グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

明日からモニターツアー!

2020年12月18日 | 火山・ジオパーク
明日から、「6つの物語でめぐる若くて元気な火山の島」の第5〜6回のモニターツアーが開催されます。

コロナ感染が急増していますが、密にならないようスケジュールを変更し、感染予防により気をつけて実施する予定です。

数日前2回に分けて、ガイド仲間と下見に行ってきました。

「椿」をテーマとした日は、「きれいな花」としての椿だけでなく、なぜ伊豆大島は椿の島なのか?、椿は島の生活の中でどのように使われてきたのか?、などを見ていただきたいと考えています。

また、とても素敵な「椿に関わる人」に会っていただきたいと思っています。

お一人は、夏も咲く椿を作ろうと挑戦中の椿花ガーデンの園長・山下さん。

我が子に接するような愛情を、椿に注いでいる方

土づくりも工夫されています。


手入れの行き届いた園内は、美しくて快適です。


かわいい椿の木と富士山のセットが最高です😊


もうお一人は、喫茶店を経営しながら、昔の島の文化を残そす活動を継続されてきた藤井工房の藤井さん。


ここでは硬くて丈夫な椿の枝の特徴を教えてもらい


椿の木彫り人形の絵付け体験を予定しています。

このところのコロナ感染者急増を受け、工房での密を避けるため、2チームに分けて絵付けを行うことにしました。

体験をしない時間は、元町地区を散策しながら高田製油所を見学させていただけることになりました。

実は諸事情により、今日になって急にお願いしたのですが、快く2回の説明を引き受けてくれました(感謝)

2日目は、野外でのアシタバ観察ウォークと、農園でのアシタバ摘み体験。


畑まわりに生えた明日葉を観察しながら


昔の伊豆大島の風景を、島生まれのガイドから学び…


元気なアシタバが、どんなところに生えているのか話し合いながら歩きました。


両日ともスタッフは、不織布マスクをつけて、距離や会話などもみんなで徹底しながら、お客様をお迎えしたいと思います。

もともとコロナ感染の対策をしながらのジオツアーを、模索するために始まったこの事業。
今週末がまさに正念場。

参加した方が、「これだけ対策しているなら、感染するわけない」と思っていただけるよう、感染防止もおもてなしという気持ちでツアーに臨みたいと思います。
(かな)
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