グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

茨城県立並木中等教育学校フィールドワーク最終日(2024)

2024年11月06日 | ツアー
茨城県立並木中等教育学校フィールドワーク最終日は、バスで島の外周を回りました。

まずは、「長く噴火の影響を受けないと、こういう森ができる!」という、極相林の景色を上から見るため、数分だけバスを下車。

ブロッコリーのようにモコモコの、スダジイの森を見学しました。

続いて、同じスダジイの根っこの観察。

ここでも、生徒さんたちは好奇心を発揮!

全員で、探検に奥へ行ったまま姿が消え、しばらく戻ってきませんでした。
(なんでも一番奥がどうなっているか、調べに行ったそうです)

そして木の根の周りでは、傘がそり返った小さなキノコや

黄色い粘菌を見つけていました!!


続いて、極相林全体の風景を見るために、波治加麻神社へ。

道中、スギの幼木の幹がトゲだらけであることとか

木の幹に這っている、キヅタ(たぶん)の根っこを見つけて教えてくれました☺️


次に、火山と海が接することで起こる様々な現象と、海岸植生を観察するため、筆島海岸へ。

火山豆石、ボムサッグ、岩脈などのほか、岩に生えた植物が「どんな味か?」も調べていました。

🤣

秋を代表する海岸植物「ワダン」も咲いていました。

今年は暖かいから、あまり秋を感じないのですが、植物を見ると「秋」を実感しますね☺️

ランチタイムは、屋根のあるトウシキ園地という場所で。

雨でも良いよう、この場所をコースに入れたのですが、この日は爽やかな秋晴れ!

芝生で、のんびりお弁当を食べる生徒さんも数組いて、「今年は本当に天候に恵まれたなぁ〜」と嬉しくなりました❣️

近くに海がない生徒さんたちに、波打ち際まで行って海を楽しんでもらいたかったので、食後は砂の浜へ。
やはり…

複数人が、靴をずぶ濡れに🤣(最初から靴を脱いで海に入っていた生徒さんもいました)

一方、変わった石を拾って調べる生徒さんもいて…

黒い石についている白い粒は何か?と質問されました。

最初「塩の結晶かな??」と思いましたが、「柔らかくて指で押すと潰れる」とのこと。

…海綿の子どもかな??(何の根拠もない当てずっぽう)
生徒さんのおかげで、未知なる不思議にいっぱい出会えました☺️

地層切断面も端から端まで歩いて、丁寧に過去の噴火や土砂崩れなどの出来事を読み取り

最後まで元気に過ごして、つくばに帰っていきました。

みんな、楽しい時間をありがとう!
皆さんの将来を、楽しみにしています!!

(かな)
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