グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

いっぱい共感!

2020年12月15日 | ツアー
日本海にある「隠岐ユネスコジ世界オパーク」の事務局スタッフをしているMさんが、休日を利用して来島され、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

およそ2億5000万年前のものもある隠岐の石に比べ、わずか34年前に地上に出てきたスーパーヤングな溶岩。

「お若い溶岩〜」というお客様の表現が面白くて、とってもツボにはまりました(笑)

昨日までの強風も弱まり、雪を被った富士山や大室山がくっきり見えて爽快でした。

(火山がいっぱいだ〜)
    
朝8時のスタートだったので、太陽の位置が低く、鳥居の少し上で輝いていました。

あと少し早ければ、鳥居に太陽が入ったのかも?(ちょっと残念😅)

最初やや少なめだった噴気は、見ているうちにどんどん量が増えていきました。


こりゃ〜すごい!

これは絶対、遠方からのお客様への三原山からの挨拶に違いないです(笑)

三原山下山後も、ダイナミックな火山風景を楽しんでから…


ススキの中を歩きました。

昨日の強風で種子が飛んだのか、キラキラ〜が、チラチラ〜に、近づいてきたけれど(笑)、十分キレイでした☺️

冬でも元気なアシタバが、ツヤツヤの葉を広げていました。

この緑色! 見てるだけで元気がもらえる気がします☺️

裏砂漠では、稜線で風と遊びました。

ちなみに、この写真カッコ良くて気に入っております❣️(笑)

樹海に入ったら、昨日の風のせいか、新たな倒木が数本増えていました。

昨年の台風の倒木は根こそぎ倒れているものがほとんどだったのに、今日見たものは幹の下の方が折れているものばかりでした。なぜ??

昨年倒れた倒木の幹から、新しい枝を伸ばして再生を始めたたくましい木。

ここではMさんが空を入れて写真を撮っているのを見て、私も真似してみました。

なるほどこの角度の方が、新しい枝たちが空の光を求めて伸びているのがわかりますね☺️

今度から、空入れて撮ろう!

Mさんは「ジオパークで仕事する前から、ジオパークに旅をしてきた」そうで、今回も「太平洋側の元気な火山にとても興味がある」と来島されました。

当然話が弾み、5時間半のツアーの間中、いろいろな話をしました。
地球のこと、火山のこと、生き物たちのこと、ジオパークのこと…
いっぱい共感したり、感心したりしました。

とても豊かな時間を過ごさせていただいたことに感謝です。
(まだ話し足りないような気も💦)

ところでツアー最後に、真っ赤に紅葉したメギの葉に出会いました。

1〜2cmの小さな葉っぱのツヤやかな赤!
ほのぼのしました〜❤️

(かな)
コメント
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