グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

夕暮れ時の裏砂漠

2020年12月13日 | ツアー
昨日、3名のお客様と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

朝から雨が降ってて「午後から止む」という予報だったので、先にお弁当を食べてから12時ごろ出発。

先は見えないけれど、雨は止んでいました。

女性陣は「ブラタモリを見て大島に来ようと思った」とのことだったので、番組に登場した看板前で写真を撮り…


1986年溶岩の「きわ」にも行きましたが、まだ遠くは見えませんでした。


5月が花の時期のオオシマツツジが、鮮やかなサーモンピンクの花を咲かせていました。

(蕾もいっぱいつけて、実に堂々とした咲きっぷりでした💦)

そして山の上の「火口一周コース」に着いたころから、雲が取れてきました。

もちろん皆さん(私も)「おおお〜!」と大喜び☺️

雲の向こうに、伊豆の山が見えてきたのも嬉しかったです。


風もないし、火口を一周することになったので、この場所でお茶タイム。


溶岩トンネルは表面が滑らかで座り心地が良いです❤️

ちょっと固いですが(笑)

日没が早いので、いつもより早めに休憩を切り上げて、火口一周コースを歩き始めました。
すると…

真っ黒の三原新山から放射状に伸びる雲!

あまりのカッコいい雲に、大コーフンして写真を撮りました。


火山弾の背景の雲も、良い感じですよね?


噴気と雲〜!!

(コーフン継続中・笑)

どの場所も、皆さんから「お〜!すごい!」という声がでる美しさでした。

最初が霧だったせいもあり、目の前の景色がより一層輝いて見えました。

コケの生えた火山弾の秋色(木苺の葉が黄色くなっていました)を楽しんだり

あれこれ観察しながら歩いて…

裏砂漠に着いたのは、日没の30分前ぐらいでした。


上空に再び現れた雲が、山の向こうの海に沈みつつある太陽の光で、うっすらピンク色に染まっていました。

普段なかなか日没ギリギリまで裏砂漠にいることはないので、いつもと違う色使いの景色が、とても新鮮でした。

こんな景色、見たことがない気がする…。

は〜、きれい!

ピンクに染まる雲に、見惚れっぱなしでした☺️

お客様は何度も「すごい」と、私と一緒に喜んでくれました。

そして「テレビで見るのと実際に来るのでは全然違う」「ここは変化が感じられる場所なんですね」と、ガイドにとって、と〜〜っても嬉しい言葉で、感想を述べてくれました。

日没20分後、なんとかライトなしで歩けるギリギリの時間にツアー終了。

夕方の淡い色の光の中を、お客様と共感しながら歩けて、とても幸せな昨日の午後でした❤️

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする