グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

中身を見てみよう

2018年08月31日 | 植物
椿の実の収穫時期は9月がピークと言われていますが、
8月2日の時点ですでにこんな風に落ちていました。


今日改めて見上げてみると、
こんな風に今にもこぼれそうな実もあれば


まだはぜるには時間がかかりそうな実も、こんなについてます。
花と同じで実も、つく期間が長いのですね。



こんな風に茶色くて軽いのは


中身が入っていません



真っ黒くて炭化したような感じのは


開けるとこんな。


一見健康な実と変わらないのですが、
若干風化したような表面の触り心地で、ちょっと軽いものは…


開けてみたら半分ダメでした。

やはり軽さが目安でしょうか。


殻が生っぽくて爆ぜ切っていないものも落ちていました。


中身は、黒いけど炭化している感じとはちょっと違う。
重みはある。さてどうでしょう。


開けてみたら、よい実でした。キレイな黄色!

これが椿油になるんですね。

椿油は、人間の皮脂の成分の半分を占めるオレイン酸が85%
と多く含んでいるので、皮膚や髪によくなじみます。
それだけでも素晴らしいのですが、酸化しにいので、
健康的な食用油として今注目されているそうです。
大島が誇るありがたい恵み、いよいよ最盛期です(あい)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする