グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アイデアは無限大!

2018年08月07日 | ツアー
今日はずいぶん涼しい1日でしたが、昨日まで猛暑と日照りのツアーが続きました。

ここ数日間のお客様は、学生時代の陸上部仲間とダイバーの混合チーム、防災を学びにきた小学校の先生チームと南紀熊野ジオパーク事務局Hさんの混合チーム、小学校の自由研究で火山をまとめる予定の(?)お子様のいる2家族、そして保母学校の同級生チームと様々。歩いた場所も様々、天候も様々、出会った生き物も様々でした。

今日はその中の「学生時代の陸上部仲間とダイバーの混合チーム」の皆さんとのツアーを報告します。

8月3日(金)
この日も、とても暑い日でした。
遮るもののない炎天下を歩くので、自分用の水と予備の水、休憩用のアイスコーヒーなど、合計3,6Lの水分と塩分チャージ等を持って出発。

黒い溶岩はとても暑いのですが、みなさん元気で…


山肌を流れ下った溶岩流の上で、久しぶりに「流れるポーズ」を見ました!(笑)


でも途中でバテないように、休憩を取りながら進みました。


三原山の上から眼下に広がる平らな地面(カルデラ床)と、その奥のお椀の淵のような山(外輪山)を見て「もんじゃ焼きみたい」とお客様。

初めて聞く感想がとても面白かったので、もんじゃ焼きの写真…じゃなくて航空写真と一緒に、写真に写ってもらいました😃

火口近くから流れてきた大きな岩では「岩を止めている写真を撮りたい」と元・陸上部チームのみなさん。

合宿では坂道ダッシュを何本もしていたということなので、基礎体力ありますよね〜😃

ところで、夏は雲があっという間に景色を隠してしまうことがあります。
この日も…

南から雲がモクモクやってきたので、まずは火口展望所に急ぎました。

無事火口を見た後、できるだけ長く雲の影がありそうな場所でランチタイムにしました。

この日は南からくる雲が、ある程度三原山に沿って流れると消えていく…という天気で、この場所でギリギリ…石がゴツゴツしていて座り心地は悪いけれど、仕方ありません(^◇^;)

それでも時々、雲の切れ間から太陽が顔を出すと一気に暑くなり…

心の中で、雲を呼んでいました(笑)

ここでも元気な、元・陸上部チームは…

楽しいトリック写真を撮っていました😃

ところでこの日、火口一周を歩いていて一番驚いたのが、数10匹で群れていたカメムシが次々にシオヤアブに食べられていたことです!


なんとカメムシを食べながら交尾しているものもいました!(驚)

この状態のシオヤアブが何組もいました!!

縦になって捕食&交尾しているものも!!


あげくカメムシを捕まえたまま、私のカバンに止まるものまで現れました!!

餌が集まる場所は、繁殖の場所でもあるのですね。
生きるための戦い…小さな虫と言えど、本当にすごいです。

山を降りた後の草地では…


今の時期ならではの色使いの植物たちを愛で…


裏砂漠で短距離走!!

やっぱり、すごい体力です!

この後2組のお客様たちは、互いに協力しながらシャボン玉大会!笑


とっても楽しそうでした😃


そして今までにないトリック写真も、ダイバーのお客様に教えてもらいました。

で、最後の写真はこれです!(お客様にもらった写真です)

アイデアは無限大ですね!😃

…ということで、猛暑で大変な夏ですが、毎回違うツアーを楽しんでいます。
ツアーにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

(かな)
コメント
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