グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

大きな島の小さな世界

2018年08月24日 | 
ちょっと前のことですが、
今年も恒例で友人の子どもKちゃんが夏休みにやってきました。
最初に来た時には都会の小学一年生、
「虫イヤ!帰る!!」と泣き叫んだのも今や昔、
5年生になった今は、すっかり「小さい虫好き」仲間としてきゃっきゃする仲です。
むしろ見つけてもらうほうが多いかも。


一番好きなのは「アオバハゴロモ」
ウチの近くにもいるんじゃない?と聞いたけど、全然いないとのこと。
目がカワイイそうです。
目が赤い子も透明みたいな子も好きとのこと。
マニアック!!




「面白い表情!」と2人で盛り上がったのは、先々週の記事にのせたこの子
リンゴを探し求めて



「サトクダマキモドキ」
「ヤマクダマキモドキ」
「ヒメクダマキモドキ」と主に3種いて、
幼虫の時点で見分けるのはとても難しい種類だそうです。

調べた限りでは「ヒメクダマキモドキ」の亜終齢のようですが…
断言はできません。

でも正確に知りたいな~と思っていたところ、先日家の中で成虫を見つけました。
とっても近くにいたからっておんなじ種類かはわからないけど…



メスですね。
翅の下のラインが白くない&前脚が緑、産卵管の形、
とりあえずこの子はヒメクダマキモドキと断言していいのでは!(自信なし)

この子もKちゃんと観察したけど、まだわからないままでした。

イタドリハムシの羽化したて説もでましたが、
でもこのところツアー&来客で頻繁に裏砂漠に行くたびに観察してるのですが、
いっぱいいるし、かなり激しく動き回るし、
触ってみると結構固い感触。

これで成虫なのでは??
と思って調べたところ、「キイロクワハムシ」
がそっくりでした!
これも、見た目がそっくりだからと言って断言はできないかもしれませんが
ミズキ・クワが食草だそうで、ミズキはたくさん生えているので、
ということは有力な手掛かりが見つかったような?
引き続き、どなたかわかる方、教えてくださいませ!です。

今日も裏砂漠に行ったらいました。
でも早くてうまく撮れなかった!



んーとなっていたら、また小さい動くものが。
!!と思ってみたら、また違う生き物でした



いろんな生き物がいるのは楽しいけど、調べられる気がしない~
しばらくは同定は試みず、観察し続けようと思います(あい)
コメント
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