いましたが、一番驚いたのは前日よりもさらに数が増えたアブラゼミたちでした!


一つの杭に4〜5匹止まっている場所が何箇所も!


ジ〜ジ〜鳴き交わしながら火口の上を、まるでツバメのように飛び交っていました!
(うまく撮れないのが残念ですが、下の写真にも数匹写っています)

火口一周コースにアブラゼミが集まるのは、ここ数年毎年見られる風景ですが、その時期はたいていお盆前後です。

7月末にたぶん数100匹のアブラゼミが空を舞う風景を見るのは初めてで、とても驚きました!

ふつうは樹液を吸って生きているはずのアブラゼミたち…いったい何のために樹木がない火口周辺に集まり、火口の上で空高く飛び回るのでしょうか?

森であまりにも数が多くなりすぎて、あぶれたオスがヤケになってる?
鳥になりたかった?
(^◇^;)

そして、これだけの数のアブラゼミが産卵したら、7年後はどうなるのでしょう?
いや、7年経つうちには噴火して数が減るかも??(^◇^;)

…ということで、お客様と一緒に💕や⁉️を楽しんだ夏ツアーでした😃

(かな)
コメント
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